SPY×FAMILY 21話 感想[女には野望があった!!]男には本音があった ネタバレ

2022年12月26日

SPY×FAMILY 第21話「〈夜帷〉／はじめての嫉妬」感想

公式あらすじより引用

〈夜帷〉
ロイドの病院で働く事務員・フィオナの正体は〈WISE〉の女性諜報員〈夜帷〉。「オペレーション〈梟〉」の遅れに苛立つ彼女は、「フォージャー婦人」の役を自分に替えるよう提案。さらに独断でフォージャー家を訪問してヨルと対面する！

はじめての嫉妬
ロイドにもらったペンギンのぬいぐるみがお気に入りで、一緒に寝るアーニャ。その様子を嫉妬深く見つめる白い影が……。

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公式サイト、公式ツイッター（外部）

https://twitter.com/spyfamily_anime/status/1596511594757832709

氷の真顔 鉄面皮スパイ〈夜帷〉フィオナの本音

真顔が崩れたワンカットが切ない

ロイドさん大好き♡だからこそ彼が偽家族に安らいでいると解る

ロイドの教えを守るから本音は伝えない

フィオナさん切ない

クソデカ感情の人なのに切ない

フィオナさんもボンドも嫉妬の回か

ヨルさん大好きなユーリと対となるポジション

ほとばしる本音もいい狂気だった!!

アーニャしにそう!!

フィオナ『だから私と代われ』

担当CVは佐倉綾音さん

普段やかましいキャラを演じる事が多いので良いギャップでした

内心はやっぱりやかましかったですわ

まあおもしれー女!!

ロイドの教えを受けた後輩

一期「城」回で、スパイに大人気だったロイド

彼女は中でも過激派なんですな

クールなのは彼の教えを忠実に守っているから

が、当の彼が変わり始めている…

とは切ないポジション

逆にヨルさんに関して

ヨルさん側に恋愛感情的な意味で動きがないのが（漫画的に）意外

あくまで「妻」

家族である事に軸を置いているんですね

タイトルがタイトルですし

冒頭 〈夜帷〉

ハンドラー『来週の〈黄昏〉の任務だが…

　万全を期す為

　提案通りお前との共同作戦が決定した』

ヘアーサロン GHILLIE DHU 地下にある〈WISE〉のセーフハウスG

フィオナ・フロストへ指示が下った

前回は「工作員」でクレジットされていたバーリント病院事務員

今回からレギュラー化なんですね

妙に独特なカメラワーク

ナレーション『女は〈WISE〉のスパイだった』

来週の任務は〈梟〉とは別作戦

ハンドラーは彼女にロイドへの伝達と、二人で作戦を決めるよう指示

この「仕事」を口実に乗り込むのか

フィオナ『作戦〈梟〉の進捗は？』

もちろん捗々しくないものの、元々長期スパンの作戦なのだとの事

またフィオナは作戦始動時に別任務

なので「関われなかった」

運の悪いお人

フィオナ『今からでも私を……』

ハンドラー『コロコロと妻が変わってはイーデン校に怪しまれるだろう

　現地人の方が都合が良い事もある』

ハンドラーごもっとも

ですがまさか、現地国家側の暗殺者だとは知る由もなく

ヨルさんとこも相当秘匿性が高いのね

暗殺者もスパイも秘密が大切

『…フォージャー婦人がリタイアされた場合は、仕方ないですよね…』

ハンドラー『あ？ 良からぬことを企むんじゃないぞ？』

フィオナ『失礼します』

ハンドラー『あ、コラ！』

ヨルさんを再起不能リタイア…？

ハンドラーまたしても胃痛の種にお疲れ様です

ロイドさんに劣らず苦労性

そういや最近トップの人出てきません

そのぶん苦労をひっかぶってますな

ナレーション『コードネーム〈夜帷〉とばり』

『彼女には野望があった』

彼女は鉄面皮っぷりとワーカーホリックさで〈WISE〉では鼻つまみ者

手柄の為なら味方殺しもいとわぬと評判

ロイドの仕事を狙ってると噂へ

忌避されてる美人

暗転するタイトルバックが不穏

不穏ですが…？

Aパート フォージャー家の来客

ヨル『シチュー以外も早く上手になりたいです………』

フォージャー家、独り洗い物中のヨルさん

またも朝食に失敗

まるで食品サンプルのように固い目玉焼きに、飲んだアーニャが無言で器を取り落とすスープ

長年弟に絶賛されてたから仕方ない

胃液を吐かないだけ進歩してますわ

儚い

ヨル『えと…、どちらさまで？』

フィオナ『失礼。私、フォージャー先生の職場の同僚でフィオナ・フロストと申します』

これも偽名って事なんでしょうか

前回、病院に忘れていった虫メガネを届けに来たという口実で来室

また本来、スパイ同士の接触はご法度

部屋を訪れるなどもってのほか

今回は「口実」があったからなのか

フィオナ『（出かけている事は確認済みだ……）』

わざわざ届けて貰ったヨルさん

茶でも出さないと失礼かと思い招き入れる事に

完全に罠

ヨルさんってば気を使うタイプですものね

暗殺対象にも敬語ですし

ヨルさんとフィオナ・フロスト

ヨル『（わ～…、奇麗な方ですねえ……）』

冒頭で妻失格と落胆、フィオナは美人と感嘆

ただでさえヨルさんは自信がない上、ロイドさんが出来すぎて引け目

偽嫁リタイアフラグ乱立ですわ

シリアス展開ならね!!

フィオナ『（不倫相手が来たとでも思ってる…？）』

単にユーリとフランキー以外、初めての来客なので緊張しているヨルさん

そういやそうでしたっけ

動揺を誤解するフィオナ

まあ実際NTRに来てる訳ですが

フィオナ『（…この女、なかなかに隙の無い身のこなし…）』

見る目があれば解るヨルさんの凄さ

実際は想像の五倍くらい凄そう

ひとまず第一関門クリアですね

フィオナ『（とはいえ直接手を下しては諸リスクが高すぎる）』

まさか別の意味で高いとは露知らず

300％くらい死にそう

ヨルさんに100％勝てませんし、勝てても彼女の雇い主に怪しまれそうだし

何よりユーリくんに恨まれそう…？

いや二人は結束するのか？

結束バンドなのか？

フィオナ『（この女が自ら家を去るように仕向けた方が…）』

『お子さん？ アーニャちゃん、とても活発そうな女の子ですね』

あなた、義理の娘の世話なんて大変でしょ

と圧をかけていくフィオナ

常識的にはごもっとも

さすがスパイは常識に強い

ヨルさん『元気なのはとても良いことですっ』

『元気がないと、どうして良いか解らなくて困っちゃいますが…

　アーニャさんといるのはとっても楽しいですっ』

しかしヨルさんは天使だった

弟の世話で子育て慣れもしているんですよね

弟は立派な秘密警察に育ちましたが

嫁力が強すぎるヒロイン

フィオナ『そうそう…、フォージャー先生。職場でよくボヤいてますよ？』

『ウチの嫁はいつｍ』

しかし攻勢に出たその時、ロイド達が帰宅して作戦は瓦解

曰くちょうど雨が降り始めた

この人とことん運がない

しかし意外だったのは、ロイドが思った以上に彼女を警戒した事でした

スパイとしてかなり問題ある行動なのね

困惑のロイド＆アーニャ

ロイド『（どういうつもりだ？ 諜報員同士の要らぬ接触は避けるべき）』

表向き普通に会話し、並行して「読唇術」で会話する二人

声と唇の形を、別々にして会話してると

そんなん可能なの!?

腹話術の一種なのか

アーニャ『（こ、このおねえさんもスパイ!?）』

心が読めるアーニャには筒抜け

やっぱスパイ向きですわ

暗殺者にも向いてますが

アーニャの能力ってば応用範囲が広い

ロイド＠読唇術『（何が言いたい？）』

フィオナ＠読唇術『（〈黄昏〉ほどの御方が

　こんなおままごとにうつつを抜かしていては

　世界にとっての損失です）』

『（計画の見直しを提案します）』

ロイド＆読唇術『（お前が口を出す話じゃない）』

もっともな理由で計画自体に反対するフィオナ

ロイドはスパイに専念すべき

ましてや長丁場となる〈梟〉計画を任せるのは非効率的とはその通り

実際、他の任務も回され大忙し

提案自体は万理ありますわ

提案自体は

アーニャ『（もしかしてわるものスパイ？）』

『（かおもこわい）』

アーニャさんひどい

まあここは喧嘩腰だからかもですが

実際同僚にも評判悪いですし、美人と評したヨルさんのが特殊なんですね

一番嫌ってると思えば皮肉な話

〈夜帷〉の野望

フィオナ『（黄昏先輩…、好き）』

アーニャ『（ん？）』

フィオナ『（すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅきーーーーーーーーーーーーー♡）』

あーにゃ は はいになった!!

こんなクソデカ感情みた事ない!!

だいたい察せられましたが、やっぱり単にロイドさん大好きなやべー女だった

ヨルさん側のユーリ君みたいなポジションか

つまりやべー奴!!

『すき』

ドーン…、と効果音の重々しさがおかしい

愛が重いから仕方ない

効果音は口ほどに物を言う

想像上のロイド『うん！ 美味しいよ〈夜帷〉くん!!』

想像上のフィオナ『良かったですー♪』

想像上のロイド『君は洗濯も出来るし料理もうまいし最高だーっ!!』

想像上のフィオナ『そんなぁ♪』

『あ、先輩！ これ今月の稼ぎです!! ご自由にお使いください♡』

略

想像上のロイド『なんて完璧なんだ…、もうあんな鈍くさい女は不要だッ!!

　世界平和の為に君と結婚するよ!!

　〈夜帷〉君!!』

鈍くさいどころか作中一番素早いのはともかく

想像上では二人共別人でした

特に〈夜帷〉くんってばニッコニコ

笑顔が眩しい

なんだよ笑えるじゃねえか心の中なら!!

ナレーション『コードネーム〈夜帷〉』

『彼女の野望は、〈黄昏〉のお嫁さんになる事であった』

だいたい知ってた!!

ですがお嫁さんとは発想が可愛いですね

やはり準ヒロインだった

旦那を死ぬほど甘やかす決意をしている目だ

面構えが違う

フィオナの心の声『私の方が絶対奥さん役に適任なのに!!』

『任務の面でも家庭の面でも超絶サポートしてみせるのに!!

　ああ…、ハネムーンは南の島に……』

ロイド『（何を考えている…!!）』

開けてしまった地獄の扉に立ち尽くすアーニャ

読んじゃあいけない心もある

それが今回の教訓でしょうか

セルフ精神攻撃状態

平坦トーンの女スパイ

ただ内心でも、声のトーンはだいぶ抑え気味なんですね

てっきり内心では声自体別物なのかと

溺愛ヒロインに定評あるCV佐倉綾音氏

演じたヒロイン役多すぎ問題

ヨル『あ、コーヒー淹れますねロイドさん♪ アーニャさんはココアで良いですか?』

緊迫した空気にほのぼのと殺戮の化身が!!

甲斐甲斐しいですねヨルさん

だがアーニャ・フォージャー、初めてのクソデカ感情にロクに返事も出来なかった様子

ダミアン君もだいぶ君を好きだぞ？

フィオナの言葉を気に病むヨル

ヨルの想像上のロイド『いつもドジばかりでホント使えないんだ…

　当局に売ってしまおうか？』

『フィオナくーん、新しくヨメに来ない？』

想像上のフィオナ『え、良いんスか？ じゃ今度お宅に伺いますっ』

あらロイドさん人でなし？

だいぶキャラを掴みそこなっているヨルさん

彼女の自己評価の低さか

これはこれでフィオナさん可愛い

いつ当局に売られるか分からない人生でした

とはいえ国営暗殺者っぽい「店」

売られても平気？

ヨル『（そう思われても仕方のないことかもしれません……）』

泣きそうなヨルさんが声音含めて可愛い

朝、料理失敗したのが尾を引いてる様子

それじゃ当分、年がら年中離婚危機になりかねませんね

ロイドさんへの信頼不足が深刻

代われ…、私と代われ…

フィオナのモノローグ『ふっ…、先輩はブラック派よ…』

『ミルクを入れてるところなんて一度たりとも見た事ない

　そんな事も知らないで

　良く今まで妻役が務まったわね？

　私と代われ…』

しかしロイド、ヨルさんに貰ったミルクをドッボドボ入れるファンサービス

それはもうドボドボと

お前のコーヒーはボドボドだ！

しかしフィオナ、ショックを受けたが「キャラ付けか！」と解釈

スパイはキャラ作りが大事ですもんね

メンタルコントロール強い

フィオナ『（さすが先輩！ 好き!!）』

ロイド『（ミルクで少しでも胃へのダメージ軽減を……）』

正解は「フィオナの知らない先輩」

すいません胃痛なんですよ

視聴者視点では、ブラック労働とツッコミでよく萎びているロイド

前はもっと優雅な人だったんですね

好き！

アーニャの評価

アーニャ『（おねぇさんゆかい…）』

アーニャの好感度が上がった!!

しかしアーニャ、ココアをこぼしてしまい場をパニックに

愉快なのはお前だよ定期

フィオナのモノローグ『フッ…、粗忽な娘ね』

『先輩がキチンと訓練を施していれば

　コップが落下する寸前にキャッチ出来ていたはず……

　やはり忙しくてその暇がないのだわ』

なにそれこわい

フィオナにとってロイドは教官役でした

また実際、たまにボンドに訓練しようと考えている様子があります

が、アーニャには割と甘いと知る由もなく

ロイドさんむしろ優しいですよね…

ロイドさん『ボンド！ 絶対舐めるなよ？ お前には毒だからなっ』

ボンド（CV松田健一郎）『ワウ……』

ココアやチョコの原料、カカオに含まれる物質テオブロミンは有毒

怖いですね自然由来の化学物質

犬は人間より分解・排出力が低い為、"排出しよう"と嘔吐や下痢を繰り返す事になり危険

またココアはCV佐倉綾音さんの代表キャラ

フィオナのモノローグ『であればやはり』

『娘の強化育成は妻の役割…

　叱る事も出来ないこの女にはとても務まらないわ

　私と代われ…』

それはもうスパルタで鍛えてやろうと計画するフィオナ

スパルタ人もびっくり!!

曰く一ヵ月もあればステラ製造マシーンに改造して見せるわと内心で豪語

人体改造ネタ多いな今期アニメ!!

確かにロイドさんに良妻…？

アーニャ『（アーニャ!! このはは だんこきょひ!?）』

アーニャを敵に回した瞬間であった

歴史的敗北

勘のいいガキは嫌いだよ定期

読唇術で訴えるフィオナ『黄昏先輩』

『改めて妻役交代を提案します』

アーニャ『あ～、アーニャなんだか、ははにあまえたいきぶん～』

ヨル『え!? どうしたのですか急に!?』

アーニャ『ココアふいてくれるはは、せかいいちすき～』

ロイド『（なんだその理由……）』

良かったロイドさんがツッコンでくれた

さすが劇団アーニャ演技が雑

しかしヨルさん篭絡へ

可愛いのはアンタだよヨルさん定期

フィオナ『（私だって甘やかすくらい…）』

『そうだアーニャちゃん、今度凄く美味しい外国のココアをプレゼントするわね』

アーニャ『シャーッ!!』

アーニャ吼えたッ!!

古人曰く将を射んと欲すればすればまず馬を射よ

いわば馬に吼えられた歴史的失策

フォージャー家の悲劇

フィオナ・フォージャーなれず

アーニャ『なかよしのちちとははがいてっ』

『ボンドもいてっ

　アーニャ、フォージャーけのむすめでよかった～』

『ああ、すごくよかった～

　マジで』

オイ最後

ここボンドに頬ずりする作画が最高でした、ボンドも頬を染める幸福感

感動したヨルさんは頑張ると決意

冒頭での「妻失格」から復活へ

やりますねえ劇団アーニャ!!

フィオナ『（こぼさないよう躾けるのが教育でしょう。私と代われ。…ン？）』

ロイド『ヨルは十分頑張ってるよっ

　だからアーニャもこうして懐いてる…』

『それ以上に助けて貰える事なんてないよっ』

ヨル『ロイドさん……!!』

アーニャ並みに感動して泣きだすヨルさん可愛かったですね

恋愛というか子供二人抱えたようなロイド

しかし台詞前半は目が笑ってない

視聴者にも解るくらい作り笑顔でした

が、後半は本音…？

フィオナ『（偽りの笑顔…）』

回想のロイド『いいか〈夜帷〉！

　スパイたるもの、どんな時でも本音を表に出すな』

回想のフィオナ『イエス、先輩！』

回想ロイド『心を殺せ、隙を見せるな』

回想フィオナ『イエス先輩！

　私、これから一生ポーカーフェイスを崩しません！』

回想ロイド『いや、それはちょっと』

昔からツッコミだったんですねロイド先輩

内面と外面が激しく乖離したフィオナ

好きな先輩の教えを守ってるのか

好きだから表に出さない

これは仕事だ、といつも自戒してるロイドさんとは別の意味で辛い

本作の大人は皆真面目ですね

アーニャはかわいいですね

フィオナのモノローグ『国防軍のライオネル』

『闇商人のローレンス、政治秘書のロバート…

　色んな先輩をずっと見てきた

　私だから解る…』

過去、ロイドが演じてきた偽りの人物

特に最後は第一話の奴か

あの時も、政治家の娘を篭絡してヅラだという証拠を盗み取ったロイド

当時もフィオナさんキレてそう

フィオナのモノローグ『良く出来た作りものの笑顔……』

『…そこに滲む微細な本音……』

ここで辛くなったフィオナは帰途、ロイドは「傘を貸す」と口実で後を追う事に

ロイドが幸せだと垣間見えたのか

好きだから解る

好きだから辛い

コミカルながら最後に来て切ない

ポーカーフェイスの決意

フィオナ『今度の任務、先輩と二人であたるようにと』

冒頭でのハンドラーの指示を伝えるフィオナ

これで「家に来た理由」を伝えロイドは納得

ロイドが怖い顔で後を追ったのは、来た理由にずっと引っかかっていたからか

口実で本音を隠してしまう〈夜帷〉

ロイド『〈夜帷〉…？』

振り向くと、思い切りへの字口で涙を我慢していたフィオナ

崩れたポーカーフェイスが切ない

めっちゃ堪えてる…

フィオナのモノローグ『今日が雨で良かった…』

『この気持ちは隠し通す』

略『何故なら、私たちはスパイだから

　大好きな先輩にそう教わったから

　いつか冷戦が終わるその時まで……

　だけど』

スパイだから本音は見せない

ロイドと同じ理由で自戒するフィオナ

ただ第一話冒頭など、ロイドは自分の人生自体をもう放棄した節があります

対しこちらは期限付きなんですね

難しい所ですけれども

雨の中での告白

雨も冷戦もいつか終わる

どことなく象徴的な場面でした

その障害が敵国極右政党総裁であるデズモンドなのか？

或いは彼も案外いい人なのか？

『先輩』

『（偽りの夫婦でもいい。今はただ傍に）』

『今の先輩はおままごとで腑抜けています』

『（次の任務で私の有能さを示し、証明してみせる）』

『私の足を引っ張らないようお願いします』

『（あなたの妻に相応しいのはこの私以外いないと…!!）』

背を向けたまま、建前と本音が交錯する姿が健気なラスト

冷戦が終わるまで告白しない

そう決めたフィオナは、せめて「偽の妻になりたい」と切望しているんですね

第一話時に忙しかったのが惜しい

間の悪い遅れてきたヒロインか

雨が似合う氷の真顔

Bパート はじめての嫉妬

ロイド『アーニャ、そろそろ歯ぁ磨いて寝ろー』

アーニャ『うぃー』

今回も事実上のBパートがない変則編成

冒頭⇒OP⇒CM⇒Aパート⇒ED⇒今ここ

スポンサーに怒られそうな編成ですね

その分、各CMパート長めだった気も

アニメ「それいけ！陸軍測量部くまさん分隊」
アーニャ『このしろいクマさん、ボンドみたいだな？』

ボンド『わふっ』

隊員『うわー!? ペギー隊員が撃たれたー!?』

ペギー隊員『あたいを置いて先に行くんだ…

　頼んだよ…

　平和の地図を、完成、させ、て……』

アーニャ『ペンギンがー!?』

ロイド『ほら寝ろと言ったろ!! なんだこの渋いアニメはっ』

ロイドさんまったくである

戦前戦後の日本でも、軍事関係の話が少年誌などをにぎわせたのと同じ構図でしょうか

当時は戦闘機などが誌面を賑わせたもの

懐かしいですね

アーニャ『きょうはペンギンさんといっしょにねる……』

結果アーニャはペンギンのぬいぐるみを抱いて就寝

これを見つめるホワイトヘアード犬

ボンド、初めての嫉妬

お前かよ

まさかヨルさんが嫉妬マスクに変身して大暴れする話とまでは思いませんでしたが

てっきりラブコメ展開なのかと…

こっちかぁ……

アーニャ『ペンギンがしんでるー!?』

ペンギン村殺ペン事件 ～白い犬は毛の香り～

ボンドはんやっちまったな!!

前回も仲良く同室で寝ていたボンド

ここに繋がるのか!!

アーニャ『ボンドなんかだいきらいー!!』

ボンド（CV松田健一郎）『ワ゛ーン?!』

毎回、誰かがガーン！ってなりますね!!

今回はおめーかよボンド!!

犬もガーンとするアニメ

人犬同権ですね

力なくたれる尻尾

ボンドの「俺じゃないッスよ」アピールといい可愛い

犬ってこういうとこありますよね

夜中、嫉妬してペンギンを食い荒らしたのか

絵面を想像すると軽くホラー

このペンギンがいい理由

ヨル『私が縫って治してあげますっ』

アーニャ『ペンギン、いきかえる…？』

ヨル『……………………』

最高の笑顔のまま答えなかったヨルさん

もちろん残念な結果

ほらヨルさん、二話も「お片付け以外は駄目」って言ってましたし!!

治すより殺すのが商売ですから!!

ヨル『あれ!? 何故か首がもげてしまいました!?』

アーニャ『わ゛ー?! もっとしんだー!?』

だからって無意識に首を狙う暗殺者の鑑

急所狙いが大事ですもんね!!

しかも補修に使った糸は「赤」

血を流してるみたい!!

『このペンギンさんがだいじなの!! ちちにもらったやつだもん!!』

また買ってやるというロイドさん

ですが理由が温かい

そういや前期最終回、ペンギンパーク殺人事件で買ったんでしたっけ

ボンドと彼はほぼ同期

ライバルだったのか…

戸棚を漁るボンド

と、直しつつ無言で見ていたロイドさん

何を探ってたのかと思いきや…？

ボンドはかしこいですね…

アーニャ『……なんだか、ふらんけんしゅたいん…？』

結果は万能ロイドさんにしては意外

繕い跡だらけの傷だらけ

アーニャはかしこいですね

ロイドのスーパー弁護術

ロイド『き…、傷は戦士の勲章だ!!』

『エージェント・ペンギンは、平和を守る戦いで名誉の負傷をしたのだっ』

アーニャ『くんしょうっ!!』

さすがロイドさん、アドリブの鬼！

12話でのアーニャは、彼を「エージェント」として入隊させたんでした

設定を汲んだアドリブ!!

エレガントだロイド・フォージャー!!

アーニャ『!! あくのボンド!! なにしにきた!!!!』

『ピーナツ？（アーニャにあやまってる…？）』

さっき戸棚でピーナッツを漁ってたのか

ソルト・ピーナッツ

アーニャの大好物

最近言わなくなったので忘れてました

OPも変わりましたし

ロイド『ボンドマンも言ってたぞ？』

『"昨日の敵は今日の友"、と』

アーニャ『じゅうはちわのせりふ!!』

ロイドさんちゃんと覚えてるのか

あくまでスパイとしてのスキル

会話術の一環だとしても

ですが「良い父親」ですわ

アーニャ＆ペンギン『わ、われはふかくきずついた』

『だがこんどのせんそうは、ピーナツにめんじて しゅうけつさせてやるっ』

『あと…、アーニャもきらいっていってごめんなさい…』

ちゃんと「自分」でも謝るのが健気

ボンドさん感涙エンド…!!

全くアーニャ✖ボンドは最高だぜ!!

いい尻の穴だった!!

アーニャ『へいわじょうやくにちょういんだ！』

ロイド『（東西もこれくらい簡単だと良いのだがな…）』

ペンギン入隊回を思い出す、ボンドとの和平

ロイドさんの発想がプロ

過去戦争があり、いつ戦争になってもおかしくない世界

ボンド加入編も戦争危機でしたものね

次回、第22話「地下テニス大会 キャンベルトン」

って明らかにバカ回だこれ!!

ロイド＆フィオナの任務回

やはりテニスといえば縦ロールが伝統なのね

ロイドさんは髭面でもイケメン!!

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2022年12月26日SPY×FAMILY 2期2022年秋アニメ,SPY×FAMILY,アニメ感想

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