SPY×FAMILY 2期 第32話 感想[未知に立ち向かえ黄昏!!]豪華客船編3 Season2ネタバレ

2023年11月26日

SPY×FAMILY Season2 第32話「誰がための任務」感想

公式あらすじより引用

アーニャの機嫌を取ろうと、「楽しく愉快な父親」を目指してお土産を選ぶロイド。一方その頃、護衛任務中のヨルは、殺し屋の一人・鎖鎌使いのバーナビーと対峙していた。殺し屋たちの襲撃が激しさを増していくなか、ヨルは〈いばら姫〉として戦う理由を自問自答するのであった……。

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戦いの中、未知な"足の重さ"に戸惑うヨルさん。豪華客船編も大詰めへ

SPY×FAMILY Season2 第32話 感想

疑似家族、フォージャー家を壊したくない

戸惑いで足が重くなるヨルさんが切ない

ロイドさんも疑似家族を「任務」と捉え、未知に立ち向かう様がクソマジメすぎる

何もかも忘れるアーニャが癒し

古人曰く子はかすがいってな!!

次回、ようやく衆人環視を避けられる花火大会で最終決戦

予告時点であのヨルさんがボロボロとは……

やはり数、戦いは数なのか兄貴?

ロイドさんの出番?

意外にロマンスだった"偽夫婦"

護衛の趣旨は、生き残ったマフィアの妻・嫡子を守る事ですけれども

彼女の“夫役"が意外にガチ恋

昔、彼女に救われたんですね

あんなの恋に落ちるしかないですわ

ヤクザながら一般人に近い

偽夫婦ながら、このまま幸せにやれそうなのがちょっとした救いでした

それとも次回で肉壁になってしまうのか?

キーワード「十年前の戦争」

ハンドラーが折に触れて言い、ロイドさんが従軍したという東西の戦争

その戦後の悲惨さが改めて描写

マフィアが救いだった面も確かにあるのか

ロイドさん達は戦争を防ぎたい

その重みを改めて感じるエピソードですね

若い頃の姐さんかわいい

そら惚れるわ

次回、花火大会の決戦

船上で花火大会、これで派手にやりあえる訳ね

また情報屋が謎の"対策"

殺し屋に裏切られた時の対策らしいも

何を考えてるか楽しみ

Aパート vs鎖鎌のバーナビー

ヨルさん『お二人とも下がっててッ!!

前回、衆人環視も厭わぬブチきれた殺し屋強襲

ヨルさんでさえ気配を感じ損ねる難敵

しかも武器は鎖鎌

これはもう実質ニンジャなのでは?

ヨルさん『(見た事ない獲物…、中距離タイプでしょうか?)』

略『(武器の扱いがとってもお上手な方ですね!!)』

お上手

相変わらず謎の丁寧さで対応するヨルさん

が、敵は東洋の神秘

未知数ゆえに対応が難しいのか

まさにオリエンタルマジック

『え?あのひと刃物振り回してない?』

しかも衆人環視

もし騒ぎになり、船が引き返すことになれば亡命ミッション自体が失敗になってしまう

いつも脳天直撃して殺すもののそうはいかない

つくづくヨルさんに不向きな戦場ですね

なぜ店長は不向きな仕事を?

アーニャのフォロー

アーニャ『わー、すごーいっ!』

略『さーかすのおねぃさん、かっこいー!!

救いとなったのはまさかのアーニャ

ウソだろアーニャさん!!

あの子が適切な嘘を!?

客『なんだ大道芸か!』『さすが豪華客船!!』

問題はすべてクリアされた!!

なんだダイ・ドー・ゲーか

前回、鎖鎌なんて忍たま乱太郎みたいな武器が出て来たなとは思いましたけれども

なるほど「大道芸みたい」で誤魔化せたのか

ありがとう東洋の神秘!

ヨルさん『(た、助かりました~!)』

『(アーニャさんにも私だとバレてない模様!)』

んなわきゃない

ヨルさん素直

ですがおかげで心配が一つ消えた

仮面の美女と巨漢が丁々発止で渡り合う

確かに芸ですサーカスです

ガンダム風にいえばサウザンド・カスタム

ヨルさんの「足の重さ」

ヨルさん『(やりづらい……)』

しかし敵の懐に飛び込めない状況はそのまま

なまじ豪華客船、遮蔽物がない広い通路なので中距離戦闘型が有利なんですね

おのれブルジョワ

しかしヨルさんの腕力相変わらずおかしい

ヨルさん『(……いや、違う……?)』

『(私の足が重い…? どうして……? 踏み込むのを躊躇している……?)』

苦戦の本当の理由は未知な躊躇、言い知れぬ気持ちに困惑するヨル

本来は中距離でも関係ないのか

鎖を飛ばすなら掴めばいい

距離をとってくるなら、傷付くことを恐れずに飛び込めばいいだけなんだと

本来「この程度」どうって事ないのね

どうなってんのこの人

ヨル『〈えーと…、えーと……!?〉』

パニックに陥り膠着状態となるヨルさん

二期冒頭、尻に被弾して殺し損ねたヨルさん

ヨルさん「らしくない」被弾

今回はあの延長線なんでしょうか

鎖鎌のバーナビー『(面倒だ……)』

『(薙ぎ払うついでに、こいつらも処分しとくか……)』

しかし戦いが長引き、苛立ったのはバーナビー

意図的に観衆を狙おうかと思案

ごもっとも

むしろ巻き込んだり人質にしたりしない、たいした腕前だと思って見てましたわ

あくまでヨルさんだけ狙い続けてたバーナビー

が、邪念が命取りだった……?

我知らず手が震え出していたバーナビー
鎖鎌のバーナビー『ひぃ!?

ヨル、バーナビーの殺意を感じ取ったのか?

いきなり殺意全開で突撃

その圧に、我知らず怯えたバーナビーは一瞬で制圧されてしまいます

まああっさり!

BGMもエレガント!!

目つぶしのように指二本で襲い掛かるヨル

バーナビーの怯えっぷりが気の毒

ですが幸い、ヨルさんは「大道芸」に見せかけるべく急所だけを狙ってバーナビーを昏倒

無事エレガントなBGMで制圧へ

プレシャスエレガント!

観客『いや~!すごいもん見た!!』

『コンセプトがよく解らなかったけど!!

ヨルさんは鎖を逆用してバーナビーを拘束

お辞儀するように誘導して決着へ

ウソみたいな瞬殺でした

多分ヨルさん、彼の殺意に反応して「殺させない」為に全力で襲い掛かったんでしょうか

迷いがリミッターごと外れた感じか

アーニャ『(はは おっかない……)』

『(こんどから もうちょっと いうこと きこうとおもう……)』

前回ラスト、どうなるかと思ったも瞬殺

大道芸に見せかけ無事解決へ

クサリガマのバーナビーが…

そも苦戦した事自体、ヨルさん自身にも分からない躊躇が原因だったと

本来鎖鎌のバーナビーも敵じゃなかったのね

不憫な鎖鎌のバーナビー……

鎖鎌相手に怒濤の白兵戦

終盤、殺意でバーナビーをビビらせたヨルさん

以降はあっという間の決着でしたね

不用意に鎖鎌を放たせ、ヨルさんは“鎖の一つをピックで床に縫い留める"ことで鎖のベクトルを変更

ピックを軸に、鎖鎌の先端は投げたバーナビー側に回転してしまいます

利用して彼を鎖でぐるぐる巻き

動きを封じて気絶させ決着

投擲武器は、力の向きを変えるだけで投げた当人に予想もつかない動きをする

鎖だからこそバーナビーを拘束し無力化できた

上手い決着でしたわ

パリピロイドさん

ロイドの心の声を受信するアーニャ

アーニャ『(ゆうしゃアーニャ さいこうのぼうけんに むねのたかなりを おさえきれない…!!)』

無事、ロイドが着替えてる間に事を収めた

すげえよアーニャ嬢

いやすげえのはヨルさんですけれども

今回随一に良い顔だった…!

ロイドさん『これ、全部ください』

アーニャの計算外はロイドさんの恰好

なんですかこれ

パリピロイドさん爆誕であった

本来センスが良いロイドさんが「センスのない着こなし」を試みた結果がこれだよ!

ちゃんと木刀も持ってる……!!

ロイド『(抜かりない……!!)』

『(どこからどう見ても"ハッピーで愉快な父親"だ……!!)』

アーニャ『くそださい なえる

萎えるねェ~

ロイドさん無事 心を砕かれ終了

人の心とかないんか?

やはり彼にパリピとか無理だったんだ……

妙に似合ってる気もしますけれど……

殺し屋リーダー格と情報屋の通話 

本来のグレッチャー母子客室 

客室係『いや~、しかしどんだけ派手な夫婦喧嘩だったんだ? あそこの客~~

客室係『アイスピックがベコベコだったな!

前回、暗殺者に襲われボロボロにした一等船室

その修繕を終えて呆れる客室係

応急処置が

室内は銃弾で穴だらけ、アイスピックで大暴れした事にしたんでしょうか

完全に殺す気ですよそれ!

すれ違い様に船室に忍び込むリーダー格

殺し屋のリーダー格『(……屋敷で確認した香水とは別物だな……)』

ころしや は おおきく いきを すいこんだ!!

残り香を良く噛んで嗅ぎ分ける殺し屋

酒を「噛んで」香りをかぎ分けるようなものでしょうか

さすがリーダー格ともなると多才

情報屋に何かないか確認するリーダー

リーダー格『航路からしておそらく…

 連中が亡命のアクションを起こすのは明日の夜以降……

 その時が来たら

 否が応でも姿を現すさ

今度は盗聴器からもめぼしい情報は拾えず

情報屋は手詰まり

リーダーの読みも正しい

ようやく前回時点でヨル達が想定した、"明日の夜まで静かに待つ"状況となったか

以降はヨルさん達も外に出ず

気になるのは「情報屋」の動きですね

モブ殺し屋『船を降りる前に、払った代金"回収"させて貰うかぁ~、ハハハ』

情報屋を殺そうと軽口を叩く殺し屋が

情報屋には代金を先払い済み

それが無駄になりそうだから殺そう、と勝手な話をして「盗聴」されてしまいます

殺し屋自身にも盗聴器を仕掛けてたのか

情報屋『準備だけはしておくか……』

殺し屋に裏切られた時の準備?

乗り込んでる秘密警察への通報、情報の横流しでも準備してるんですかね

いずれにせよロイドさんの役に立ちそう

緊急事態となれば気付くでしょうから

夜 ロイド・アーニャ組

ロイド『子供はもう寝る時間だ、帰るぞっ

アーニャ『アーニャのぼうけんは まだ はじまったばかり……

そのまま調度品にぶつかって停止するアーニャ

嘘みたいだろ、寝てるんだぜそれ……

何やらフラフラしていたアーニャ

単に眠かったのか

子どもは皆成長期、身体を成長させる為に「眠くなる」ってものでしょうか

ヨルさんとも連絡はとれず終い

ファーシル・グレイが参加した理由

二等船室 部長が手配した予備の部屋

ファーシル・グレイ『……ぷはーっ! マジビビったぁ!?

盗聴器なし尾行なし、食料たっぷりの部屋

安堵のあまり叫び出す“夫役"ファーシル

見た目の割にフツーだ……

一連の暗殺騒ぎで、内心ビビリ倒していたと告白してしまうファーシル

気絶しなかっただけ立派だぜ兄貴!!

ファーシル『冗談じゃねえよ!? 帰りてえよ!!』

“妻役"オルカ・グレッチャー『騒ぐんじゃないよバカ!!

ファーシル『だって姐さん見ましたァ!?

姐さんなんだ……

急にざっけない口調になったオルカさん

こっちがなのね

若い頃はきっとスケバンだったに違いない

オルカ『てゆーか、なんでついて来たのさ?』

『こんな危険に巻き込まれる必要なんてなかったろ

言われて、顔真っ赤にするファーシル

ガチ恋やん

大好きやん

当初、忠義に篤い元幹部クラスかと思ったも「変に素人っぽい」のが違和感あったも

恋と漢気の下っ端ボーイだったか……

ファーシル『……見くびらんでください』

『ボスに受けた恩を忘れるほど腐っちゃあいねえッスよ……

恋心と先代マフィアへの恩返しだと

そも彼は両親も健在

同行すれば生きて帰れない

だというのに、今までの生活を全部捨てて「護衛」を買って出てくれたんですね

やるじゃないですかうんこたれ……

ファーシル『戦後、食い物も何もねえ時代……』

『ファミリーが仕切ってた闇市がなければ、俺は野垂れ死んでた……

日本の戦後を思わせるエピソード

違法行為である闇市

しかし違法だろうが、とにかく食えなければ生きていけなかった時代の話だと

違法だけにマフィアが仕切ってたのね

力こそが正義なのだ……

オルカ・グレッチャー『これあげるっ!』

『皆にはナイショだよ?

中でも当時、パンを分けてくれたのがオルカ

当時からファミリーの一員だったのか

殺されたのはボスと息子

ボスに信頼され、息子の嫁になったらしい

彼女もバリバリなマフィアなのね

素顔こんな"だった"のか…

ファーシル『今でもあのパンの味を覚えている……』

『俺が、ここにいる理由はそれだけで十分です……

めっちゃロマンスだった……

これは恋に落ちますわ

どうもファーシル、ロイドさん達よりかなり若いっぽい

ゴツいけど純情な男だった……

高円寺純情商店街やん……

ファーシル『ハプーンの野郎! 軍需産業で儲けようと開戦派に取り入ろうとしてんスよ!』

『クソ野郎ですよ!

これが先代が殺された原因なんですかね?

下剋上した奴は戦争で儲けようとしてる

対し先代らは穏健的だったらしい

戦争を防ぎたいなら、ロイドさん達とも相通じるものの

ガーデンはどうなんでしょうか

終戦から十年、マクマホン部長の動機

ノック音

ファーシル『ごめんなさぁい!! 嘘でぇす!?

生きろ正直者!

ビビって姐御の後ろに隠れるファーシル

うーんこの一般人ソウル

いざというとき漢気を見せそうなタイプ

死ぬなよ旦那!

マシュー・マクマホン部長『いばら姫あなた

『さっきの部屋で、私とのノックの合図忘れてドアに近付いてたでしょ

開口一番叱られるヨルさん

ごもっとも

本来、ノックされたら敵だと思えの教えなんでしょうか

オルカが気付かねば終わってましたものね

マクマホン部長『お休みください』

略・ファーシル『ね、寝られるかこんな状況で!?

構わずわくわく暗殺武器セットを持ち出す部長

ちゃんと武器持ち込んでたのね

前回ダーツで戦ってたから持ってないのかと

持ち運ぶ方が危ないと判断してたか

ファーシル『殺し殺されが当たり前ってか~』

いやホントこの人ド素人なんですな…

部長に愚痴りまくるファーシル

護衛に殺されるとか思ってない素人っぷり

ファーシル『終戦から十年以上経ったってのに』

『まだあちこちに転がってんだな、戦争ってのはよォ~

さらりと気になるワードを挟む名人芸

まだ十年ちょいなのか

そら再発を恐れるのも納得

第一話では、前の戦争の折ロイドさんも幼くて何も出来なかったと回想

従軍したという話もあったはず

戦後だからこそ“戦う事"への忌避感が薄い

そういう側面もあるのか

マシュー・マクマホン部長『人が人である以上、戦いに終わりはない……』

『戦時だろうと平時だろうと

『我々は常に護国の兵たるのみだ………

去り際、ヨルさんを威圧して去っていく部長

ヨルさんは集中できてない

さっき「足が重くなった」一件を見透かしたような発言ですね

そんなマシュー部長も既婚者らしい

左手を敢えて描くのが意味深

死別されたんでしょうか

誰がための任務

ヨルさん『お休みになって下さい、横になるだけでもいいです』

やがてヨルさんが徹夜番して夫婦は就寝

結局ファーシルは高鼾

むしろオルカの方が寝られなかった様子

本来この護衛は保険で、敵が来ない想定だったので人手不足感が否めませんね

ヨルさん、部長こそ体力温存必須なのに徹夜

部長は警備・兼・暗殺に出たとの事

ヨル『(結局ロイドさん達に連絡できませんでした……)』

略『(あの「足の重さ」は……)』

『(怪我を負うのを恐れていただけかもしれない……)』

『(言い訳が出来ないほどの傷をあの二人に見られたら

 あの家にはもう

 いられなくなるから……)』

略『(優先順位を間違えてはいけない)』

略『(何の為に…、私は何の為に……)

フォージャー家はあくまで偽装家族

偽装の為に任務を、ユーリを安心させる為の「仕事」に支障が出てはいけないのだと

とはいえだいぶ揺らいでしまったヨルさん

仕事か「偽家族」か

フォージャー家が「仕事」に支障をきたし始めてしまった

店長は確認すべく依頼したのか?

ぶっちゃけこの任務は失敗していい?

ガーデンとしては、マフィアが本来の形に戻って欲しいとは思ってるでしょうけれども

それはかなり難しいし先の話になる

守るメリットは薄い気

そんな失敗していい過酷な任務だからこそ

敢えてヨルを当てたんでしょうか?

彼女がちゃんと仕事できるか確認する為に?

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Bパート ペットシッター

フランキー『俺はペットシッターでもガキんちょシッターでもないっつのー!!

とは言ったも、秒で手の平を返すの巻

スーパー安い男だぜ!!

フランキー、ボンドの散歩中に美人に声を掛けられ「散歩も悪くない」と転向

なんという柔軟な思考の持ち主なんだ!!

犬連れの美人に声をかけられたフランキー

フランキー『ボンドお前…、ウチの子にならないか?

それはもうボンドに鼻で笑われたそうじゃ

この犬、賢過ぎる

さすが知恵の実計画の産物

早朝 ロイドさんのモノローグ

ロイド『監察力、判断力、対応力

 全てを極限まで研ぎ澄まし

 今日までこの世界を渡り歩いてきた……

朝焼けで黄昏る〈黄昏〉

プロだという自負

それが俄かに揺らぎ始めてしまったのか

後の1/Nのゆらぎである

回想のアーニャ『こっちくんなー!』『くそださい』『あばばば…』

ロイド『俺は自惚れていた……

『世の中にはまだまだ未知なるものが存在する……

 己の持つ情報と経験だけを

 過信してはならない

今章とにかくクソマジメなロイドさん

そこまで悩まんでも

ですが実際、まだアーニャやヨルさんの正体に気付けていない

情報と経験の埒外だから

作中、超能力を考慮する場面が一切ないロイド

それほど「ありえない」ものらしい

『人の恐怖の根源は〈未知〉だ』

『目に見えぬ悪霊も、隣国や隣人も、"正体を知らない事"が恐れを抱かせる

『ある者はそれを"理解できぬもの"と切り捨て

『或いは見ぬふりをし

 ある者は知ったつもりでラベリングをし

 心の安寧を図る……

特に“ラベリング"は目立ちます

先のユーリ編、秘密警察を「国家の犬」とラベルで分けて蔑んだ奴とか

ユーリが単なる売国奴だと責めた事とか

レッテル張りして貶める

そうすれば自分が正義だと安心できるから

亀裂が広がる一方ですわ

ロイド『俺は…、俺は諜報員』

『俺は〈未知〉を恐れない

『いや…、正しく恐れ正しく対処する

大切なのは正しく怖がる

恐れる事で相手、状況を正確に理解すればトラブルは避けられる

きっと正しく理解し対応するのが大切

さすがロイドさん

ロイドさん『科学者たちが暗がりに明かりをともしたように……』

『ウィルスやワクチンを発見したように……

『クルーズ二日目、俺はこの難局を乗り越えてみせるッ!!

いいこと言ってるのに無駄に壮大

クソマジメすぎる

実際、悪霊と言われてたのがガスだとかウィルスが原因だったなんて良くある話

正しく理解する事で正しく対処できる

しかし理解できるのか?

アーニャを?

ぐっすり寝てて可愛い?

接待中止説明

マクマホン部長『ゆうべ夫婦で酷い喧嘩をしたようでねえ

 グレイさまがうんこを漏らした事により

 奥様がご立腹で……

理由が風評被害すぎる

ファーシルは市役所で語り継がれてしまうのか

こうして二日目の接待は全中止

百貨店誘致の話もなかったことになったと説明

日々のうんこが大事です

江戸幕府感ある

アーニャ ちちむちゅう作戦

アーニャ&ロイド組

アーニャ『♪ ゆうしゃアーニャの たびは つづく~♪

ロイド『(観察…、判断…、対応…!! その歌詞に秘められた思いとは!!)』

また無駄に考えこんでる…!!

アーニャじゃ勇者ダイじゃないですか声優的に

アーニャの理解に努めるロイドさん

無駄な努力に終わってしまうのか…?

アーニャ『(ははをたすけにいかないと!)』

二日目のロイドの目的、アーニャの理解

アーニャの目的はヨルさんのサポート

どっちも困難を極めすぎている

想像上のアーニャ『はやくたすけにいかないとー!』

想像上のロイド『なに!? どういうことだ!?

『バカな!? ヨルさんがバトルのひとだとー!? なんてこったオーマイガー!!

良かったフォージャー家は終わらなかった

リアクションが新鮮

知能が低いロイドさん新鮮

アーニャ『(なんとかして ちちを どっかに おいてかないとー!!)』

そして全滅するアーニャ

策がことごとく空振り

からぶりサーカス

全部ロイドさんのスペックが高すぎるのが悪いんや……

なんでこの人こんなハイスペックなの…?

アーニャ『むきーっ!!

SPY FAMILY 第32話 感想

とにかくロイドを夢中にさせたいアーニャ

夢中にさせ、その隙に別行動したい

しかしゴルフをやれば全コースホールインワン

アーニャがやれば一つも成功できず

心は読めても芝目は読めず

ムキになるアーニャはかわいいですね

ムッキムキですよ

ロイドさん『ふむ……』

『(成功体験は大切だ、納得いくまでじっくりやらせよう)』

ロイドさんホント神親がすぎる

あくまで偽装の為

理性的に「良い親」を目指すので、結果的にそこらの家庭より円満になるロイドさん

良くできた偽物は本物に勝るという好例

アーニャ『(ちちのわなにかかって じかんを むだにしてしまった!!)』

結局昼までゴルフし続けたアーニャ

ハマッとるやないか

実際ゴルフは面白い

かのゲッターロボ作者ケン・イシカワ氏もゴルフが大好きでしたものね

護流符ゴルフ伝ハルカは名作

図書館にて

ロイド『(読んだことある本ばかりだな……)』

図書館でも既読ばかり

この人、頭に国会図書館入ってない?

アーニャはというと、マンガに夢中になってしまいまたも時間を大量消費

座り方かわいいなこの子

たたみ二畳分ほどの大型パズル

ロイド『(並べるだけなら二分で行けそうだな)』

いやあんたの知力どうなってんだよ案件

実際パズルは得意そう

考古学で復元系やらせると歴史に名を残しそう

ロイド『(観察…!! 観察…!!)』

やがてローラースケート、奇術師などなど

無事夕食時間

あっさり二日目夕方

一日目は一話以上かけたのに!!

夕方、アーニャとロイドは

アーニャ『(ははのこと わすれて えんじょい してしまった! もぐぐぐ!!)』

ロイド『(何故だ!? 何故オレを睨む!?)』

『(あんなに楽しそうにはしゃいでいたのに!?)』

あんなに一緒だったのに

夕暮れはもう違う顔

失敗を重ね不機嫌なアーニャと、"接待"したのに不機嫌になられたロイドさん

彼の方がよっぽど接待してますわ

接待だけをするスパイかよ!!

ロイド『(落ち着け〈黄昏〉、未知に立ち向かえ!!)』

家庭崩壊の危機に怯える敏腕スパイ

スパイってなんだろう

家庭崩壊=平和の危機という本作を凝縮した回ですね

ファーシルさんが見たら指さして笑いそう

アーニャ『(アーニャ、ちちのこと こまらせちゃってる……)』

そこに気付くとは……

やはりテレパス

本気でロイドを心配し始めたアーニャ、いい子でした

今回ヨルさんが心配で動いているものの

ロイドさんの事も心配

基本的にいい子なんですよね基本フレーム的に……

アーニャ『ぼうけんをえんじょいしてる!』

『……でも、ははがいなくて ちょっとさみしい……

ロイド『ン……

アーニャ『アーニャ、ちちとははと いっしょがいいからっ(だから いそいで ははの おてつだいに いかないと!)

ロイドさん『そうか…(そうだな…)

『ヨルさんも休暇だと良かったんだがな……

『(こいつはまだまだ小さい子供なんだ…)

『ダメもとで、明日ヨルさんは空いてないか聞いてみるかっ

基本的にすれ違い、空回ってはいるものの

ロイドさんの優しさは伝わってますし

彼が本気で気遣ってるのも事実

第一話からして、ロイドさん自身「寂しい少年時代」を過ごしたようですから

本心から寂しい想いをさせなくない

核が真心なのが素敵

ロイドさん『上で花火が上がるらしいぞ?』

とまれ明日空いてるか確かめる事、またエイマンとビーデスに接待中止と伝わってる事

次回は楽しくバカンスで幕でしょうか

ですがその前に花火大会が山場

音、光、注目

暗殺に動くにはぴったりですわ

アーニャ『いくーっ!!』

まず二人はヨルさんを探せるかもと花火へ

現状連絡手段がない

しかし花火大会は暗殺者だらけで…?

にしても、二人が本気でヨルさんに会いたがってるのが微笑ましいですね

三人それぞれ動機こそ違ってますけれども

離れて強まる家族の絆か

タイムリミットまで四時間

ヨルさん&オルカ・グレッチャー組

ヨルさん『ランデブー船から準備が整ったとの連絡があったそうです

『接触は四時間後ですが…

 準備も必要ですが

 何より、このデッキ周辺は敵さんの包囲網が迫っているそうなので……

『部屋を出て別ポイントに向かいます!!

SPY×FAMILY Season2 第32話 感想

しかし、この通信が原因で暗殺者に気付かれてしまいます

でも部長がそんなヘマするか?

敵をおびき出す為?

とまれ「花火大会」を隠れ蓑に、暗殺者集団と激突する最終戦か

二人とも別人っぽい変装してるのが流石ですね

ファーシルさん似合わねェ!!

ヨルさん変装する気あるんか

次回予告さすがのヨルさんも満身創痍

暗殺稼業へ迷いが生じたヨルさん

今回は「稼業最優先」だと思い決めたものの

稼業かフォージャーか迷い出した

良い兆候ですね

とはいえまだ当面は暗殺に頑張る方向…?

次回、第33話「戦場の交響曲/姉のハーブティー」

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14時までにより全体的な感想を追記

追記時はツイッターにて更新告知します

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2023年11月26日SPY×FAMILY Season22023年秋アニメ,SPY×FAMILY,アニメ感想

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