ストーンオーシャン 30話感想[オゾン層が壊れるとどうなるか]ネタバレジョジョの奇妙な冒険第6部

2023年2月11日2023年4月9日

ジョジョの奇妙な冒険第6部ストーンオーシャン第30話「ヘビー・ウェザーその1」感想

公式あらすじより引用

ヴェルサスにより記憶がよみがえったウェザー・リポートは、本来の荒々しい性格も取り戻していた。そして、無意識下で発動する彼の恐ろしい能力、悪魔の虹「ヘビー・ウェザー」が現れ、巻き込まれた人間はカタツムリへと姿を変えていく。一方、徐倫たちから逃げ切ったヴェルサスは、プッチ神父の求める「天国へ行く方法」を自分のものとするため、エンポリオを探し出し、承太郎のDISCを奪うことを目論む。

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第30話ご覧いただきありがとうございました！！

突如現れるカタツムリ、身体に起こる異変。その異常事態を乗り越えようとする徐倫達…そしてウェザーが立ち向かうのは、プッチ神父！！

来週もお楽しみに！！#jojo_anime https://t.co/6oxuh5Kd0f pic.twitter.com/EQsaucoX5q

— TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』公式 (@anime_jojo) February 10, 2023

誰も知らない自然現象!! オゾン層が壊れたとき何が起こる？

マイマイを頭からかぶって肉をチューチュー喰らうから…、マイマイカブリって言うんだ!! この虫の名前はよォー!!

詳しいな虫に！エルメェス!!

昆虫博士かよォ!!

曰く壊れたオゾン層は人をカタツムリに変化

変えられた人は喰われて終わる

終焉までの特急天候!?

確かに悪魔だぜヘビー・ウェザーはよォー!!

ウェザー本来の能力ヘビー・ウェザー

ウェザーの無自覚、無意識で発動するスタンド

今の荒々しい精神による能力

ゆえに意識、記憶DISCを抜くと停止との事

これも天候操作の一環らしい

以前、蛙を降らせたときといい「気候」とは一言で表せぬ能力なんですな

だからって起きた現象が過激に過ぎる

地球の可能性パないの!!

人々をカタツムリ化する天候操作

能力が悪魔の虹ヘビー・ウェザーを発動

虹に触れると卵と成虫を産み、やがて自分もカタツムリとなる

そのカタツムリに触れた者もカタツムリへ

やがてマイマイカブリに食われて死ぬ

なんともおぞましい能力

例外事項

スタンド使いはカタツムリ化進行が遅いとの事

精神的な抵抗力なんでしょうか

走れヴェルサス!! 幸せになりてえ!!

行動原理がちょっぴり憎めないヴェルサスッ!!

彼は記憶を掘り、過去起きたヘビー・ウェザーを「記憶DISC」で閲覧

発生させれば混乱が起こる

混乱に乗じ逃げれば、承太郎のDISCを奪える

と考えてウェザーの記憶を戻した

確かに「混乱」は起きたし、一度は「DISC」も奪ったけどよォー!!

無茶苦茶やりすぎだぜDIO様の息子!!

冒頭ウェザーの記憶

ヴェルサス『どうやら奴が思い出したようだぜ！見ろ…、虹だ!! 虹が出たぞ!!』

『悪魔の虹ッ!!』

前回、ヴェルサスは「大地の記憶」からウェザーの記憶DISCを閲覧

ウェザー本来の能力を知ってしまいました

やがて窮地でウェザーの記憶を復活

自身が生き延びるべく利用してしまいます

ヴェルサスどころじゃなくなる!!

そんなスタンド!!

州立病院病院前ベンチ

看護師『けが人を押しのけてベンチに座るのは…、ウッ!?』

ウェザー『やかましいぜッ!!』

『そんなに座らしたきゃあよォ～、貴様がベンチになってやりゃあいいだろうがッ!!』

看護師無惨

ウェザーが押しのけた患者を庇って餌食に

周囲の水分を集められ水太りに……

水太りに？

雲で水分を集めて流し込んだのか

アナスイ『そいつは敵じゃあねー!? 病院の看護師だぞッ!?』

アナスイが常識を説く側に回るという悲劇

まさに異常事態

ウェザーは天候操作ですが、ここまでの応用法も出来るのか

ケンゾーの暗殺拳がカワイく見えるぜ!!

ウェザー『それに座ってな…、骨折野郎………』

『フフ…、気分が良くなったぜ』

略『ウェザー……？馴れ馴れしいな…ウェザー・リポートって名前か……』

『だが、嫌いな名前じゃあない』

それはよござんした

ヴェルサス曰く本来ウェザーは味方じゃない

残虐性、傍若無人さは神父そっくり

またウェザーはあくまで能力名？

記憶を取り戻した今「名前」も変わってしまったんですね

口調まで変わってしまって……

アナスイ『（まるで別人…!!）』

いやまさに別人なんですよアナスイ

記憶回復、元の記憶とのせめぎあいも問題

彼は塗りつぶされてしまったか

あのウェザーはもういないのだな…

Aパート原因はオゾン

エルメェス『徐倫！モタついてんじゃあねえ!! なんかヤバいぞ!!』

『トドメだ!! 喰らえッ!!』

『……えっ』

エルメェス、右腕から泡が噴き出した…!?

自らロープをほどき、ボドッ！と落ちてきたヴェルサス

間髪入れず殴りに行くエルメェス流石!!

まず大切なのはトドメだ!!

ですが焦って、虹に触れてしまったんですね

触れた部分がパックリ割れた！

割れて泡が出た!!

のっけから想像もつかない事態

エルメェス『な、なんだ今のは!? 幻覚か…？』

幸いすぐ腕は元通りに

痛みもない

幻覚スタンドかと思うのもごもっとも

射程もヤバいですな

ヴェルサス『ヤバいんだよォ～…』

『てめぇらもヤバいが俺だってヤバいッ!!』

親切にも忠告してくれるヴェルサス

曰く虹に触れるな

エルメェスは虹に触れ異変、離れたから元に戻ったんですね

説明しつつスタンドが縄ほどいててシュール

甲斐甲斐しいスタンドだこと

『ウェザーのスタンドは天候を操る能力』

『……ってコトはだなァ、わかるか？

　奴は記憶を思い出したなら

　オゾン層だって自由に破壊できるんだぜッ!!』

『空のさらにもっと上にある「オゾン」だ……』

オゾンとは気体の一つ

そしてオゾン層とはその密度の高い大気層を意味しています

地表大気中にも僅かに存在

ちなみに有毒だそうな

とても生臭いらしい

ヴェルサス『ウェザーの奴がオゾンをいじくるとどうなるか…ッ!!』

『俺にはヤバいとしか解らねえが…』

『皆ヤバいぜッ!! きっと皆なァ～～!!』

わからねえのかよヴェルサス!!

なのに私とDIOの深淵なる砦に入ってこようとするんじゃあないッ!!

彼はDISCで記憶を見たのみ

使ってるウェザー自身も解っていないのか

だがとてつもなくヤバいんだぜ!!

『ヤバいが…』

『俺は生き残る為にウェザー・リポートを利用させて貰ったぜェェ～!!』

スガスガしいまでの生への執念ッ!!

お父様そっくり!!

なのに説明してくれるとは親切!!

プッチ『虹は無意識……』

徐倫＆エルメェス『『……!!』』

解らないと言ってるのに問い詰めるエルメェス

代わって答えたのはプッチ

ホントこのヒト逃げません

これも「なるようにしかならない」か

『天候とは複雑な自然現象で』

『ウェザーの気付かないところで能力が発現してくる……』

徐倫＆エルメェス『『……？』』

DIOの息子達が、力を制御できなかったように

同じく幼い頃の五部主人公ジョルノが、生命を司る能力で無自覚にギャングを助けたように

スタンドが勝手に作動するのはザラ

ウェザーもそのクチか

『ヤツの記憶は思い出させてはならなかったのだ……』

気付かぬところで発現した能力

ならば今の、荒々しい性格が能力と直結してるって事でしょうか

かつて、あの荒々しさを取り去ったからこそ

悪魔の虹は発現しなくなったか

何せスタンドとは精神の力なのですから

プッチ『いいか？』

『虹を止めるのはウェザーを始末するか…

　もしくは

　記憶を再び抜き取るしかない』

『徐倫…、キミにウェザーが殺せるなら別だが…

　さもなければ全員新月が来る前に……』

『私は生き残るが、ね』

それだけ言って堂々と去っていくプッチ神父

なんてスマートな去りっぷり

無自覚なら意識的に止める事が出来ない

自動発動型なのか

嫌な二択を残していった……

プッチ『そのヴェルサスは逃がさない方がいい』

ジ・エ・ヴェ『『『!?』』』

いきなりボールが来て困惑のヴェルサス!!

ひでえ！

いつもの徐倫ならプッチを追った気がします

が咄嗟にヴェルサスに集中

あの神父、急になんて牽制球を!?

自然現象・悪魔の虹が起こすもの

徐倫『オラァッ!!』

警官『!?』

しかし徐倫、咄嗟のロープが届いたのは警官

通常空間に戻ってた!?

あの藁ヴェルサス!!

アンダー・ワールドを能力解除したのか

でも穴はそのままなのね

警官『待て！』

『お前ら見た顔だな！どこかの手配写真で……』

警官は前回、巻き込まれた子供三人を救助

即徐倫達に気付いてしまいます

ちくしょう勤勉な!!

優秀だなアメリカ警官!!

エルメェス『虹だ!! なんなんだこれはッ!? 外でも出ているぞッ!?』

完全に警官そっちのけな徐倫達

まるで無邪気な子供のよう

見てみて虹が出てるよ!!

警官『オラァッ!!』

エルメェス『なんだァァァァァッ!?』

しかし警官たち、虹に触れて崩壊

ヴェルサスはこうして逃げる気だったのか

追おうとすれば虹に触れる

哀れ警官、頭や腕から盛大に泡を噴き出してしまいました

エルメェス同様に痛みなどない

ですが悲惨なビジュアルだ…

略・徐倫『みんな虹に触るなよ!?』

エルメェス『虹に触るんじゃあないぞッ!!』

子供に念押しし、脱出する徐倫達

警官は虹に触れた箇所から泡、そしてカタツムリを放出

いやこれは泡じゃない

カタツムリの卵だったのか

本当なんでカタツムリ…

エルメェス『!? じょ、徐倫!?』

略・徐倫『なんなんだこの現象は!?』

病院内は既に、カタツムリが蔓延し酷い有様

壁一面にカタツムリ！

人々もみなカタツムリにたかられた状態

なのに気にしてない様子が異様ですね

徐倫達は虹が危険と注意され、触らなかったので難を逃れました

他の人たちは皆触れてしまったのか

徐倫『あの虹に触れると体からカタツムリが!?』

『ウェザー・リポートは

　嵐と共に蛙を空から降らせたことはある

　だが…

　これはそんなんじゃあない』

あくまで天候を操る能力による産物のハズ

前にカエルを降らせたのは、過去そういう現象があった史実に基づくもの

おそらく竜巻が蛙を巻き上げた結果

今回の原因はオゾン

オゾン層の破壊が生んだ、悪魔の虹の産物

オゾン層って大切なんだ…

徐倫『しかもッ!!』

『カタツムリのついた人間のッ!! 意識もなんか変だ……ッ!?』

要はスローモーションになっているらしい

当人は普通に話してるつもり

認識がスローになってる

更におぞましいのは、やがて被害者自身もカタツムリになっていった事

虹に触れると卵とカタツムリを発生させる

やがて当人もカタツムリ化

大量出現も納得か

警官『ヴァアアアアアア!?』

やがて天井板が、かたつむりの湿気・重さに耐えかね崩落

暗い天井裏に集まっていたのか

湿気で天井はボロボロだ!!

哀れ警官たち、かたつむりの雨を浴びて更に異形となっていきました

カタツムリ自体に触れるのもヤバい

触れちゃダメなものしかねえ!!

エルメェス『!? 徐倫!? 大丈夫か!?』

徐倫『……ああエルメェス

　もしかしたらスタンド使いは、普通の人間より現象に耐性があるのかもしれない』

天井が崩れ、入ってきた虹に触れた徐倫

ですが変化は途中で停止

さっきエルメェスが、虹に触れたのに変化しなかった説明か

警官はアッというまでしたもんね

エルメェス『まずは誰を追跡する？』

『あたし達は誰を倒すんだッ!!』

略『記憶を取り戻したウェザー・リポートはッ!! 敵なんだなァァァァッ!!』

徐倫『違う!?』

『追うのはヴェルサスだ!!』

本当エルメェスの姐御ったら過激!!

敵認定が早い!!

しかし現に、記憶を取り戻し＝別人となって攻撃してきている

敵と見るのも仕方ないか

ただ神父曰く「無意識」によるスタンド現象

攻撃してるわけではない？

徐倫『奴のスタンド能力は「掘り起こす」事!!』

『ウェザーの記憶DISCも掘り起こし、この現象を止められるのかもしれないッ!!』

エルメェス『なるほど……』

なるほどってものなんでしょうか？

ひたすらウェザーを庇う徐倫

止めるには頭に入ってる記憶DISCを引っこ抜くしかない

ヴェルサスは疑似再現できるか？

厳しいところですね

アナスイ『ウェザー！そっちは徐倫のいる方向なのかよッ!? ああ!?』

他方アナスイ、目印がウェザーしかない

徐倫の位置を特定できる「ジョースターの血」センサーはウェザーのみ

追うしかないって辛いですな

ヴェルサス『手に入れてぇなあ!!』

略『天国に行くという力を!! 幸せになりてえなぁ～!!』

彼の動機はただ「幸せになりたい」

ささやかだ…

そこで、神父から聞かされていた方法に目を付けたヴェルサス

神父への意趣返し含めてか

動機自体には共感しかねえなあ～!!

ヴェルサス『アンダー・ワールドッ!!』

略『"地面の記憶"ッ!!』

初めて発動の瞬間をまともな形で披露

掛け声と共にスタンドが物理的に掘り、地面の記憶を掘り当てました

前は飛行機の穴だからデカかった

物理的に穴を掘ってるのね

なんと迷惑な

“記憶"の徐倫『エンポリオならうまくやってくれるわ……』

掘ると小さな映像で「記憶」が再現

前々回での徐倫とエルメェスのやりとりが再生

動画再生的な使い方か

これまた五部のムーディー・ブルースっぽい

ヴェルサス『仲間の名はエンポリオかぁ～』

略『どんな奴か解らねえが、この騒ぎだからなあ～』

略『DISCさえあれば俺だって！きっと天国へ行ける!! 虹が出てる今がチャンスだッ!!』

『承太郎のDISCを俺の物にしてえなぁ～!!!』

この騒ぎで、きっとDISCを渡せていない

奪えば天国に行く方法が解るッ!!

走れヴェルサス!! 天国へ!!

今まで不幸だったから幸せになりてぇという行動原理！

僕は割とわかると思うッ!!

ジョジョの奇妙な冒険～カタツムリが多すぎる～

エルメェス『こいつら！次から次へと子供を産んでんだよッ!!』

略・徐倫『出会った誰とでもセックスする生きものって

　チョット羨ましいっつーか…』

『いや違うッ!! オゾましいっつーかッ!!』

大丈夫言い直したッ!!

エルメェス曰く、カタツムリは「ツノ」を合わせると子供ができる

それも雌雄同体なので出会った奴誰でもOK!!

文字通りのフリーセックス

自由過ぎるぞカタツムリ!!

でも増えすぎじゃあないかカタツムリッ!!

足の踏み場もなくなっとる!!

ズルリ

二人は壁に張り付き、手すりを足場に移動

が、その壁自体が剥がれ落ちてしまう

さっきの天井同様か

病院が湿気でボロボロになっているんですね

もはや人も全てカタツムリとなったか

徐倫『エルメェスッ!!』

エルメエス『ああッ!! キッス!!』

徐倫『ストーン・フリー!! オラァッ!!』

幸い、落ちた壁板を二枚に増やして足場へ

徐倫達が落ちるより、壁が増えて落ちるほうが早かったか

そのまま増やした壁を投擲!!

病院正面入り口を破壊!!

息ピッタリの破壊行為!?

エルメェス『フッ……』

後はシールを剥がせば、"飛んでいった壁"と一つになろうと二枚目の壁が移動

それに乗れば一気に外へって寸法よ!!

カタツムリサーフィンだぜ!!

キッスの「戻る」力を利用した移動

移動にも使えるのは便利!!

徐倫『能力を二つ持つ事はありえないッ!!』

『ウェザー・リポートは天候を操る能力ただ一つ！

　ただ…、これは!?』

『一体何が起こっているというのだッ!?』

第二の能力、例えばキラークイーンは本体も「シアーハートアタック」も爆破能力

複数能力があっても根本的には変わらない

あくまで「天候操作」の範疇

オゾン層が何故こんなおぞましい事象を？

まさに奇妙なスタンドですね

※トップに戻る

Bパートアイキャッチはウェザー・リポート

イラストは「ヘビー・ウェザー」Verへ

破壊力A、スピードB、射程距離C

持続力A、精密動作性E、成長性A

ステータスは第11話verと同じ

いや嘘でしょこの射程

これはあくまで、人型スタンドとしての拳の射程と精密性か

能力自体はなんとオゾン層まで効果

屈指の広さと言えますね

オゾン層が壊れるとどうなる？

ナレーション『遥か太古…

　この地球に植物の先祖が生まれると

　酸素が作り出された……』

いきなり時間が飛びますが、要はオゾンの説明

オゾンはO₃、3つの酸素原子による気体

地球上空20～25キロに層を形成

これが「オゾン層」

それ自体は匂いもあり有毒なのだそうな

やはり酸素は毒…!!

『もしオゾン層になんらかの作用が加えられた場合……』

『地球上の生き物はどうなってしまうのか？』

『人間は気象の異常を予想する事は出来ない』

『結果、データから巡り巡った気象の原因を、ただ解説するだけである……』

この現象はあくまでオゾン、気体操作の範疇

その結果をただ見ているだけだと

たとえば太古、人は雷を「神の力」だと伝承させてきました

それと同じ、理解できないだけ？

これも科学的な何かの作用…？

いやそうはならんやろ

俺は絶対に負けないぞ!!!

ヴェルサス『探せッ!! この中のどいつだッ!?』

街はカタツムリ化した人々で溢れ大惨事

この混乱が欲しかったのか

ヴェルサスは記憶DISCから、過去この現象をウェザーが起こすのを見た

だから記憶を戻せば再発すると知ったんですね

確かに悪魔の能力

ヴェルサス、身勝手な男よ……

『探すのは病院方向に向かう奴だッ!!』

さすがDIO様の息子！頭の回転が速い!!

この異常事態

エンポリオが「仲間」のところへ向かうと踏んだんですね

その下種な発想もお父上そっくり

DIO様…、おおDIO様………

『クソッ！俺は負けないぞ!! 絶対に幸せになってやるんだッ!!』

第12話及び13話曰く、天国とは幸福

DIO様曰く本当の幸福がある

それは精神成長の果てだと

彼もDIOの血を継ぎ、ニュー・プッチと同じ身体的特徴がある

天国を得る事は出来るのでしょうか

エンポリオ『まずDISCをスピードワゴン財団の支社に渡さなくてはッ!!』

『承太郎さんのDISCを安全にする事が!!』

『お姉ちゃんとの第一の約束!!』

略・ヴェルサス『なんだ!?

なんだ?!

病院に向かうヤツなんざひとりもいねえぞ!?』

アテが外れたヴェルサス無事失敗!!

仲間を気遣うより仕事を果たす事

五部にも相通じるテーマ

エンポリオもナリこそ小さいが立派な奴だって話スね！

間違えない!! 優先順位を間違えないッ!!

ヴェルサス『だが近くのはずなんだ!?』

ヴェルサス慌ててつつ騒ぎつつ「掘削」

この発想力が曲者ですね

諦めない奴ってのは強いなァ～！

幸せになりてえなぁ～!!

エンポリオ『もしもし！お姉ちゃん!?』

略・ヴェルサス『ンフ♪ ンフフフフ…、やったぞ!!』

『やったぞ

　アンダーワールド！

　地面に聞けばよかったんだッ！！』

地面は友達！なんでも教えてくれる!!

ヴェルサスは携帯番号を探り、鳴らして「電話してる奴」を殴り倒して到達へ

携帯は便利ですが不便ですね

位置特定に使われやすい…

前回「病院の穴の中の旅客機と戦闘機の中」で電話してたと思い出した

その記憶を掘り、番号を探ったか

『神父の奴も知らなかったんだろ？コイツの事をォ～♪』

子供をスタンドで殴り調子に乗るヴェルサス

子供いびりに縁がある男よ

ですが彼にすれば「あのエラソーな神父も知らなかった事実を突き止めた」のが大きい

自尊心がパンパンじゃあないですか

ヴェルサス『…？な、なんだ!?』

しかしDISCが消えていた

エンポリオ、先日はお腹に隠してましたが「能力の中」にも隠せたんですね

ならなんで先日はお腹だった……？

肌身離したくなかったか

ヴェルサス『焦るなッ!! 掘り起こせばどこに隠したか解るはずなんだ……』

つくづく便利なスタンドですU.W

名前もザ・ワールドに似てるし

とまれエンポリオを隠そうと、へっぴり腰で彼の両足を持つヴェルサス

この絶妙なへっぴり腰ッ!!

ヴェルサス『!? あいつらだァ～!?』

しかし徐倫は、ジョースター血統を感知する勘が芽生えてしまっています

おかげで逃げるのは困難

完全に苦手意識が芽生えてるじゃあないか!!

前回のヴェルサスはどこいった!!

徐倫『奴の気配を感じる…』

略『!? あれは！エンポリオッ!?』

幸い木陰に引っ張られていく寸前を目撃

ですが暴走車に轢かれかけ分断

運転手がカタツムリ化

今まででもとびきり酷い変化をしたやつでした

この後も思うと気の毒……

『『うわっ!?』』

幸い二人は避け、車は街灯を破壊して停止

ですが二人は「かたつむりの群れ」の中に突っ込んでしまいました

ここで初めてかたつむりに触れた

ここまで触れたことがなかったのか

器用な二人ですわ

かたつむりに触れたなら

エルメェス『マジで本物のかたつむりだ～…』

触れて幻覚じゃないと実感するエルメェス

にしてもデカイ

ソフトボールくらいはありますね

キャッチボールできそう

エルメェス『…あ？え!? うわぁぁぁぁ!?』

触れたせいでエルメェスまでカタツムリに!?

もちろん徐倫も!?

前述通り「抵抗力」で完全変化しませんでした

幸い手足が変化、殻が生えて喋る事も動きもスローモーションになっただけ……

絶望的じゃあないですか!!

エルメェス『あいつの狙いはエンポリオだ!!』

それでも先に彼をと言うエルメェス！

姐御ってば男前

しかしストーン・フリーの糸さえロクに飛ばなくなってしまいました

いつもなら軽く数メートル飛ぶのに!!

徐倫『クソッ、ロープが……!?』

『体の動きもカタツムリみたいにノロく!?』

本当は喋りも、動きもノロいのでしょうね

実際エルメェスが一時的にそうなりました

そこで映像上は普通に動いてます

普通が一番ですわ

？？『フォーティーファイブシックスティ!!』

『ハット！ハット！ハット！』

エルメェス『ハァ!?』

親方！物陰から屈強なラガーマン達が!?

さすがにこれは想定外

想定出来たらスゴい

徐倫、射出した糸がラガーマンに絡まって遠くへと運ばれてしまいます

ラガーマンとはたまげたなあ！

ヴェルサス『へへっ…、ここはフロリダ』

『スーパーボウルの記憶を掘り起こしたぜッ!!』

『空条徐倫、タッチダウンラインまで引っ張って貰うんだなぁ～！』

略『そのスローな体の動きッ!!』

『バァイ！もうここまで戻ってこれまいッ!!』

時間稼ぎにラガーマンを使う事案が発生

スーパーボウルとはあのデカいアメリカでも最大級のスポーツイベントの事

アメリカン・フットボール最高大会!!

NFL優勝決定戦!!

それゆえ開催条件が厳しく、フロリダは条件を満たした数少ない地なのだそうな

チケット入手もクソ難しいらしい

ヴェルサス『おっと！俺もこいつらに触れたらアブねえ』

言って物陰にエンポリオを運ぶヴェルサス

能力で「物を隠したり出したりする」と気付いてしまいます

U.Wと似てるからこそか

ヴェルサス『…何!?』

しかし視界の隅にラガーマンが!?

どうもそこは問題ではない

ラガーマンは過去の動きを再現し、そのまま動いてるにすぎません

パスで反対へ向かう動きがあったんですね

またも徐倫はツイてる!!

『徐倫はど、どこだ?!』

『あの状態で素早く動けるはずはない?!』

しかし糸を切り、姿を消していた

その後どこへ行った？

敵ながらヴェルサスが気の毒なシチュエーション!!

ヴェルサス『えっ……？がぁあ!?』

いきなり鉄柱が転がってきて困惑のヴェルサス

さっき暴走車が壊した街灯か

が、いきなり跳ね上がって顔面を強打！

悲惨！

エルメェス『信じられねえ、捉えたぞ!?』

『転がって近付いた!?』

略『パイプ内に身体を…、身体がグニャグニャになっているというのなら、中に入れるッ!?』

カタツムリが殻の中に隠れられるようにか

カタツムリ化を利用した奇襲ッ!!

さすが徐倫!!

転がればスピーディに移動可能!

なおカタツムリは殻の方に内臓が内蔵され、殻をとると死んでしまうのだそうな

どっちかというと殻が本体的な

ヴェルサス『アンダー・ワールド!!』

『転がってきたのにはたまげたが！

　しょせん今のオメーは俺のアンダー・ワールドの前には無力ッ!!』

『掘り起こしたのは記録だ!!』

いきなり地面から噴出させたのは「塩」

海水が蒸発し塩となった記憶

この辺が、かつて海だった記憶を利用したのでしょうか

カタツムリなら殺せる

彼は勝算があったのか

『ナメクジやカタツムリは塩に弱いからなァ～!!!』

身体を溶かされ、動けなくなる徐倫

水道管みてえに塩を噴かすとは

U.W、ウェザーと組めば無敵の能力なのでは

ウェザーが拒否るでしょうが

ヴェルサス『!! なるほど!! 俺のスタンドに似ているな!!』

『物の記憶みてーなもんか

　コイツのスタンドは!!』

気絶したエンポリオから次々引っ張り出すヴェルサス

そういうもんなの!?

てっきり出し入れは彼の任意なのかと

彼は「屋敷幽霊」スタンド

火事で焼失した刑務所に出入りできる能力

ヴェルサス『やったぞぉ!! 本物の承太郎のDISCだッ!!』

『勝ったァ～～～!!』

『これで！これで俺も神父の求めるモノに近付けるぞぉ～!!』

イケメンフェイスも崩れるほどの大喜び

笑うと途端に下卑た顔に!!

ですが「見落とし」に気付けなかったのが敗因

気付いてもどうにも出来ないかもですが

徐倫『ごめんなさいエンポリオ……』

『あんたを利用させて貰った……』

『あんたはあたしに触れたから…

　アイツはアンタに触れたから……

　感触を実感して

　一気に………』

ヴェルサス『全く進まねえ～!?』

実はどさくさでエンポリオに触れていた

ヴェルサスはそれに気付かず、エンポリオに触れた為カタツムリ化

しかも徐倫は分裂済み

実は塩を喰らう前、シールで二人になってたんですね

剥がして「塩を喰らってない」方に統合

塩害をキャンセルしたのか

エルメェス『良し！今度こそ捉えたぜ!! やったな徐倫!!』

徐倫は動きの鈍い者同士ヴェルサスを捕縛

哀れヴェルサス!!

カタツムリ化で目が飛び出してやがる!!

エンポリオ『駄目だ～』

すぐ財団に連絡したも、街に近付けないと返信

財団はスタンド使いはいませんもんね

ゆえに引き合わない!!

集まらない!!

エルメェス『お～、やるじゃん♪』

徐倫はさっきの暴走車のエンジンを始動

キーの代わりに紐を突っ込みショート

ジョジョ伝統の車両盗難！

車道が広いではないか!!

エルメェス『さすが元車泥棒♪』

徐倫『改めて言っとくけどなー!! クルマドロボウはあたし無実だからなーっ!!』

解っててからかっただけのエルメェス

仲良しか!!

徐倫投獄は、ロメオの車を盗んで事故を起こしたと冤罪をかけられた為

あの弁護士クソでしたねえ

ですがジョンガリに雇われてたらしい

徐倫『逃げようと思わないのが身の為よ！』

ヴェルサス『解ってるよォ～!!』

こちらも半カタツムリ化したまま捕縛

彼がウェザーからDISCを掘り抜き、記憶喪失に戻せば徐倫達の勝ち

そんな応用できるんでしょうか

エルメェス『ン…？これはこの車の運転手の？』

『でも…、なぜカラだけ？』

運転手は乗ってませんでした

最初は人間、ですが最後はカタツムリサイズになるんですな

ですがカラしかないのか

エルメェス『ン…？またカラだ……』

ヘビー・ウェザーの虹にあたると、カタツムリと卵を放出します

やがて当人もカタツムリになる

更に産卵して増えるのか

増えたけれどカラしかない…？

エルメェス『なんか…』

『わ、わかりかけて、きた……!!』

『ウェザーが…、何をすればカタツムリ化するのはさっぱりわからないッ！』

『けどどうにか現象の「終焉」は見えてきたッ!!』

『天敵だッ!!』

『天敵でカタツムリの命は終わるんだ…ッ!!』

『ゆっくりしか動けないカタツムリは

　大抵こうやって命が終わる!!』

『カタツムリを…、マイマイを頭からかぶって肉をチューチュー喰らうから…』

『マイマイカブリって言うんだ!! この虫の名前はよォー!!』

まだオゾンとカタツムリ化の関係は不明

ですが最期は喰われて終わる!!

Q：オゾン層が壊れるとどうなる？

A：喰われて死ぬ

ヘビー・ウェザーは大量殺戮を可能とする能力だったって事!?

これを引き起こした精神性とは

アナスイ『どうなってんだ!!』

『これテメーの仕業なのか…、ウェザー!! いったい何してやがんだッ!!』

ウェザー『静かにしろ…、アナスイ』

アナスイ『!?』

ウェザー『今は…、ヤツがここに迫ってきている……

　半径20m以内のどこかにいるッ!!』

他方、アナスイは徐倫達の位置が解らない

ウェザーを頼る他ない

どころか徐倫達は、アナスイが脱獄している事さえいまだに知りません

忙しい時にえらい事になった!!

アナスイ『プッチ神父か!?』

ウェザー『いる…、俺の唯一の生きる希望は…』

『奴との決着をつける事だッ!!』

落ち着いたのかいつものウェザーに戻った

少なくとも表面的は

ですが記憶が戻った事で、プッチと戦う事を望むようになったのか

果たして神父は実弟に何をしたのか？

次回はその過去編？

問題はオゾン層

かつて、オゾン層はフロンガスで壊れると問題に

今では全く見なくなりました

まさか壊れた結果、こんなビックリ現象が起きようとは想像もしませんでしたね！

マイマイカブリのフィーバータイム!!

次回、ヘビー・ウェザーその2

果たして何がカタツムリ化を起こしているか

そしてウェザーの行動原理とは？

ひたすら謎な前編!!

それでもヴェルサス戦に決着がついたのはスピーディでしたね!!

タフだな徐倫はカタツムリになろうが!!

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