ジョジョ 6部 16話 感想[星の光を見ていたい]徐倫vs看守!! ネタバレ ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン

2023年4月9日

ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン 第16話「看守ウエストウッドの秘密」感想

公式あらすじより引用

厳正懲罰隔離房で『骨』を探す徐倫。しかしスポーツ・マックスが倒され、DISCを見られたことに感づいたプッチ神父から、スタンド使いが送り込まれる。スタンド『サバイバー』の能力で闘争心を上げられた看守と囚人により、懲罰房は『ファイトクラブ』と化し、各所で戦闘が始まる。看守・ウエストウッドに襲われる徐倫だが、戦闘中に相手もスタンド使いであることに気がつくも、謎の能力を相手に防戦一方に……

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本体の肉弾戦!! 看守ウエストウッド戦

ジョジョの伝統の問い、星を見る囚人を思い浮かべた徐倫

閉ざされたではなく星を見たい

星、希望を必ず掴む覚悟か

今回「相手の長所が美しく見える」スタンド戦

ですが全身ボロボロの姿も美しかった!!

やり抜く意思が美しい!!

看守ウエストウッドの謎

非常に高い攻撃力を持つはずが、攻撃が見えない謎のスタンド

その名もプラネット・ウェイブス

名前がある意味、答えなのね

その名の通り星を操り、隕石を本体に引き寄せるスタンド

隕石をぶつけるとは壮大だ!!

そら思考の盲点ですわ

怖いのはスタンド使い本体との親和性

看守ゆえに、相手を抑え込む体術に秀でるウエストウッド

本体が相手に密着することで最大限に活かす

プッチ神父のナイスチョイスですね

無論、遠隔攻撃には手も足もでない感じも

でも「対・徐倫」なら問題なしか

ダイバー・ダウンを操るアナスイ

人や物体に「潜航する」スタンド

壁にスタンドが潜航して手足だけ出し、本体が掴んで移動する応用技も

まるでボルダリング

結婚意欲も相変わらず熱い!!

ゴリゴリに結婚意欲を推してくる!!

冒頭 祝福しろ!!

前回、徐倫は黒幕が追う「謎の骨」を探して懲罰房に自ら送られたと判明

F・Fと解体性癖持ちのアナスイが救出に出撃

ですがアナスイは徐倫と結婚すると宣言

祝福する? 祝福しちゃう?

ジョジョの奇妙な結婚になっちゃう?

黒幕・プッチ神父が放った最弱のスタンド

徐倫を待ち受けるスタンドは“何もしない"

ただ怒らせるだけのスタンド

第三部ラヴァーズといい、パワーが最弱だろうとも厄介かどうかは別の話

スタンドは適材適所、適者生存ですね

Aパート ファイトクラブだ!!

看守ウエストウッド俺はテメーらに吐き気をもよおしてムカついていたんだァァーッ!!

間違いなくそれはお互い様な「看守」!!

看守が水をぶちまけたせいで、懲罰房全てがサバイバーの効果範囲へ

いずれもひとクセありそうな受刑者揃い

誰がスタンド使い?

誰が敵なのか

そして誰がウンコを投げた奴なのか…?

徐倫『(邪魔する者は殺…、…!?)』

『(なんだ…!? 殺す?)

(あたし今、そう思ったのか?)

(この、メラメラと湧き出てくる気持ちは…)』

『(闘志!?)』

徐倫も当然、サバイバーの影響下に入った

刺激された闘争本能ッ!!

どんな犠牲を払っても、死んでも勝ちたい殺したいと思ってしまうのがヤバい

人の理性なんて僅かな力でフッ飛ぶのね!!

看守ウエストウッドの標的となった徐倫

徐倫『(だが所詮…、あたしのストーン・フリーの敵ではない)』

猛進してきた看守に、咄嗟にファイティング・ポーズをとる徐倫

あの狂気を相手に大した余裕です

慢心!! 慢心ン!!

近接戦が出来るスタンド使いなら当然の余裕か

徐倫『オラッ!!』

しかしウエストウッド、初撃を避けて壁を駆けまわった!!

人体ってこんな事も出来るの!?

リミッターを外された人間って怖い

壁走りした看守を見失う徐倫

徐倫『ストーン・フリーッ!!

まるでアスレチックのように背後に回り込んでいた看守

ですが徐倫も器用に避けて関節技

スタンドを縄上に分離、看守の首と足にかけて絞めあげてしまします

凶器攻撃もこなせる汎用性の高さ!!

ウエストウッド『見えるぜ…、FE40536……』

『お前の"長所"が…、"糸"のようなものが……』

略『美しい…、それがお前の最強のパワーか』

サバイバーもう一つの効果は、相手の長所が"見える"

看守はスタンドを目視して理解

徐倫を殴り飛ばし脱出へ

タネが割れた手品ってのは辛いですな

ダメージに動じないのも厄介

徐倫『(今のコイツの動き!?)』

略『(今のは!!)

(人間の動きを超越している!!)

(この看守は、早い内に全力で倒しておくべきだッ!!)』

早くも慢心を捨て去り、全力戦闘に臨む徐倫

前回の看守同士の戦いは「ただの殴り合い」の超スゴい延長線でした

ですが人間離れしてきた!!

思うに身体能力に慣れ、使いこなすようになってきたんでしょうか

身体能力を活用するようになってきた!!

スタンド・サバイバーの効果

徐倫『(深くダメージとなって、効いているのが解るぞッ!!)』

サバイバーの効果、傷んでいる部分も見える

相手の強い部分、傷付いた部分が目視できる

後者は勝ち目、更に「勝てる」って気分をビンビンにしてくれるんですね

闘争本能を刺激し、痛みを忘れさせる

身体を全力でブン回す能力

ゼロから「体験」を通じて理解を深める徐倫

スタンド戦特有の理解力!!

囚人『テメ~、俺の前を歩いてんじゃあねえ!!』

徐倫『(他の奴らも戦い始めたぞ!!)』

他の囚人たちも、同様にファイトクラブ化

些細な怒りが殺意に変わる

特に懲罰房、難ありの囚人がブチこまれる場所なら効果てきめんですね

隔離されてるので他看守も来ない

徐倫『(早いところ戦闘不能にし!! 骨を探す事に集中しなくてはッ!!)』

看守の右足をローキックでへし折る徐倫

からのスタンドでアッパー!!

サバイバーが痛みを麻痺させてなければ、間違いなく決着になるコンボでしたわ

今回、看守が暴走し各房の扉を全開にした

探索にはうってつけなんですな

見えない攻撃

両拳でいっぺんに殴ってきた看守

倫『……首を落とさなくて良かったな、自分のパンチで』

看守の腕を、それぞれ首に結びつけてしまった徐倫

腕を伸ばすほど首が絞まる

今の看守なら、ギロチンになりかねないやり口

エグい真似しやがる!!

徐倫『オラオラオラオラオラオラオラッ!!

首が絞まって看守の動きが止まった

徐倫は敵の手を握って引き留め、足でラッシュをかけたッ!!

後ろにフッ飛べないままま蹴られ続ける看守

ケンカ慣れしてんなこの女!!

さすが承太郎さんの娘!!

徐倫『そのまま眠りなッ!!

『?!』

『(なんだ?! 一体?! 今、何をされたんだ?!)』

止めへ振りかぶった徐倫、右腕に大穴が開通

幸い千切れてませんが形勢逆転

いともたやすく負わされる重傷

というか看守、ストーン・フリーで散々蹴ったり殴ったりしたのに元気なもんですわ

鉄格子も破壊できないスタンドだとはいえ

徐倫『(この看守もスタンド使い!?)』

実は看守もまた、スタンド使いにされていた

殴られたショックでDISCが飛び出た!!

サバイバーとはまた別のスタンド

使い手の資質に左右されるとはいえ、任意のスタンド使いを用意できる神父は厄介

以前F・Fが守っていたトラクターの中のような

膨大なストックが神父の強みか

徐倫『(深い!! クソッ!! 深いぞこの傷はッ!!)』

『(隠し持ってるカミソリとかナイフなんてモノの傷ではないッ!!)

(いったい何をされたんだ?!)』

何より不可解なのは、スタンド像が見えない

腕をエグるほど深い傷をつけるパワー!!

通常この手は近接パワー型であり、スタンド像が傍らに見えるはずなんです

また徐倫が一方的に押していた

何されたか見えない

暗殺性と大パワーを兼ね備えるスタンド?

ウエストウッド『糸と糸のカタマリが見える…!!』

『それを使うのがお前の最大の長所ッ!!

 その理由で強い…

 ぐふふ…、美しい…ッ!!』

徐倫が、看守の攻撃を理解できないのに対し

看守は理解してしまった

この差はデカいですね

スタンド糸が見えたのもサバイバーの効果でなく、スタンドに覚醒していたから?

理解力の高ェお兄さんである

未知なる攻撃を封じるために

徐倫『いつからスタンド使いになった?』

『昨日からか? さっきからか?』

言って再びファイティングポーズを決める徐倫

戦う意思は捨てない

そう見せる事で、ファイトクラブは再開

ここで徐倫はスタンド糸を使い、腕の傷を縫合しました

痛そうな治療法もあったもんである

徐倫『オラァッ!!』

徐倫、生身の肉弾戦で看守を圧倒!!

壁走りしてきた彼の左パンチを避ける徐倫

が、敵は体全体が宙に浮いた状態を活かし、そのまま蹴りへと切り替え

この「蹴り」から、足を戻す動きに合わせて

徐倫はヒザ打ちで足を牽制

そのまま足を伸ばす形で敵の顎を蹴り上げた

姿勢が崩れた所に追い打ちの蹴り!!

なんとまあ足癖の悪い

徐倫『(ハッ!! み…、見えたッ!!)』

ここでようやく敵スタンド像が発現

赤い人間型が傍らに立っていた

見た感じはやはり近接パワー型のよう見えます

これが徐倫の判断を促したか

徐倫『(コイツがあたしを始末するよう送り込まれてきた刺客というのならッ!!)』

徐倫は掲げた左手から紐を垂らし、足で踏んだ

奇妙なファイティングポーズ

普通なら警戒されそうな構え

ですが看守は猛攻!!

徐倫『紐の防御に力はいらない…』

『直線的なパワーのパンチは

 ほんのわずかにその方向をそらすだけで

 軌道は大きく外れていく…』

看守の左パンチを、左手の指と足で固定した紐で受けて「軌道」をそらした徐倫

そのまま看守の左手を紐で巻いて拘束

盾にして看守の右パンチを防ぐ徐倫

哀れ看守、右腕で左腕を殴るハメに

なんとまあ器用な立ち回り

徐倫『かかったな……』

略『つまり、あたしの上着を被ることになる

怯んだ看守は、右腕にも紐を巻きつけられ動きを封じられました

徐倫は右手で看守の左腕、左手で右腕を拘束

そのまま浴びせるように顔に上着を被せた

両手と視界を封じた

徹底的に、行動力を封じていくスタイルか

徐倫『ストーン・フリー!!

そのままスタンドで顔面に右ストレート!!

後ろにフッ飛んだ看守は、鉄柵に首を突っ込んでしまい抜けなくなります

なんとも絶妙なサイズ

押し込んだら入る

ですが、引っ張っても抜けないサイズ感!!

徐倫『再起不能になって貰う』
略『な、何ィ―――ッ!?

しかしストーン・フリーはトドメの寸前、今度は右腿に被弾

敵は行動不能、視界も塞いだのに?

本体の判断に頼らないタイプか

ですが、スタンド像が本体の傍に立ってるのでややこしい

自動攻撃型とも思えないと

徐倫『コイツのスタンドはッ!!

『み、見えていないッ!! いったいッ!?』

看守ウエストウッド『とった!!』

徐倫が躊躇った隙に、看守は柵から頭を抜いた

一瞬で徐倫の背後に回ってデッドロック!!

徐倫の首、左肩、胴体を締め上げる

あんだけ攻撃したのに、サバイバーが怒りを刺激し戦闘を止めない

アドレナリンって奴だ!!

スカッとキレまくってはらしてやる

ウエストウッド『カスのくせによォォ~~~

 てめえ、このオレをコケにした事をやりやがって…

 よくも…………!!』

『囚人は社会のカスだ…

 そんなてめーに楯突かれるほど頭に来る事はねぇぇぇぇぇぇ

 いつもオレはそう思って働いてたんだ

 ええ! ナメやがってッ!!』

『今その想いをはらしてやる

 はらしてやるッ!!』

『キレまくってはらしてやる

 スカッとキレまくってはらしてやる

 はらしてやるはらしてやる!! スカッとスカッとはらしてやるッ!!』

『オレは最強だ!

 はらしてやるはらしてやるはらしてやるはらしてやるはらしてやるはらしてやるはらしてやるはらしてやる~~~ッ!!』

彼はサバイバーの対象にも最適だったのか

サバイバーは怒らせるスタンド

日頃から溜めているストレスが、サバイバーの力で爆発してしまった

根底は職業からくる歪んだ差別意識

ある面では看守に向いた人材ですな

徐倫『天窓に!? まさか、コイツのスタンド!?』

徐倫もデッドロック状態でようやく気付いた

ある意味ロックされた「おかげ」

世の中、何が役立つか解りませんね

看守の仕事

徐倫『コイツのスタンド能力の正体は!!』

ウエストウッド『決まったな……

 完全にロックしたぜ』

略『おい! 俺の仕事は看守だぜ』

毎日のように囚人を押さえつけるのが仕事

だからロックに慣れているという看守

徐倫は殴って突破しようとするも、自由に思えた右腕も事実上抑え込まれていた

人体、右腕と左腕は筋肉で繋がっています

左を抑えれば右も抑制できるのか

看守『そして!! このデッドロックには弱点が一つあって…』

『それはよーく知っている…

 その右腕で、オレの大切なタマキンを掴まえる事だ…』

『違う意味でなら掴んで欲しいところだが』

解説と下ネタも忘れない優秀な看守

首と胴体、左肩をロックするデッドロック

結果右腕は上がらなくなる

ですが下にあるキンタマになら手を伸ばす事が出来るんですね

まあいやらしい!!

看守『それさえ防御すればァァァツ!!』

中腰で後ろから締めあげている看守

しかし絞めたまま倒れ、下半身を寝かせればキンタマを守ることができる

まるでレスラーですな

ですが看守が暴力を振るうとうるさいから?

傷が残らぬ関節技に秀でるのか

余談ですが

今回、絞め技で「徐倫ごとストーン・フリーがロック」されてしまい反撃不可

ですが、スタンドは本体から離れて動けます

なんなら腕を切り離して殴れる

今回は敢えて動けないルールなのね!!

物語的に!!

看守ウエストウッドの秘密

徐倫『逃れなくては!!

 ストーン・フリィィィ!!

『鼓膜を破った!! 締めが緩んだぞッ!!』

糸にバラしたS・Fを、敵の耳に突っ込んで目玉と鼻から飛び出させた

そりゃ締めも緩むわ!!

おかげで徐倫、呼吸が楽に

でなきゃとっくに窒息死してるとこですわ

徐倫『ハッ!!』

ナレーション『宇宙には

 無数の岩石や塵が漂っている…

 地球の引力にひかれ、落下するものも数多い』

『その殆どは大気中で燃え尽きてしまうが

 岩石自体が

 最適な突入角度と速度を守る事が出来たなら……』

意外!それは隕石ッ!!

なんと隕石を引き寄せ、ブチ当てて攻撃していたと判明

敵は宇宙規模だった!!

こいつはスケールがでけえスタンド

徐倫はあおむけにロックされ、天窓に穴が開いている事から気付いた

徐倫は理解力も承太郎譲りですな

Bパート プラネット・ウェイブス

破壊力A スピードB 射程距離A

持続力A 精密動作性E 成長性E

看守のスタンドは、隕石を引き寄せて徐倫に当てていた

単なる誘導役のスタンドだったと

全身が煌めく筋肉剥き出し

ウエストウッド風に言うなら「美しい」スタンドですわ

ナルシソ・アナスイの念押し

ナルシソ・アナスイ『なんだ、ついてくるのか』

前回、看守を蹴り飛ばして気絶させたアナスイ

看守で網膜照合し開錠

スタンド ダイバー・ダウン壁に潜航させ、手足だけを壁から露出

アナスイはその手足を伝って移動します

まるでボルダリングですな

目立たず移動しようとしたアナスイ

奇妙な移動の理由は、監視カメラを避ける

事を荒立てない配慮

看守を蹴り飛ばしたのも、スタンドパワーなので常人には見えません

工夫で隠密性を上げているんですね

FF『決定したり、命令したりすんのはアタシなんだよ…』

FF、監視カメラにプランクトンを浴びせ塞いだ

壊すのでなく塞ぐだけ

知性自慢のFFらしい立ち回りですな

FF『三人以上のスタンド使いに襲わせるのは必至!!』

ホワイトスネイクが徐倫抹殺に戦力を裂くと予想

一人では戦力不足だと説明するFF

さすが元ホワイトスネイク部下

やり口を解ってらっしゃる

アナスイ『そこの看守が目を覚ます前に戻ってくるつもりだ…』

さすがにそりゃ無理でしょアナスイ氏

あふれる自信

エンポリオ曰く、ウェザーが抑え役にならなきゃ何しでかすか解らない

自信は強さに裏打ちされたものか

アナスイ『徐倫の結婚は取引したんだからな』

『お前はそれを忘れるな…』

FF『お…、だからそれ?! 何言ってんだ!?

 オレわかんねーよ!?』

大丈夫アナスイ以外、誰にも解りません

曰く徐倫に惚れたので結婚する

したいでなく「する」なのに、断固たる意志を感じますね!!

彼が求めているのは結婚への祝福だけ

なんという自信でしょう

攻撃の正体

着弾秒読み、死に物狂いで抵抗する徐倫

看守の耳に紐を突っ込み、目と鼻から飛び出させた徐倫

飛び出した側を引っ張り「輪」

輪で看守の頭を引っ張り寄せた

エグい真似するわ!!

隕石二発!! 一発腹に喰らうだけで済みました

徐倫『(い…、隕石だ!!)』

『(攻撃の正体は、この看守に向かって突っ込んでくる隕石の落下だッ!!)』

本体である看守が、隕石の標的となるスタンド

彼に近付けばやられる

攻防一体の能力か

徐倫は咄嗟に看守を盾にしましたが、隕石は看守には着弾しなかった

そこまで含め能力なんですな

徐倫『(ただしコイツ自身には命中せず、燃え尽きてカスになるッ!!)』

その能力上か、ごく小さい隕石しか落ちてこない

だから気付けなかった

また本体の視界を、両手を塞ごうが「隕石を看守めがけて落とす」だけなので無意味

その性質上、精密動作性は最低ランクか

看守ウエストウッド『勝つのはこのオレだ!!』

『美しく輝く!! 最強はこのオレなんだぁぁあ!!』

再び徐倫を固め技に決めたウエストウッド

能力を最大に生かすには、敵と本体が密着しているのが一番

その点、格闘技に長けた看守と相性抜群

さすが名伯楽ホワイトスネイク!!

徐倫『ストーン・フリー!!』

『足の先から頭の頂まで、生皮剥いでやるッ!!』

今度は靴に紐を入れ、爪に輪を引っ掛けて引っ張る徐倫

この女まるで悪役レスラー!!

技とパワーに対抗できない分、いわば「鍛えられない部分」を責める徐倫

ゴールデンカムイと繋がったッ!!

徐倫『緩んだッ!!』

辛くも脱出、落ちてきた隕石をラッシュで迎撃

承太郎譲りのスピードとパワー!!

ですが拳に火傷を負わされてしまい、苦痛でのたうち回る事に

隕石を殴るとかさすがに無茶ですわ

徐倫『(さっきと同じだ!!)』

『(隕石は…、奴の身体には一発も激突しない!!)』

隕石を磁石のように引き寄せるスタンド

それでいて絶対に自分に着弾せず、寸前で燃え尽きてしまう能力

隕石のパワーと高熱が厄介

防御困難なのが厄介ですね

骨の行方、ウエストウッドの挑発 

看守ウエストウッド『隕石なのか? これが俺の長所?』

今度は己の能力を理解し始めたウエストウッド

理解力が高い

前回を見るにホントは気弱な性格、頭がいい人なんでしょうか

サバイバーで狂暴になった今手に負えません

前回の弱弱しい声がウソみたい

看守『深手だぞ~、両腕、左わき腹、右足だなァ……』

略『次の一撃が、お前にとって致命傷となるだろうよ!』

徐倫の傷の具合から、5、6発は被弾したと推測

更にサバイバーで「見る」事で、もはや全身が傷付き真っ黒だと看破する看守

彼は奇麗な「最強」が好き

逆に汚いものは徹底して見下しますな

再びファイティングポーズをとる徐倫

看守『立っているフリをさせているだけだね!!

 その両腕は、もはやファイトできる状態じゃあねえんだ

 本当はよォ~』

略『少し遊んでみるか……』

いよいよ優勢を確信し、セクシーポーズで誘ってくるウエストウッド

曰く殴ってこいよ挑発します

このスケベ!!

もう殴れないと確認する為の挑発

元々囚人への怒り、差別を動機に戦ってるから侮辱的なやり口をしますね

このスケベ!!

徐倫『……ハッ!! あれは!!』

この瀬戸際、神父が追う「骨」を発見した徐倫

小男が持ち去る姿を目撃

四部の重ちーに似てますな

あと手前で別の囚人が血みどろバトルしてますわ

看守『お前はもう!! 戦闘不能なんだぁぁぁぁ!!

『壁を背にして防御しようなんてことは…

 もうスデに予想しているぜぇぇ!!』

『壁の向こうから、スデに隕石は俺に向かって飛んできていたッ!!』

略『勝ったァァァッ!!』

刑務所の厚い壁だろうと、隕石はたやすく突破

むしろ飛び散った壁で傷を負う徐倫

ただおかげで直撃は回避

勝つ為、致命傷を避ける為なら傷つくことを恐れない

勇敢なファイトスタイル!!

あたしは星を見ていたい

徐倫『「ひとりの囚人は壁を見ていた…」

「もうひとりの囚人は鉄格子からのぞく星を見ていた…」

 あたしはどっちだ?』

略『あそこに「骨」がある…

 ホワイトスネイクに近付くためなら、何だってやるぞ!

 ドブ水だってすすってやるし

 誰よりも…、強くなるッ!!』

略『もちろんあたしは星を見るわ…』

『父さんに会うまで、星の光を見ていたい』

同じ囚人でも壁を見て絶望する者もいれば、星を見て希望を感じるものもいる

希望を信じ決意を新たにする徐倫

またDIOは精神の成長を信じ、その果てが天国だと語っていました

徐倫もまさに「成長」している

手段に頼ることなく自力で成長してるのね!!

星と壁、二人の囚人

元ネタは旧版単行本第1巻、総扉にある「フレデリック・ラングブリッジ『不滅の詩』」

なお第1巻では「星と泥」でした

ただこの言葉はどうも実在しないらしい

フレデリック氏自体は実在します

そのせいか、現行版の単行本から削除されているようです

決着

徐倫『やれやれ、だわ…』

略『喰らってしまう…

 最後の一撃を

 間違いなくもうストーン・フリーでは防御できないッ!!』

看守ウエストウッド『強いのはこのオレだぁぁぁぁぁッ!!

徐倫『だが…、お前の右足のブーツを脱がす事は出来た』

徐倫の作戦は、ブーツで防御する

中には、さっきの隕石で壊されたレンガを詰めていました

つまり壁を背にしたのも作戦の内?

壁を壊して貰う為に?

徐倫『隕石は燃え尽きる…、絶対にアンタには命中しない』

もちろんブーツで防げるわけがない

ですが隕石の軌道をそらす事は出来ました

ですが狙いは「その先」なのか

徐倫『ただし、隕石だけは、ね』

ウエストウッド『ブーツが!?

『本当に…、やれやれってカンジだわ……』

隕石でブーツに詰めたレンガを加速、熱して撃ちだす

それが本当の狙いだったんですね

隕石は燃え尽きるが、隕石で「押し出された」レンガは燃え尽きない

なまじ能力を理解したウエストウッドは油断

顔面に直撃を浴びてしまいました

熱いキッスのお見舞いだ!!

看守ウエストウッド『なんなんだよう……』

『コイツ、全然懲りねえよう……

 全然諦めねえ…

 チクショウ…!!!!』

略『なんてひでえ事を…

 このオレに対してなんて狂暴な事を………

 この女ァ……!!』

前回でキレる前、本来の気弱な口調に半ば戻ってしまう看守

諦めないのが徐倫の強さ

対し看守、自分を棚に上げる身勝手さ

彼の「心の弱さ」を感じさせる台詞だったのが因果ですね

心が決定的な差か

徐倫『決着ゥゥゥゥゥッ!!

かつてない勝利の雄たけびを上げ戦いに幕

ファイトクラブだった!!

最後、“星形の痣"へストーン・フリーが戻っていくのが「星と囚人」を感じさせるいい幕

ジョースター家には「星」がある

希望の象徴を身体に持つとは運命的ですわ

DIOも後に手に入れましたが

次回、第17話「燃えよ龍の夢(ドラゴンズ・ドリーム)」

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