ストーンオーシャン 19話 感想[DIOの遺産]誰も目を離してはならぬ ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ネタバレ

2023年4月9日

ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン 第19話「「緑色」の誕生」感想

公式あらすじより引用

ケンゾーを退け、『骨』をもって逃げた小男を追う徐倫たち。小男を見つけ『骨』を奪い取ろうとするも、辺りには囚人たちが倒れており、その体からは『植物』が生えていた。そして、そばに近づこうとする徐倫の顔にも……。一方、隠れてその様子をうかがっていたDアンGは、『植物』の原因は『骨』に関係しているのではないかと考えていた……

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DIOの骨から生まれたもの、FFを襲う悲劇

人を糧として、DIOの骨から赤子が生まれた

餌食となる様がホラー!!

緑色なのに赤子とはこれいかに!!

アナスイも「敵かもしれない」程度の他人を、罠に改造するとは非道

ですが感染した徐倫に躊躇なく触れた愛

愛とセクハラが印象的でした

セクハラだこの男!!

目を離したが最後、謎の自動型スタンド

前回、中立を自称するスタンドと戦った本作

また今回「敵なら攻撃してくるはずだ」と、アナスイは敵味方を定義していました

対し敵スタンド・ヨーヨーマッ

攻撃してこないし龍同様に本体を軽視、召使いを自認し甲斐甲斐しい

しかもコミカルで間抜け!

そうして警戒心を削ぐのが脅威ですね

冒頭 SPW財団施設内

『彼は今、眠っている状態です』

承太郎はテキサス州ダラスの施設で保護

修行僧のような姿勢のまま目を覚まし、数時間起きたかと思ったら24時間眠り続ける

脳波も心電図も全て正常

正常だけに「治す」ところがないのか

まるで宇宙船内部のような施設ですね

原作執筆時の最先端イメージ?

『記憶がまったくないという事は』

『当然、生きる目的というのも彼には存在しないという訳だ

 そうなると

 あっという間に筋肉は退化していく…』

いわゆる「記憶喪失」ながら深刻

思考能力を失ったかのよう

唯一頭部に手を伸ばした時のみ、本能的に防御を行うとの事

どんだけ大事なの帽子

とかく自ら動こうとしない、だからアッという間に衰えていく

記憶こそ人を人たらしめるのか

博士『スタンド能力を出したのか!?』

スタンド能力こそ蘇ったものの死を待つばかり

際し壊した機器で付いた傷が、偶然「徐倫」という文字の形

二人が繋がってる証なんですかね

第三部冒頭、DIOとジョースター家が繋がっていたように

同時刻・同じ傷が浮かぶ徐倫

回想の承太郎『お前の事はいつだって大切に思っていた……』

徐倫『待って、これは治さなくていい』

徐倫のモノローグ『何故か、説明できないけど…解る

 これはあたしの父さんからの…』

『あの人はあたしが生まれる前から色んなものを守って来た

 私の傍にいなかったのも』

略『ママや…、私を巻き込まない為だった』

第一話時、自分に無関心な父を憎んでいた徐倫

ですが今、心が通じた気がした

父さんを理解できたと感じた

神父とジョンガリが結託したこの事件は、親子を和解へ導いた

何事も悪いことばかりじゃない

後は言葉で伝えないとね…

Aパート アナスイの頼み

『F・F、この階段で…

 徐倫の足をだな

 チョットひっかけて躓かせてくれないか?』

FF『? 何しろって…?』

もちろんFFは困惑

要は転ばせ、抱きとめて好感度を上げたい

なんて古典的なラブコメ

が、FFの教養も恋愛作品はカバーしてない様子

今度ラブコメ読ませなきゃ

アナスイ『徐倫は……』

『さっき俺が彼女を守った事を理解していないかもしれない

 もう一回…

 しっかり彼女を抱きしめておきたい』

アナスイ視点では颯爽登場したつもりだったんですね

前回を見る限りドン引きでした

曰くこんな奴が…的な

何せ、敵をスプリングに組み直して戦闘不能に追い込むだとか

やる事がナチュラルに残虐超人

FF『自分でやりゃあいいだろそんなセクハラ!!

知ってんだセクハラという概念

FFは物知りですね

さすがの知性

アナスイ『言ったはずだよ、俺は徐倫と結婚する』

『お前はそれに協力する

 お前は約束を破る奴なのか?』

確かにそういう契約で同行して貰いました

結婚できるよう協力すると…

いや「祝福する」では?

と思いましたが「結婚するのが条件だ」と言ってましたね

人の人生勝手に決めるな定期

FF『(悪い…、徐倫………)』

しかし徐倫、アナスイの腕に落ちる前に自ら「糸」で移動ッ!

だいぶ頑丈になった糸!!

人間を支える頑丈さ!!

徐倫『小男だわ!! 小男がいたッ!!』

例の「骨」を持っていった小男を発見

その腕に「糸」を巻きつけ拘束!!

タイミング悪いなアナスイ!!

徐倫『手に"骨"を握っているッ!!』

前回ラストの通り、上階から覗いていた小男

彼を糸で下へ引っ張る徐倫

小男、柵の下に引っ掛かり落っこちる寸前へ

結構エグいことしますわ徐倫

骨に触れた者の運命

徐倫『!?』

FF『変な体の動きをする奴だぜッ!!』

なんと男、巻き付いた左腕の皮が剥がれて脱出

そのまま這っていってしまいます

まるでカタツムリ

FFが撃つと悲鳴、まだ一部痛覚は残ってた様子

であれば余計に悲惨ですね

アナスイ『待て! …なんだあの背中は!?』

一見、背骨が浮き上がってるように見えます

ですが下半身側から上がってきた

背骨じゃなく別のもの

肉が動く様がおぞましい

アナスイ『何か…、身長が伸びてないか?』

『俺と同じくらい…、いや、それ以上ある!!』

FF『もう逃げられねえ! ゆっくりとこっちを向くんだ!!』

小男『気持ちいい…、たい陽、ひかり……』

FF『こっちを見ろと言ってるんだテメー!!』

困惑してシアーハートアタックみたいな事を言い出したFF

助言通り近づくのはやめた

銃で脅すに留めている

が、完全に怯えちまってるぜFF!

『レロレロレロレロレロ』

偽花京院かよ!!

男は体内から植物が生えてきていた

口・鼻・目から突き出し発芽

単に飛び出したのでなく植物と人体が溶け合ってる…

背中のも植物だったんでしょうか

『光は…、あったかい、元気で、みんな集まって、あったかい……』

FF『何だ!? 何か飛び散ったぞ!?』

目玉が見る間に花へと育ち、後頭部が爆発!!

花じゃなくて頭が散るんかい!!

単なる寄生植物じゃない、身体自体が植物になったのだと象徴する現象でした

爆発後、男はシワシワの老人の肌艶に

栄養を全部食われたのか?

特別懲罰房囚人たちの末路

アナスイ『近づくな、スタンドには見えない!!』

『何か解らないがコイツに触れてはならない!!』

徐倫『! 骨はどこ!? コイツがさっき持っていた骨は今どこにある…!?』

『『『!?』』』

FF『これは…、他の囚人たちが全員スデに!?』

前回徐倫たちは、下層の電気椅子処刑室に降下

ですがその隙に既に全て終わっていた

他の囚人もとっくに植物化

溺死した死体達に木が生えていた

あの時、凶の方角で落っことされたのはラッキーだったのかもですね

人生万事塞翁が馬

徐倫『何をされたんだ!? 誰の仕業なんだ!?』

囚人は全員、小男のように「発芽」してました

植物に栄養を吸われ「木」となった

見渡す限り人間ツリー

花だけでなく、木が生えてきたんですね

鉄兜の男『(スタンド能力と考えるべきなのか?)』

鉄兜男のモノローグ『この骨の…

 これをやった、このパワーと意志のようなものは

 何かを生まれさせようとしているかのようだ』

ケンゾー戦開始時、観戦を決め込んだ鉄兜の男

彼は一部始終を見届けたらしい

人から芽生え、花を咲かせて木となった

花が咲いたら実が出来るのが道理

花は基本「生殖器官」ですから

男『(この骨、俺はどうするべきか…)』

略『握った奴にうっかり触るのはまずいことが解ったからな…』

実は目の前にあるが拾わない

触れた小男と、"彼に触れた徐倫"が植物化していくの目の当たりにしたからだと

「骨」が気になる

が、触れたらアウトとは厄介

アナスイの分析

アナスイ『!? それ以上動くな空条徐倫!!

略『顔を見せろ、こっちを振り向くんだッ!!』

徐倫『何?』

しかし徐倫、振り向くと正常化

正常期よ永遠なれ

つい見間違いかと思ってしまうのが怖いですね

彼女を心配し、アナスイは触れてしまった

アナスイだから触れてしまいました

アナスイだから仕方ない

アナスイ『そのまま…、ちょっと調べたい』

『『…………………』』

徐倫『!? おいッ!! 何やってる!?』

答え:徐倫のクチの匂いを嗅いでました

まあ変態得点が高い

調査中徐倫が目をつぶったので、キスするかと思えばコレである

キスしなくて良かった…

ダイバーダウンなら舌入れるのも簡単

FF『テメーッ!! 放せ!!』

アナスイ『FF! お前は黙ってろッ!!』

ピンポイントにFFだけ指定するのはひどい

徐倫も騒いだのに!!

彼は徐倫の声も気に入ってるから仕方ない

CVファイルーズあいさんのファン

『この懲罰房の連中がこうなったのは骨のせいだ!』

『敵スタンドではない

 敵の能力なら、俺達を最初に攻撃するはずだからな

 そして俺は……』

『徐倫、君がさっき、奴が握っていた骨に糸で触れてしまったんだと思ったんだ』

基本的に全部当たっているのだから鋭い!!

また前回も、徐倫は糸で「龍」に触れてしまい攻撃に巻き込まれました

便利だけにリスクも負いやすいのね

行動力の権化ですし

鉄兜男『ン…?』

そんな中、植物の根が動いて「骨」を運び始めました

鉄兜の男は慎重に見守っています

注視する系スタンド使い

徐倫『骨だ!! 転がっていくッ!!』

対し徐倫は、音がするやそっちに飛びついた

結果植物が一気に浸食!!

つくづく行動はリスク!!

が、これも徐倫の長所なのでしょうね

FF『か、感染しているぞ徐倫!!』

アナスイ『ダイバー・ダウン!!』

なんとアナスイ、体内側から植物を全て除去!

瞬間、植物まみれだった徐倫

アッという間に元通り

ある種の治療役もこなせるんですね

FF『!? まだ残ってるぞ何してる!!』

アナスイ『引っこ抜くだとか、生えてるという表現は正しくない!!』

『肉体がこれに変化させられているのだ!!

 これを千切りとっても良いものか…

 徐倫! 痛みは?』

千切りとるのは肉体を除去するのと同義だと

事実、小男は目玉が花に変化してました

大事な部分だったら不味いのか

徐倫『あたしから離れた方がいい、アンタまで感染するかも……』

『!?』

しかしアナスイ、むしろ抱きかかえて密着

花を咥えて鑑定しました

普通怖がって飛びのきそうなものなのに

愛とセクハラ…

アナスイ『……これは植物だ。それ以外の何物でもない』

いわゆる触診である

肉体の一部が本物の植物になった

流れているのも血液でなく葉緑素

だから「太陽」を求めるのか

アナスイ『だが…、どっちみちなんとかするさ。必ず……』

愛してるからとは言わない

そこに決意の深さを感じる仕草でした

献身的な愛情

徐倫も初めて彼を意識した気がします

「緑色」の誕生

アナスイ『日陰に入るんだッ!!』

性質その1、太陽を浴びると急成長する

逆に日陰にはいると枯れる

この気付きで、生えてた芽は一気に改善

だからさっき急成長したのか

徐倫『……あたしが拾う』

『もう"なってる"から』

アナスイ『太陽のあたる所に進むんじゃあない徐倫!?』

骨に触れると植物になってしまう

だからもう触れた自分が拾う

骨は太陽側にあるというのに

ずっと「観察」してる鉄兜と、愚かだろうと「行動」し続ける徐倫

敵と行動も好対照

逃げれば一つ、進めば骨!

徐倫『この花のところに転がって…、…?』

略『子供!? 緑色の!?』

気付けば骨は、"星形の痣がある子供"の姿に

痣はDIOから生まれた証拠か

骨は人々を植物にし、この子を産む為にエネルギーをかき集めてたんですね

植物が実をつけるように

人々を苗床に、子供型を実らせたのか

Bパート スタンド「ヨーヨーマッ」

破壊力C スピードD 射程距離A

持続力A 精密動作性D 成長性C

まだ本編に出てきてない緑色の人型スタンド

ステータスは軒並み低めですな

これは奪い取ったって言うのよ

徐倫のモノローグ『何に…、見える…?』

『スヌーピーの形をしたニンジンとか

 オッパイの形そっくりなダイコンも畑ではよく収穫される…

 これもそう見えるだけ…

 そっくりに見えるだけ…』

『!? 生きてる!? まさかッ!?』

ぎょろり睨まれ愕然とする徐倫

アメリカ人なのに詳しいな徐倫!!

DIOの骨は、透明なゾンビを生み出すスタンド能力をかけられた

ですが骨そのものが勝手に動いた

スタンド本体の消滅後も健在

パワーだけ貰って、自分の目的を達成したのか

FF『徐倫! そんなものどうでもいいッ!! 戻るんだ!!』

徐倫は日光で「根」と一体化し始めた

樹木化した死体は光合成で成長

やがて根を張り、死体達と骨をつないで「赤子」を産み出してしまった

お前もその一つにしてやるって言ってんだよ!!

徐倫のモノローグ『植物なのか? それとも人間なのか?)』

略『ホワイトスネイクはこの先を知りたがって

 この刑務所にいるのだ…』

『生まれるものは何なのか?

 生まれたとき

 何が始まるのかを知ろうとして……』

神父は「天国に行く方法」を知ろうとしてます

天国とは精神進化の到達点

作中徐倫の精神が成長してるように、精神成長の果てに何があるのか

この赤子はその為の手段なんですね

この赤子はどこへ向かうのか?

FF『!? それ、拾うのか!?』

徐倫『これは奪い取ったって言うのよ…

 FF!

 絶対にホワイトスネイクには渡さないッ!!』

敵から奪い取った!!

徐倫は目的どころか、神父だとさえ知らない

ですが「手段」なのは確か

確保すれば奴を釣る格好の餌になる

こんな危険なモンよくもまあ

生き残りの囚人・グッチョ

アナスイ『"脱出"…、か』

問題は出入り口と反対に進まねばならない

出入り口側は太陽が当たってる

だから慎重な鉄兜も、あの位置から動こうとしないんでしょうね

出口は一つ、進む道はない

男『助けてくれ!? お願いだ!!』

略『俺は草になっちまう!! ここから連れ出してくれー!?』

徐倫たちに発見され、即命乞いを始めた男

曰く皆が溺死、樹になるのを見ていた

そりゃ怖かったでしょうな…

男はチョビ髭でてっぺん禿げ。フランシスコ・ザビエルのように剃っているのでしょうか

肩・へそ・腰が開いたセクシー囚人服

なんて嬉しくないセクシーさ

アナスイ『いいだろう』

略『怪我しているのか?』

FF『何言ってるアナスイ!?』

即答するアナスイ

本当行動が読めません

明らかに敵なのに

お前みたいなセクシーな囚人がいるか!

アナスイ『君は俺達の敵なのか?』

ヒゲ男『な、何のことかわからない!?

 名前はグッチョ!

 俺は草になりたくないだけだ!?』

アナスイ『落ち着きなって、俺はいいって言ったんだ

 立てよグッチョ

 立つ事は出来るんだろう? …いいから立ちなって』

知っているか?

 人間の肋骨の数は12対・24本

 男でも女でも背が高くても低くても違いはないんだ…』

グッチョ『!?』

謎の豆知識で、彼を軽く抱いてやったアナスイ

すると途端に落ちつき外に向かいました

目は一点を見つめたまま

アナスイは優しいなあ

一文字違えば荒木先生大好きなグッチ

微妙にいい名前なんですよね

だからセクシーなのか?

FF『敵じゃあなかったのか?』

アナスイ『興味ないね。どっちだろうと』

今、興味があるのは

 安全に棟の東側に出るかどうかという事だけだ、違うか?

 とにかく安全に…、だ』

日光を避ける為、出口と反対側に移動

が、15話通りアナスイの移動は独特

壁に潜航させたダイバー・ダウンの手足を、ボルダリングのように掴んで移動

足場がなければ作ればいいの精神

使い手の工夫が映えますな

鉄兜の男・DアンG

鉄兜の男『こんな事になるなんて俺は何も聞いていなかったが…』

『俺の仕事はシンプルな事』

『空条徐倫を始末する、ただそれだけだ』

男にすればとんだ巻き込まれ事故ですわ

神父も知らなかったから仕方ない

とまれ男は、見つからないよう出口側に身を隠していました

結果、徐倫たちを見失う事に

鉄兜の男『まさかここを脱出したのか!?』

脳みそが間抜けですがこれも仕方ない

男は出口側、つまり徐倫達の進行方向にいるつもり

もし身を乗り出せば見つかる

身を隠していたのは当然だと思います

当然だけど残念無念

鉄兜『おいお前! そこで何してる?』

略『何故お前は植物になっていない?』

グッチョ『外に…、歩く…、だけ…』

いかにも無害そうなグッチョに声をかけ無視された

そこで腕を伸ばしたのが運の尽き

なんとグッチョ自体、トラバサミとなり「腕」をざっくりやった!!

前回に続きこりゃひでえ!?

鉄兜『ひでえッ!? 人間の肉体を改造して罠にしてるゥゥゥ?!』

敵にひどいと言われるアナスイ!

さっき触れた時、肋骨がトラバサミになるよう改造していた

だから豆知識を言ったんですね

12対の骨に食いつかれた!!

アナスイ曰く「敵だろうが味方だろうが興味ない」

その程度の認識の他人を…、その程度だから?

罠に改造して敵を襲わせた

人の心がない!

さすがバラバラ殺人を「通常の精神状態」でやってのけたアナスイ

精神がおかしい分スタンドも強い!!

鉄兜『痛ぇよォォォォォ!

ああーん!? 痛ェェェエ!!

 ママ~~~!!

 こんな左腕なんかもう要らねェェェ!!』

実はヘタレだった、というには気の毒すぎる

ママとか言って泣き出した鉄兜の男!!

別に強キャラじゃなかった

散々クールに、渋い口調で観察してただけに凄まじいギャップでしたわ

どうも単に臆病だっただけらしい

グッチョ『ひどいめに、あった』

『俺は、サバイバーで仲間割れさせろってホワイトスネイクに言われただけなのに……

 でもやったぜ、外に出られる…』

グッチョ(サバイバー本体)再起不能リタイア

前回のケンゾー同様

自分もサバイバーで痛みを感じなくなっていたんでしょうか

これで看守・尿療法・グッチョが戦闘不能

神父が送り込んだスタンド使いは四人

残るは「鉄兜の男」ですが…?

ヨーヨーマッが来た!

徐倫『枯れていくわ…、どうやら一時的なものだったみたい』

外に出た結果「植物化」から回復

意外にあっさり

というか「実」が切り離され、もう不要になったからなんでしょうか

これで「実」は完成形なんですかね

アナスイ『問題は』

『そろそろ刑務所側の誰かが

 この懲罰房の事態に気付く頃だというコトだ』

徐倫『むしろ好都合よ!』

曰くそうなればホワイトスネイクも気付いて現れる!!

承太郎のDISC奪還のチャンス!!

なんでもプラスに考える徐倫

噛まれたらチャンス的な

FF『!! 徐倫そいつッ!?』

しかしキメた直後、赤子を「卵」ごと変な奴が丸呑みしてしまいました

赤子の丸呑みは基本

まるでギリシャ神話

徐倫『オラッ!!

いきなり現れた正体不明の敵

徐倫、ノータイムでストーン・フリーを繰り出しボコッた!!

ホント行動が早い!

FF『きっとあの戦士風のヤローのスタンドだぜ!!』

徐倫『実を取られた!!』

殴られケツを高々とあげて呻く敵スタンド

ケツにキックを入れまくる徐倫

まあ徐倫ったらヤクザ者!

アナスイ『ダイバー・ダウン!!

FFもためらわずFF弾で顔面を攻撃

アナスイもD.Dを潜航

徐倫一行総攻撃ですわ

ですがこのスタンドめちゃくちゃタフらしい

ダメージ無効系なのか?

アナスイ『なんだコイツの身体は!?

しかし無敵のD.Dに思いもよらぬ反撃が

敵はまるで防御せず受容

むしろ快感らしい

アナスイ『ニオイが!? 臭いぞ!?』

敵スタンド『入ってきて!! 入ってきて!! もっとぉぉぉぉ!!

 私を叱ってぇぇぇぇ!!』

アナスイ『クソ! 中に入っていけない!!

 スタンドそれ自体を伝わってくるッ!?

 俺の体の内側から臭いが!?』

意外!それは臭気ッ!!

体内に独特の臭気があり、侵入を阻むという新感覚スタンド

アナスイの天敵じゃあないですか!

赤子は大丈夫!?

敵CV山口勝平『お~、そのお靴』

『私のせいでお汚しになられましたかな?

 なんという事を…』

さあ! この椅子におかけください!

 私がお靴を磨きます

 ペロペロ………』

あ、看守の部屋からガメてきた漫画、お読みになられますか?』

見た目も変だが行動はもっと変

ドMだし、自分を蹴って汚れた靴を舐めて磨いてくれます

その為に枝から椅子を作る器用さも

ホント器用なスタンド

『危ないハチです!』

『私の本体

 名前は「DアンG」ですけど

 懲罰房棟で最後に見ました時には、左腕を千切り飛ばされて泣きわめいておりました…』

FF『遠隔操作のスタンドか!!』

言ってドタマをぶち抜くFF容赦ねえ!

鉄兜の男はDアンG

スタンド名はヨーヨーマッ

先の龍の夢同様、本体から完全独立した「意志を持つスタンド」か

態度自体もまるで召使いのよう

ヨーヨーマッ『もっとォ~!! 叱ってェ~!!』

撃ってもドMなので効かない

痛みは感じているようです快感として

ストーン・フリーで殴っても、FF弾で致命傷を与えても死なない

体内に卵を抱えてるので無理も出来ない

しかも変態だとか隙がない

FF『気付かれた! 看守たちが来るぞッ!!』

アナスイ『徐倫、ひとまずここを離れよう』

略『FF! お前は本体を見つけろ!!

 奴を暗殺してくるんだ!!』

何かとFFを便利に使うアナスイ

見つからないよう湿地帯に逃げる事にした一行

先に本体を倒すのがベスト

遠隔自動操縦型スタンドあるあるですね

幸い今回は本体が明確

スタンド自体がバラす稀有なスタイル

ヨーヨーマッ『"湿地帯専用ボート"でございます旦那様』

『風圧推進器が付いていて、風の力でボートを進ませるのです』

アナスイ『クソッ!

 どうやってエンジンを始動させるんだ!?

 どこかロックされてるのか!!』

ヨーヨーマッ『スロットルレバーでございます旦那様

 普通まず

 ニュートラルの位置にしないといけません、ハイ』

その棒が舵でございまして

 前に倒すと尾翼が右へ

 後ろに引くと左に曲がるってワケでございます』

アナスイ『係留ロープをほどきなっ!!』

ヨーヨーマッ『はい旦那様』

知識豊富なアナスイでも知らない珍しい事例

解体した事がないらしい

元々自分勝手なアナスイは、早くもヨーヨーマッを召使いにしてしまいました

遂には操縦自体をヨー略に任せてしまいます

順応が早過ぎる

立ってるものは敵でも使え

誰も目を離してはならぬ

FFのモノローグ『徐倫…、そのスタンドから目を離すな』

『ちゃんと見張っている内は

 奴は完璧な召使いになり

 不気味だが役に立つだろう…』

『だがもし、隙を見せたら……』

最中、跳んできたカエルを食べてしまうヨーヨーマッ

ハチも食べてしまいました

なんでも口に入れる

実際、赤子も一飲みでしたし

FFのモノローグ『し…、しまった……!!』

『まさかあんな攻撃方法で!?』

『徐倫! アナスイ! そいつから目を離してはいけない!!』

モノローグなのは口元が溶けてしまったから!!

FFでなくば致命傷じゃないか!?

龍の夢のように中立を思わせ、"攻撃してこない"為に敵だと思えず警戒を解いてしまう

ですがその本性は即死級の攻撃持ちだと

遠隔自動操縦型はつくづく厄介!!

遠隔自動操縦型スタンド

第4部シアーハートアタックや、第5部ノトーリアス.B.I.Gの同類

意志を持つのはベイビイ・フェイスも彷彿

そうした直球の殺意はない

暗殺者的なスタンドですね

暗殺というにはだいぶ騒がしいスタンドですが

次回、第20話「F・F-目撃者」

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