ダンまち4期 第20話 感想[アリーゼの遺言]アストレアファミリア散華 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 深章 厄災篇

2023年3月17日

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇 第20話「散華（アストレア・ファミリア）」感想

公式あらすじより引用

過去、迷宮都市オラリオに『正義』を標榜する集団がいた──弱きを助け、悪を挫くのみならず……惑い、悩み、それでもなお『正義』を探究し追い求めし者たち。彼女たちの名は【アストレア・ファミリア】──。かつてリューを受け入れ、育み、彼女の拠り所となった唯一の派閥。そしてダンジョンの闇に呑まれ、儚く歴史から、その名が消えてしまった少女たち。ただひとり、【疾風】リュー・リオンを残して……

ABEMA ANIME 木曜23時配信 翌金曜25時35分より最新話一週間無料

公式サイト、公式ツイッター（外部）

女神の言葉。アストレアファミリア全滅の顛末

アリーゼは、リューなら「正しい事」を選べると託して生き残らせた

そしてベル曰くリューさんは正義の味方だった

自分から見れば正義だったと

リューは我知らず正義を実践

即ちアリーゼの遺言を実践していたのか

幾度もヒーローのように、ベル君を助け続けてくれた事がここに繋がったのね

照れて真っ赤なリューさん可愛かった!!

正義のヒロインだよ彼女は!!

アリーゼ最期の言葉

彼女が最期の最期に漏らしたのは「リュー」

14話冒頭は「呼びにくいからリオン」

呼びにくいか？

もしかして、ホントは呼びたかったけど照れくさかったんでしょうか？

リューも「ベル」呼びへ

呼び方ひとつにも機微を感じる回ですね

アストレア・ファミリア全滅

冒頭はジャガーノートによる全滅事件

アリーゼは、敢えてリューに自分ごと撃たせて彼女を生還へ

ジュラ曰くリューが仲間を殺した件の顛末

やはりアリーゼが望んでやった事か

瞬殺・悲鳴・焼死、仲間達の死に様も無惨

特に悲鳴と苦しみ方が凄惨

OPもEDも一部CMもカット、尺をたっぷり使った渾身のエピソードでしたわ

アリーゼはやりきって逝ったんですね

女神アストレアの言葉

復讐を誓い、リューは女神に街を去るよう懇願

去る際女神は「正義を捨てなさい」と発言

リューは破門されたと解釈

ですがどうもそうじゃないっぽいですね

後に再会するんでしょうか

リューに「神の恩恵」は残った

リューは神の情けだと解釈

ですが本当に怒って破門したなら恩恵を解き、弱体化させたでしょうし

リューが正義を貫こうとしたら苦しむから？

アリーゼに“正義を託された"リューが、重荷に苦しまないようと言ってくれたのか？

リューへの優しさなのかね

敢えて女神の表情を描かないのが印象的

リューとベルと英雄

アリーゼ達は、人を救うには犠牲が必要が持論

最後は自ら犠牲になりリューを助けた

リューもベルを助けるため犠牲になる事を選択

対しベルはリューを救い自らも生還

前々回アリーゼが言った、犠牲も無しに救うのは「英雄」だという言葉そのもの

改めてベル君って英雄なんですな

アリーゼ達が願った人か

コロシアムの秘密？ 闘技場に幕

前回爆破した事で、闘技場の底が抜け脱出

よく落ちる物語である

ベルとリューは「闘技場の下、誰も入った事のない地底湖」を発見しました

コロシアムはこれを隠してたのか？

ひとまず一息ついた様子

リューさんと「駆け引き」とクラネルさん

ラスト、ベル君が殺されかけハラハラした!!

勢いあまってリューさんが「ベル」呼びに

ですがベルは、実はモンスター相手に死んだふり＝駆け引きをしていたと判明

リューさんの教えを実践してたんですな

なのに当のリューさんが気付かなかった

リューさんうっかりエンド!!

リューさん事件にひと段落

諸々で真っ赤になったリューさん可愛い!!

やーいメインヒロイン!!

いつもクールだけに破壊力すごい!!

悲劇からラブコメの温度差

もう帰ったら結婚式場一直線ですね!!

Aパート 5年前アストレアFvsルドラF

ライラ『あっぶねー!?』

輝夜『やはり罠だったか…』

『爆発で生き埋めにしようとは、品がなさすぎて笑えるな!!』

五年前、ジュラが大量の火炎石で罠を決行

渾身の策でしたがアリーゼ達は生還

今期で話してた通り!!

第一期の時点では、罠に嵌められ全滅したとリューさんは発言

どっこい生きてた「英雄」パーティー!!

話が違うぜ色んな意味で!!

ジュラ『なんで生きてやがる…!?』

略・リャーナ『これだけの爆発…、さぞ準備に時間がかかったでしょうね？』

取り乱すジュラたちもちょっぴり若い

ルドラの名通り、若干インド味

コロシアムでもとんでもない火力だった火炎石

あれを山ほど使ったんですもんな

生きてる方がおかしい!!

アリーゼ『終わりにするわ！』

『イヴィルスも、悪の時代も!!』

公式サイトによるとアリーゼと輝夜がLv4

Lv4の強さを見てきた今期、それが最低3人だとか恐ろしいファミリア

普段ならここらでCMですが今回ありません

オープニングもカット

恐ろしく力が入った回でした

輝夜『……なんだ!?』

しかし、異様な声が長く長く響き一同困惑

ジャガーノート誕生へ

ジュラはこの現象を研究し、再現しようと五年間打ち込んだのか

その辺のくだりは九話で言及

十話で詳しく解説されました

リューの仲間達、全滅の顛末

ノイン・ユニック『えっ………』

最初の犠牲者は、人間族のノイン

剣を抜く暇もなく瞬殺

黒塗り、小さくですが細切れになる姿まで描写

ですが彼女はまだ幸運だったか？

ネーゼ・ランケット『ノ、ノイン!?』

悲鳴を上げた人狼、ネーゼも一瞬で血煙に

比較的目立つ容姿をした褐色肌の人狼

跡形すら残らないとは悲惨…

OPのように「ぶら下がらなかった」だけソフト

アスタ・ノックス『がは!!』

次は全身鎧の斧使い

なまじ頑健ゆえ即死せず、噛み砕かれ大量の血が噴出する惨劇へ

中身は小柄なアスタ、公式曰くドワーフ

めっちゃ可愛かったのに……

リュー『あ…、あああああああ!?』

アリーゼ『駄目!? リオン!!』

錯乱したリューは突貫

避けられ、尻尾で反撃を喰らって戦闘不能へ

リューさん痛恨の判断ミス

元々「誰の犠牲も出すべきじゃない」が持論

仲間の死に耐えられなかったのか

輝夜『莫迦が!!』

リューを庇い、輝夜は無理なタイミングで迎撃

結果カタナが落下

まさかと思ったら右腕を丸ごと持っていかれていました

なんだかんだで咄嗟に庇ってくれたんですね

これでレベル4が2人も戦闘不能

リャーナ・リーツ『セルティ法撃！ 合わせて!!』

セルティ・スロア『うん……!!』

リャーナ＆セルティ『『はあああ!!』』

特に悲惨だったのが魔法使い二人

魔法反射装甲初の餌食

雷を放ったエルフのセルティ、一瞬で人型をした炭にされ即死

人間族リャーナは散々苦しんで焼死……

ライラもここで巻き込まれて被弾

リャーナ『ああああああああ!?』

悲鳴もですが、散々なすすべもなく火にあぶられる影が悲惨

彼女は冒頭ジュラを皮肉ってたリャーナ

あんなに勝気だったのに…

イスカ・ブラ『嫌あああああああ!?』

アマゾネスのイスカは絶望的な立ち回りでした

他と違い真っ向勝負

真っ向勝負ですが、既に怯えきっていた為か全く通じていませんでした

半泣きで戦い続け両腕を喪失

即死の面々よりひどい絶望と苦痛での戦死

無力をありあり感じるのが悲惨

マリュー・レアージュ『あ、あ…、ああああ!?』

『食べないでぇぇぇぇ!!』

ヒーラーらしき人間族マリューは、イスカと対照的に戦いを放り出し逃走

イスカ同様に怯えきった表情でした

遠景ながら、首を食いちぎられ胴体だけ無造作に飛んでいく様が描写

影でなくハッキリ描写

容赦がない

CVはメインキャラ級の関根明良さん

アリーゼ『はあああ!!』

目の前で仲間を喰われてしまったアリーゼ

リューと違い決然として攻撃を続行

ですがあっさり避けられ、無防備な背中に致命傷を負ってしまいます

ほぼファミリア壊滅へ

ジャガーノートは十話を思い出す蹂躙

Lv4をもここまで翻弄するのか

ジュラ『や、やめろこっちくんな!?』

幸いというかそのままジュラ達の駆逐へ

残ったアストレアFは4人

実はライラも、魔法反射時に目を焼かれて戦えなくなっていたと判明

攻撃の余波だけで大惨事だ…

輝夜『…リオンは…、身体はともかく心を折られている』

『しばらくはまともに戦えん』

輝夜は腕を失った右肩口を縛って止血

それでも血がにじむ様が辛い

ライラの目の傷は「焼かれた」ので止血されているらしい

だからと良い訳ではないですが

リュー生還の理由、アリーゼの遺言

アリーゼ『輝夜、ライラ、二人の命を頂戴』

『私は…、リオンを助けたい』

その為に犠牲になってくれとは言い方が重い

自分が助けたいから頼む

エゴだと強調する言い方がリューに似てますね

ライラ『いいぜ』

略『あたしは自分の命が一番大事なんだ…

　でもこのまま戦ったって

　どうせ真っ先に死ぬだろうからな』

輝夜『ああ、死に場所はここでいい』

『選択すべき時が来たということだ』

とは十七話、リューに言った事を踏まえたもの

輝夜は、目的の為に犠牲が出るのはやむをえないと主張

いつか選択する時が来ると予言しました

何を犠牲にして何を救うのか

リューを救う、その犠牲に自分を選んだ

有言実行とは潔い…

輝夜『だが団長、あなたは生きるべきではないのか？』

『アストレア様とあなたがいれば

　真の正義は貫ける！』

アリーゼ『いいえ輝夜、人の数だけ正義は存在する

　何が正義かなんて

　今の私は答えを出せない』

持論「正義とは振りかざすものではなく秘めるもの」

アリーゼ自身、振りかざせるほどの「答え」を持たないのも一因なのでしょうか

よく正義について議論を促していたアリーゼ

答えに足掻いていたのか

『でもリオンなら…、正しい事を選び続ける』

『自分の正義を貫き通せる!!』

輝夜も同意見か、反論せず笑顔

実際リューさんは、輝夜に「現実を見てない」と言われても屈しませんでした

言い負かされても理想を諦めなかった

理想の正義を選び続けた

そんなリューを眩しく思っていたのか

アリーゼ『……私達があいつの殻を剥がす』

『だから…、あんたはここでうたっていて？』

『お願い、約束よ。リオン』

『そして、いつか叶えて

　あんたの理想を』

指切りのように小指だけ握り約束するアリーゼ

前々回冒頭と同じように

だからリューには特別な仕草なのか

だから前々々回、現在のリューはベルにやったのか？

この間リューはほぼ無言

完全に心が折れてしまって痛々しい

アリーゼ『じゃあね、リオン』

ライラ『そこにいるのかリオン？

　お前は生きるんだぞっ』

輝夜『これはくれてやる。形見と思わず存分に使え』

『強くあらん事を、私の好敵手』

言葉もなく三人の後ろ姿を見送るリュー

だから前回、死の間際も「背」が見えたのか？

前回通りライラの態度は姉のよう

輝夜は二振りの短刀が形見

よくぶん投げる短刀は「使い潰せ」という遺言に従ってたのか

リューさん律儀……

リュー『"今は遠き…、森の空"』

いつもは反論ばかりしてたのに、黙々と呪文詠唱に入ったリューさん

心が折れてしまった証か

考える余地がないのでしょうか

ライラ『うりゃああああ!!』

小人族ライラは闇雲に走って即死

ですが前回冒頭、作っていた爆弾に引火して大爆発を起こしました

これを狙っていたのか

最期まで食えない人でした

輝夜『りゃああ!!』

爆煙に紛れ、敵の足一本持っていった輝夜!!

直後反撃を浴びて即死

際し飛び散った髪飾り、"花が散る"象徴的な演出となっていました

画面手前から奥へと疾走!!

構図も美しかった!!

アリーゼ『“アガリス・アルヴェシンス"!!』

アリーゼ奥の手は、火炎を発しての身体強化か

さっきは瞬殺されたアリーゼ

今度はライラと輝夜の傷、アリーゼの加速が相まって互角以上で渡り合いました

リューさんの涙も悲壮な作画

魔法による明暗が痛々しい

再び腹を貫通されるアリーゼ

アリーゼ『!! ……“アルヴェリア"!!』

有言実行、殻を剥がすまで諦めなかった

腹を刺されても戦闘続行

アリーゼは懐に飛び込み敵の腹を貫通

敵に深々と刀身を突き立て、刀身＝敵内部から炎を放って大ダメージを与えたらしい

これを狙って「突き」を仕掛けていたんですね

魔法反射装甲を内側から攻撃した!!

一期のベル君のよう

アリーゼ、最期の言葉　

アリーゼ『……リュー………』

アリーゼが装甲破壊、リューの大技で決着へ

最期にリューと名を呼んだアリーゼ

第14話回想、アリーゼは出会った頃「リューじゃ呼びにくい」とリオン呼びを選択

もしやあれ「ウソ」だったのか？

もしかしてずっと呼びたかったのか？

ファーストネーム呼びを遠慮、呼びにくいと嘘ついたんでしょうか

本当は割と思慮深いみたいですから

リューがベルを「クラネルさん」と呼ぶのと一緒だったんでしょうか

だとすれば似た者同士なのかね

リュー『“ルミノス・ウインド"!!』

しかしジャガーノートは離脱、撃破失敗へ

おかげで余計に心に傷が残ったのか

仇討ちできなかった

自分は無能と自己否定へ

またメタ的に、ルミノス一発で倒せるほどヤワなモンスターじゃないから？

その整合性をとったんですかね

大森先生曰く「ベル達が戦ったジャガーノートより"かなり"強かった」との事

今回の台詞では触れてませんが舞台は30階層

確かベル達のときは27階層で誕生

見た目同じも強さは別物

仮にベルが戦っても、アリーゼ同様に全く歯が立たなかったって事でしょうか

リュー『あらゆる感情が…、私の中からあふれた』

『仲間を失った絶望、仕留められなかった怒り…、逃げられた困惑…

　そして…、無能の烙印を押されながら

　生き残ってしまった恥辱…』

『ここで無駄死にする事は、仲間の最期が許してはくれなかった』

略『惨めにその場を去った』

もし倒せば、心残りもなかったのかも

仇を討つために生き残る

その執念で生き延びることが出来てしまった

またこの顛末をジュラが目撃

十話曰く「リューが仲間を殺した」とはこれか

当然承知の上だった訳ね

リュー『アストレア様に何を言えばよいのかも解からなかった……』

ひとまず地上に戻って体力回復

ですが顔を合わせにくくホームは避けた

もしこの時、女神アストレアに会っていればまた違ったんでしょうか

ホームどうなっちゃったのかね…

リューが真っ先に願った事

リュー『癒えた私は仲間を弔う為、あの階層へと引き返した』

『だが…、仲間の遺体は何一つ残っていなかった……』

ボールス部下達の末路が前振りだったのか

遺体はモンスターに食われていた

アリーゼはリューが消し飛ばしたも、他のバラバラ死体が残っているはずだったんですね

仲間の死体一つ弔ってやる事が出来なかった

おかげで余計に申し訳ない気持ちに？

『そして…、あの化け物も……!!』

台詞に合わせ白い塊が描写

ジャガーノートは自壊してしまったのか？

あれは迷宮の防衛機構

他モンスターと根本的に違うんですかね

なら逃げきれば勝機も…？

リュー『戦わねばならなかった…!!』

『死ぬつもりだった。仲間の無念を晴らす為に……

　己を断罪する為に』

仲間が必死に生かした命だから死ねない

なら仇討ちで死にたかった

でも仇が自滅し「意味のある死」を選べなくなったのか

宙ぶらりんになってしまったのね

『私は何をすればいい…？』

『教えてください、アリーゼ………』

『心は行き場をなくしていた』

『生きなければという使命と、死への渇望がまざりあい……』

こうして仲間を18階層に弔った

死体がなく、最小限の遺品だけ安全な18階層まで運ぶことが出来たのか

リューにとって直接の仇はジャガーノート

だがイヴィルズ殲滅を敢行

他にやる事がなかったからなのね

『許さない…、ルドラファミリア…!!』

『それは正義と呼べるものではない』

『崇高な使命も理想もない、ただの憎しみだった……』

リューが正義を信じなくなったのは、ただ仲間を失ったからじゃなかった

仲間を殺めたからだけでもなかった

復讐を願った自分を責めたのか

回想で描かれてきた通り理想主義者

だから反した自分を許せなかったんですね

釣り上がり病んだ目が痛々しい

痛々しいも、目が生きてたのがリューらしい

※トップに戻る

Bパート 女神アストレアの言葉

リュー『私はアストレア様に、何も聞かずにオラリオから去る様に懇願した……』

『感情のままに突き進む自分を見られたくなかった……』

『何よりこの衝動を、誰にも邪魔されたくなかった』

アストレア『解ったわ……』

『リュー、正義を捨てなさい』

リューはそれを「破門された」と解釈

ですが破門なら、恩恵＝戦う力を失うはずが女神は残してくれた

むしろリューの為に捨てろと言ったのか？

正義を抱けば苦しむから

だから捨てろと「言ってくれた」んでしょうか

『恩恵を残してくれたのはせめてもの慈悲だったのだろう』

女神の表情は描かれず終い

固い口元だけ描写

どんな想いか伏せる演出だったんですかね

今期で再会し誤解が解けるのか？

『私の抱いた正義は燃え尽きて無惨な灰となったのだ』

アリーゼの得意技が火だと思えば因果な話

彼女と出会って燃え上がった

そして共に燃え尽きた的な

ブラックリスト原因、リュー暗殺事件

『ルドラファミリアやイヴィルスに関係する人間』

『建物、そして拠点……』

そして第一期以来の代名詞、連続暗殺が描写

本来こうした「犯罪」は、治安維持するファミリアが介入するもの

その前に片付けたとは恐ろしい

疾風の二つ名は伊達じゃない

『闇討ち・奇襲・罠、手段を選ぶつもりはなかった』

『感情のままに悪を斬り、疑わしき者もまとめて斬った』

略『ジュラ…、お前たちだけは許さない!!』

結果ギルドのブラックリスト入りへ

間違いなく私刑であり罪

特にジュラは念入りに殺った

しかし彼を刺してる最中、我を失ってしまい取り逃がしたらしい

彼を特に憎んでいたから？

単なる疲労？

それとも何かの介入があったのか？

リュー『そこから先はよく覚えていない』

略『それでも奴が生きていると知ったのは、それからずいぶん後の事だ』

回想ジュラの怯えた表情たるや!!

鼻水とかハドラー様かよ!!

以来悪夢に苛まれ、復讐に費やしてきたとの事

あとジャガーノートが欲しかったと

？？？『はっはっはっは！ やってくれるぜ!!』

『おっと？ このまま"神殺し"までやっちまうのか？』

と言ったのはジュラのところの神「ルドラ」

元ネタがインドなので派手ですね

天竺のモンスーン神格化

暴風神であり破壊と豊穣、両面を与える神様

その元ネタゆえか器がデカそう

ルドラ『いい顔をしている……」

『今の顔をしたお前なら、ぜひ俺の眷属に迎え入れたかったよ……！ ハハハハハ！』

殺意満点のリューをいたく気に入ったルドラ神

どうなったかは明言されず

にしても暴風神と、疾風のリューとは因果

当時のリューは憎悪もですが、全てをなぎ倒すさまは暴風みたいでした

ちなみに教会はベル君たちの奴とは別物

リュー『死にたかった、死ねなかった』

略『命をくれた仲間の為に生きるべきなのか？

　それとも罪を償い死ぬべきなのか？』

『見失い、何もかもわからなくなっていた』

『あの時アリーゼに救われたように、私はシルに救われた

　いや…、救われてしまった』

『自分への断罪を果たせないままに……』

やがて第一期発言通り「豊穣の女神亭」へ

おかみさんも全て知って匿った

悪く言えば自分の主体、何をすべきか失ったまま五年を過ごしたんですね

シルに尽くすようになった

シルがベルに惚れ、気に掛けるようになった

第一期でリリをビビらせたのも懐かしい

気が付くと、川を隔てて仲間達の姿が

『皆…!?』

『輝夜！ ライラ！ 返事をして!? ネーゼ！ マリュー!? 私も連れて行って!? リャーナ！ アスタ！ ノイン！ イスカ！ セルティ!!

　アリーゼ!!』

『私を置いて行かないで!!』

仲間達は硬い表情のまま背を向け、向こう側へ

日本なら三途の川、アケローンなのか

前回同様「背中」を追うリュー

あの時リューは心の底から、ようやく死ねる＝追いつけると安堵していたんですね

ベル君いろんな意味で罪な男よ…

ベル『リューさん、良かった……』

略・リュー『（コロシアムの床が破壊され、真下に落ちた？）』

『（真下にこんな通路があったなんて）』

前回、火炎石をアルゴノゥトで増幅し大爆破!!

ですが闘技場は敵が無限再発生

倒しても無駄

無駄ですが、穴が開いて脱出に成功したのか

落下に縁のある物語である

ベルがリューを助けた理由

『どうして私を見捨てなかった！ 答えろ!!』

ベル『…リューさんだって、きっと、同じことをする……』

リュー『しない…！ 私はあなたを助けなんか!!』

ベル『ウソだ……』

略・回想ライラ『リオン、お前は生きるんだぞ……』

リュー『私もここで死なせて!!』

実際リューはベルを救う為に死のうとしました

きっと逆の立場でも同じことをした

ベルの言う通り助けに行ってた

ですが捨て身だったのは、死にたかったから

死にたいから見捨てて欲しい

こっちがリュー視点での本心か

とにかく死にたいから助けただけなんだと

正義なんかじゃない

リュー『私は穢れた罪人です……』

『ファミリアの仲間を見殺しにし

　友をこの手で殺め

　のうのうと自分だけ生き残った……』

『黒い衝動に駆られ、人を殺しました』

『そこに正義などなかった』

『アリーゼ達が命を懸けて託してくれたものを

　私は神の言葉通り捨ててしまった

　私にもう正義はない』

『あなたに救われる価値などない』

自分の罪を列挙、ジュラが責めた言葉とも同じ

ですが見捨てたとは、仲間の死がショックで動けなかった為

手にかけたとは当人が望んでの事

アリーゼは「正義の為」といい、その重荷をアストレア様は「捨てろ」と言ってくれた

託されたものを捨ててしまっていた

おかげで気が楽だったのか

ベル『正義とか僕には解りません』

因果なのはベルが本来、正義とは縁遠い事

作中一番のお人よし

ですが正義じゃなくて、自分がそうしたいからやってたはずです

特にリリを助けた時が顕著でした

ベルは分からないのね

五年越しに届いた言葉

ベル『でも、リューさんから貰ったものがたくさんある』

『それはきっと、正義です』

リュー『…あっ………』

ベル『あなたに助けられた冒険者がいる』

※ 第一期 黒いゴライアス討伐事件

ベル『神さまも、リリも、ヴェルフも、僕も…、何度も何度もあなたに助けられた』

『あなたはいつも英雄のようだった』

『僕らを助ける正義の味方みたいに正しかった』

まさかの英雄扱い!?

リューにすればベルこそ英雄だと感じたばかり

ですが作中、事あるごとにリューさんが駆けつけてくれたのが繋がったんですね

ホントいつもいつも助けに来てくれた

あれこそ「正義」って奴なんだと

ベルはそう学んでたのか

仮面ヒーロー!!

リュー『私は間違った!!』

『正義を捨て、自分の衝動のままに……』

ベル『否定なんかさせない』

『たとえリューさん自身にだって』

まんま一期で心を許した事件と一緒か

あの時リューはベルの自己評価の低さを叱った

でもその少し後、ベルもリューが己を責める姿を見て「やめて」と励ました

自分で自分の評価を決めるな

自分の評価を決めるのは周りの人間だと

リューが教えた事が、そのままリューに返った

今回も同じように励ましてるのか

ベル『僕は昔のリューさんを知らない』

『だから、間違った事があったのかもしれない

　でも…、僕の知っているリューさんは

　誰よりも正しかった』

『だから、リューさんは正義を捨ててなんかない』

『正義は、生き続けてる

　リューさんの中に…

　正義はある』

回想・アリーゼ『でもリオンなら、正しい事を選び続ける』

我知らずアリーゼの言葉を実践していた

彼女の願いを叶えていた

そう感じたんでしょうか

五年越しに、アリーゼ達にちゃんと報いていたと感じることが出来たんでしょうか

ぐちゃぐちゃに泣く姿がリューさん素敵でした

ベル『今の僕の正義は、あなたと生きて帰る事です』

『だから絶対に離さない』

リュー『（帰れるかもしれない）』

『（この人となら）』

『（クラネルさんとなら）』

深層を二人で生き延びようなんて「現実を省みない理想論」

十七話冒頭の輝夜なら言ったはず

今なら輝夜の気持ちが解るとリューは思った

リューも現実を知った

でもまた、理想を信じたくなったのか

余談ですが

よく土壇場の行動にこそ本性が出ると言います

ですがリューは、いつもの無自覚な選択が「正義の人」だったんですね

根っこが理想論者のままな証だった

そこにベルは学んできたのか

リューとベルの約束

ベル『!? バーバリアン!?』

リュー『クラネルさん!?』

『クラネルさん!? 起きなさい!!』

ここからED曲を重ね、静かな演出でラストへ

落下時の大量の瓦礫

目覚めた際に妙に強調したのは、そこに巨大な敵が埋まってる前振りだったのか

あの瓦礫じゃ気付けないし動けないのも納得

ずっと埋まってたんですね

現れた敵に襲われベルが気絶?!

リュー『ベル!!』

『ベルお願い…、私を、駄目、いや、待って……!?』

気絶したまま敵に捕まってしまったベル

仲間を殺された回想が過ぎるリュー

また失う

既にベルは満身創痍でしたし、ここから立て直せるとも思えないシーンでした

誰か助けに来るのかと思いましたが…？

リュー『ベルーー!!』

意外やあっさりバーバリアン撃破

呼びかけで目が覚めたのか

いやそうでもなく

まあベルくん気まずそう!!

ベル『すみません、声は聞こえてたんですけど…』

『モンスターを引き付けようと思って…

　その…』

リュー『…………………』

実は最初から起きてたんですね

リューさんが教えた通り、敵を油断させる「駆け引き」してただけだった

本来リューさんこそ解ってるはずの行動

これは恥ずかしい

色んな意味で恥ずかしい!!

真っ赤っ赤だよこの純情エルフ!!

アリーゼ達が腹抱えて笑ってるやつだ!!

リュー『……もう、二度とあんなことをしないで』

ベル『はい、約束します』

赤い顔を見せないようもたれかかるリューさん

なにこれかわいい

あの世の仲間達が赤飯炊いてそう

団長！今夜は赤飯だ!!

なんだか完全にフラグなんですがどうなのか

本作、大抵「やったか！」とかフラグ立てると即回収するんですよね

さて何のフラグとなるのか

Cパート リューも初めてみる光

リュー『……分からない、私も初めて見ます』

ベル『これは…、泉？』

リュー『まさか…、聞いた事がありません』

やがて通路の先、リューさえ知らない青い光が

16話曰く深層は水も果物もない

だからスライムを沸かして飲んだんですし

飲みなさい!!

『コロシアムの下にこんな場所が…？』

『いや…、誰も近寄らないからこそ、今まで発見されなかった…？』

思えば前回までのが奇麗に前振りだったのか

そも誰も近寄らない

入った者も脱出を優先し、上にある迷宮直通路を最短で進むのがセオリー

下に行くほど敵が多い

下はみな避ける

前回曰く「他に道はない」がフラグだったのか

あったよ道が！

でかした!!

余談ですが迷宮は自動修復する設定

仮に、過去誰かが落ちたとしても穴が塞がる

誰も気付けないんですね

でもここから出口があるのか？

リュー『!? ベル!?』

『……問題ない、飲める』

ようやく休憩所を見つけ、緊張の糸が盛大にブチ切れたベル

気絶して湖に落ちたベルをまず回復

更に水を毒見するリュー

ちょっとリューさん甲斐甲斐しすぎない？

輝夜があの世で大爆笑してない？

リュー『…飲んでください。さあ』

『お願い…、飲んで……』

『…………………』

幸い、ベルは気絶したまま水を飲み回復

惜しい！

今絶対、口移しで飲ませる流れでしたよね?!

ライラ先輩もそう言うに違いない!!

ベル『……リューさん……？』

リュー『ベル…、良かった……』

いや良くはねえよ口移ししろよとは思うものの

無事ベルが目覚めハッピーエンド

リューさん「ベル」呼びへ

アリーゼが最後の最後まで、リューをファーストネームで呼ばなかった事と重なる演出なのか

リューは素直に呼べるようになった

いい最終回だった……

なぜ存在するか誰も知らない闘技場

実はこの湖を守る為だったのか？

すると水に特殊効果が？

はたまた誰かがいる、或いはサブタイ的に幻覚を伴う「試練」なのか？

それとも単なる休憩地？

EDの装置みたいのと繋がってる？

はたまたマリィが飛び出してくるのか？

豆知識お休みで挿入歌を動画化

今週は豆知識に代えて、こちらの動画を公開します。

＼第20話挿入歌リリックビデオ／

「Not meet doubt」

リュー・リオン（CV:#早見沙織 ）

作曲・編曲：#井内啓二

作詞：マイク・スギヤマ

YouTube🔻https://youtube.com/watch?v=bRIJ7PSAHkk

気高き正義の眷族達へ――

公式より引用

挿入歌『Not meet doubt』の文頭には ” I will ” が隠されていて「私は疑いには出会わない」つまり「 真実を突き止める」の意味となり、正義を掲げるアストレアFを連想させますが、日本語だと「ナミダ」と聞こえ仲間を失ったリューの心情を表す2重の意味に。

作詞のマイクさん天才…！

井内 啓二氏ツイッターより

また大森先生曰くジャガーノートは「ベルが戦った奴よりかなり強かった」との事

毎回の冒頭映像を繋いで、リリックビデオへ

当初は正直ちょっと馴染みにくかった面々

人柄に触れた今は改めて物悲しい

早見さんの静かな歌声が染みる映像でした

動画は歌詞も添えられています

次回、第21話「優しい嘘（デイドリーム）」

あの湖の効果か何か？

デイドリームとは白昼夢を意味

アリーゼが生きてたらとか「こうなったらよかった」的な夢を見るお話？

或いは久々にリリ陣営のお話？

というかジャガーノートは？

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