無職転生2期 第11話 感想[ぼくの名前は]シルフィエットも本気出す 異世界行ったら本気だすII ネタバレ
無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第11話「あなたへ」感想
公式あらすじより引用
フィッツは実は女性だった。彼女の体に触れたことで自分の不能が治る兆しもあった。ルーデウスはフィッツの存在に希望を見出すが、彼女が男性と偽っていることから距離感に思い悩む。そこにルークが訪ねてきて…。一方、フィッツはアリエルからある言葉をかけられる。
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友として姫として、アリエル立案でシルフィエット告白大作戦!!
前々回から「この気持ち」「あなたへ」「伝えたい」と繋がって2期前半終了へ
粋なサブタイですね!!
正体も想いも、一気に伝えたシルフィエット
遂にシルフィも本気出した!!
今まで正体ひとつで一年近く躊躇っていたのに、本当によく頑張った!!
冒頭は恋愛脳なシルフィが
前半は冒険者脳なルディがコミカル
後から思えば、敵貴族の妨害を想定したらしい
さすがの用心深さでしたわ
アリエル王女発案なので正直どうなる事かと
本当に有能なんですね姫様
文字通り、視線が絡まる構図が素敵でした
ルーデウスを雪山に誘い、濡れた事を口実に揃って裸となったルディとシルフィ
次回、朝チュンからスタート…?
シルフィが正体を明かさないのは、ルディに忘れられてたら怖いという思い込み
そこでアリエル王女が一計を案じたと
昔、ルディがシルフィを脱がした状況を再現
彼の記憶に訴える策か
このままEDが治って、2期前半はハッピーエンドで終わるのか?
ただ母ゼニスの件に関して
エリナリーゼが変に伏せてたのが気になる所
シルフィ告白、ED回復三部作だったのか
前回でルーデウスが恋心を自覚
今回でシルフィエットが告白
次回シルフィの本懐、ルーデウスのErectile Dysfunction回復でめでたしめでたし…?
またCV杉田キャラ子作りエンド…?
冒頭 具体的にどうすれば?
前世『久しぶりに目覚めた相棒の事が気がかりで…、あまり眠れなかった』
相変わらず股間、股人の人格を尊重するルディ
前回フィッツ先輩が女だと確信
脳内はピンク色
なのに股間が反応しないのだと苦悩するルディ
まだ性欲と股間が別行動
エリスの影響が本当に根深い、今期一度も出てきてないのに恐るべき存在感
もうある種の呪いですわ
『どうやって治療に入れば良いんだろうか?』
具体策がノープラン
2期4話の娼婦さん曰く、女性恐怖症だから「信頼する相手」に出会うのが大切
警戒心の強いルディには厳しい
こんな時ロキシー神さえいらっしゃれば…
1期13話はヒトガミの予言ですれ違い
2期4話も、彼女が向かったパウロ隊合流阻止なのか「大学行き」を強く推奨
彼女も今期は出番がありませんね
パンツは頻繁に出てますが
ルーク先輩への予防線
略『僕は何も知りません』
ルーク先輩『ほう…、何を知らない?』
明らかに仁王立ちして待ち受けてたルーク
対しルディ、察するのが早い
どうも女だと気付いた事に、ルークが動いたと察したんですね
ルークという名に違わぬ機動力
仲間を守るお城ですわ
『ルーク先輩、僕はあなた方と敵対するつもりはありません』
ルークに嫌われてるとも自認するルディ
はっきり意思表示しますね
痛くもない腹を探られても困るというもの
実際ムキムキですし
『何故?』
貴族ってめんどくせえ
意味を求めるルーク
元よりルーデウス、貴族的にもめんどくさい立ち位置らしいんですよね
エリスの祖父を思い出しますわ
ノトスは、ご存じ好色歴代男なルディの実家
ボレアスとはエリスの実家
エリスの祖父は、ルークの父を潰してルディを当主にしようと盛り上がった事があります
その祖父も今は亡いと思うと切ない
ルーク『ン……』
唸るルークを他所に逃げ去るルーデウス
ルークも貴族的に図りかねたのか?
何より魔王もワンパンすると噂の男に、怖いとか言われてもむしろ怖いってものですわ
怖いのはお前だよ案件
『やはり少し…、辛い』
ホント謙虚なルーデウス
なにぶん、知らない内にエリスに嫌われたと思い込んでいるからでしょうか
同じ轍を二度も踏めない
しかもエリスが去った原因をまだ理解してない
踏み込めないのも仕方ないところか
踏み込みが足りん…!!
第七話、フィッツは「アリエル王女の命令で素顔を見せられない」と拒絶
つまり正体を知ったとルークに明かせば
フィッツが王女に怒られてしまう
だからルークにああ話をしたんですね
Aパート シルフィはどうする?
アリエル王女『……さすがに確信されたでしょうね? 身体まで触られたのなら』
アリエル王女に呼び出され詰められるフィッツ
お説教の始まりだぜ!!
前回で彼に女だとバレたと伝えるアリエル
ばつが悪いフィッツ先輩かわいい
冒頭からもう可愛い
『ルーデウスはフィッツの秘密を喧伝するつもりはないようですね?』
『きっと…、あなたに対し義理を通そうとしているのでしょう』
そんなルーデウスを高く評価するアリエル
特に貴族ならなおさらか
そして彼が出来た男だからこそ
おかげでフィッツの駄目っぷりが露わになってしまった格好なのか
曰くルディを配下にしたいという王女
家格も実力もある上に信頼できるとか最高の物件ですね
当人が全力拒否しそうですが
姫様辛辣ゥ!!
姫曰く半年、煮え切らないフィッツを見てたと
なんと堪忍袋の緒が頑丈な
ルディが魔法大学に来てほぼ一年
半年とは彼への好意を自覚してからの時間でしょうか
七話、宗教戦争誘拐回から数えてなのか
敢えて本名で呼ぶアリエル姫
なおも渋る彼女の手を取り、問いかける姫
なるほどカリスマ
カリスマすぎて国を追われただけはある
『初めて会った時から今までずっと……』
シルフィ『それは!友達だから助けようって思っただけだよ!!』
こう切り出したのは遠慮はいらないという事
フィッツが男装しているのは、2期0話で「王女の護衛」になったのが原因
王位継承権ゆえ命を狙われている
正体不明の男エルフと思われたほうがいい
その方が王女は安全だと
『したい事が出来たのなら、私の下を離れそちらを優先なさいっ』
フィッツ『でも…、それは裏切りだよ…』
シルフィ義理堅い
だから今まで明かさなかったのだと
正体を明かした時、ルディが「シルフィだと解らなかったら」怖いという事
そして王女を裏切れないという事
姫もその義理堅さを気に入っているのか
シルフィ『僕は………、……僕は………』
『……ルディと…、添い遂げたい』
アリエル『…よく言えましたっ』
なんだよ言えたじゃあねえか案件
これまでアリエルへの友情、忠誠で自分の気持ちを押し込めてきた
ですがいきなり一生一緒にとは!!
彼の人柄をもう充分知ってるシルフィだからか
おぬしはもうじゅうぶんに愛が深い
まるで機動戦士ガンダム 第08MS小隊ですね…
正体を明かせない理由、明かす為に
『きっと立ち直れないと思う……』
という訳で、やりたいことは出来た
次はどうやってやるかが問題に
このビビリっぷり!!
ルーデウスと似てますね
元いじめられっこ同士だからでしょうか
ルディに思い出して貰う為に
アリエル『正面から"ブエナ村で育ったシルフィエットです"と言うのが
良いのではないでしょうか?』
ルーク『無理ですねっ』
『思い出せないのですから、完全に忘れているでしょう』
\記憶にないなら ないですね/
うーんこのルディへの信頼のなさ
大学出の再会時、ルディは幼馴染が行方不明と話した事があるものの
それではまだ確度が足りないのか
シルフィファースト
ルディが心が折れてEDになったように
心が折れないとも限らないか
アリエル『ええ、髪の色でいじめられていたと聞きました』
そこで助けてくれたのがルディと話すシルフィ
聞きながら髪をなでるアリエル
嬉しそうなシルフィ
グルーミング…!!
姫様は「髪」を怖がらない
シルフィの緑髪は、恐怖の魔族スベルド族と同じだったのでいじめの対象となりました
白髪になって結果的に良かったんでしょうね
彼が緑髪を晒すと、強面の魔族がビビって凍り付くほど怖がられています
またこの人種の坩堝なラノア魔法大学でさえ
緑色は見かけないはず
緑だったらさぞ目立ったでしょうね
ルーク『他に何か想い出はないのか?』
教室で相談後、続いて中庭へ
三人並んでベンチに
こうしてみると、シルフィは「男女中間の座り方」っぽい感じなんですね
めっちゃ内股で女の子してますけど
いややはり女の子だな……
『最初、ルディは僕の事を男の子だと思ってたんだけど
魔術の練習をしてたら雨が降ってきてね?』
彼にパンツを下ろされたと話すシルフィ
あのとき初めて女と知られたと
お二人ドン引きである
初登場時、乳首の話をしていたほど下世話に定評があるアリエルとルーク
二人にドン引きさせるとは達人の域ですよ
ちゃんと社交辞令を言える貴族の鑑
どんな話でも、動じないのは貴族必須スキルか
照れてるシルフィ可愛い
ルーデウスとどうなりたい?
アリエル『これから作戦を話します…』
『その前に、改めて一つ確認しておきます』
『シルフィ、先日は"添い遂げる"と言いましたが
具体的に
ルーデウスとどうなりたいのですか?』
シルフィ『ルディと…、一緒に……』
『……ベッドは一緒で…』
と切り出され、軽く驚くアリエル
これは予想外だったらしい
具体的、つまり求婚か恋人か愛人かそれとも親友ポジションで一緒にいたいのか?
どう一緒に居たいのか問うたらしい
『"子供の数は何人がいい?"なんて聞いてくるかもしれないっ』
『そしたら僕も下品になってっ』
『"ルディったら僕に何人産ませたいの?"なんて聞き返してっ』
『ルディはくすりと笑ってっ』
『"たくさんかな!"なんて言って、僕の衣服を脱がせて! そしたら僕もくすって笑って!』
『"じゃあ…、たくさんしてね?"』
『なーんて言っちゃって~!! えへ』
ただの明るい家族計画!!
十年越しの片思いだもんね!!
いい加減、咳払いして正気に戻すアリエル
シルフィは しょうきに もどった
びっくりして柱にしがみつくシルフィ
まるでセミ
普段、クールにキメてる「無言のフィッツ」がこんなクネクネ語りだすとは
録画機器が未発達なのが悔やまれます
録画して後で見せてやりたい…
略『ヘタれた失敗は許しません』
シルフィ=ヘタレ
しかもむっつり
最高ですね
『アスラ王国第二王女の名に於いて』
『以後、ルーデウス・グレイラットとの一切の接触を禁止します』
『本気で…、いきなさい』
退路を木っ端みじんに打ち砕くアリエル王女
シルフィに策を授けます
大丈夫?
いやホントに心配でした
こういう恋愛相談系は十中八九失敗するもの
そんで「やっぱり他人の策は駄目だ」と、自分から勇気を出すのがセオリー
どんなトンデモな策か?
正直物凄くハラハラさせられましたわ
食堂 ルーデウス一行
ルーデウス『フィッツ先輩、どうしました?』
昼、食堂でルディを見つけ連れだすフィッツ
若干描写がシュール
完璧なまでの止め絵だったのです
モブが完全静止
まるで時間停止モノみたいですね
あのやかましい魔王様が一言も発さないとは
めっちゃ作画節約されてましたね
次回への作画溜め?
ザノバ『はっ! 後の細かい部分は余にお任せをっ』
さて何を頼んだのか
前回までザノバとやってたのは、ジュリの訓練とフィギュア作りのみだったはず
フィギュア販売でもするのか?
でも以前は金銭、スベルド族の汚名返上が目的
今のルディには関係ないはず…?
フィッツの頼み、ルディの返答
ルディ『わかりました!
赤竜に乗ったつもりで任せてください』
フィッツ『ちょっと待ってよ!? まだ内容を言ってないよ!?』
ルーデウス『フィッツ先輩の頼みなら
空飛ぶ城だって墜としてみせますよっ!』
後の歴史的事実でしょうか
空飛ぶ城が実在してますし
こっちの世界のことわざは物騒だなあ
とまれルディがグイグイきて、むしろ困惑して恥ずかしがるフィッツ先輩
どう見てもルディにはご褒美な感じです
前世の男が歓声を上げてそう
『この間、知り合いの貴族に"雇っている用心棒"のことで自慢されて悔しかったんだって』
略・ルディ『フリーズフリンジド、ですね?』
略・フィッツ『"フィッツならもっと少ない人数でとってこれる"って言っちゃったんだ』
貴族の面子の張り合い
貴族の2/3はプライドで出来ています
ある貴族の用心棒が、四人パーティーで冬の森から貴重な花をとってきた
対抗し二人で行こうというフィッツ
そうなんですか!!
『知り合いの冒険者に言って、格安で譲って貰いましょうっ』
発想が合理的ィ!!
前世の男なりの気遣いだったのか?
フィッツ先輩を冬の森になんてとんでもない!!
そうですとも!!
ルーデウス『力と言っても色々あるでしょう?』
『人と人とのつながりも力ですっ』
そんな名言みたいな風に言われても
さすが元ニート
絶対に働きなくないとみえる
フィッツ『いやいやいや!? ルーデウス君!?』
ルーデウス『安心してください! そいつらは偶然にも僕らと同時期に森に入るだけですっ』
まあセコい!!
偶然のフリして、彼らにやってもらう腹か
とかくフィッツの手を煩わさない
当のルーデウス自身も、愛するフィッツと一緒に過ごしたいはずなものの
全くフィッツの案と噛み合わないのが不思議
それだけ「危険に晒したくない」のか?
愛ゆえか?
そこに愛はあるんか?
ルーデウス『解りましたっ』
『その依頼、謹んで受けさせて頂きますっ』
フィッツ『あ、ありがとうルーデウス君…、独りで森に入るのは不安だったんだ……』
言ってにっこり笑うフィッツ先輩
破壊力が高い!!
前世の男が勃起してそう
彼はシルフィの事を第一に考えたか、それともからかってて楽しくなってしまったのか
いずれにせよシルフィ大勝利でしたね!
前回登場、ゾルダート率いる冒険者パーティー
信頼できる面々がいたからこそか
おかげでちょっとしたコントでしたわ
後から考えると「妨害がある」と思ったのか
単に森に行くだけなら二人で良い
ですが、敵対貴族が妨害してくるなら馬鹿正直に二人で向かう事はないのだと
用心深さを侮った
それがアリエル王女の計算外だったらしい
冬の森のふたり
フィッツ『えっと…、依頼料とか払った方がいいのかな?』
もちろんルディは固辞
二人はルーデウスの手配した装備で冬の森へ
さすがこの五年、ずっと冒険者をやってきただけはありますね
エリス達との時も頭脳担当は彼でしたし
ルーデウス『ふふ、僕は高価いですよ~』
フィッツ『た、高いって…、そりゃあそうかもしれない…、けど……』
『(ルディを…、お金で…、買う……)』
思わず妄想大暴発するシルフィ
かー!見んねエリス!卑しか女ばい!!
彼に話しかける時はルーデウスくん
内心ではルディ
使い分けも可愛らしいですねシルフィッツ先輩
シルフィがチャーミングすぎるからさ
雪を溶かし一直線に進むルディ
力業ァ!!!!!!
砕氷船かな?
それこそ二人の背丈ほどある分厚い雪を、熱風魔法で溶かしながら進むルーデウス
お馴染みのドライヤー魔法
溶けていく雪作画が奇麗でした
本作はこういうところが細かい
視点を幾度か変え、どんな状況か視覚的に理解させる演出も素晴らしいですね
ルーデウスくん魔力膨大すぎる
『このあいだ持たせて貰ったけど凄いよね?
全部オーダーメイドで
色付きの魔石まで付いてるなんて』
『王宮でしか見た事ないよっ』
ルーデウス『十歳の誕生日の時に、家庭教師をしていたお嬢様が贈ってくれたんですよ……』
フィッツ『その杖、ちょっと持ってみてもいいかな?』
『僕…、初心者用の杖しか持ってないからそういうのに憧れてたんだっ』
さらりと自分の杖をアピールするフィッツ
これもアリエルの入れ知恵か
フィッツの杖は、元々は絶対神ロキシーが奮発してルーデウスに贈ったものでした
それをルーデウスがシルフィに贈ったもの
記憶を刺激する軽いジャブか
『どうですか? 太さの方は?』
フィッツ『太いねえ、両手で持つ事を想定してたのかなあ……?』
どことなく卑猥な会話
とまれエリスを思い出して暗い顔をするルディ
ふーんで済ますシルフィ
これを貰ったパーティーで、祝ってくれた人はもう皆いないんですよね……
エリス祖父は処刑、両親は事故同然の死
長く使えるようにと願ってくれた
なのにエリスがいないのを寂しがってるのか
あの日々は今や夢幻のよう
当時ようやくエリスの母にも認められ大騒ぎに
エリスとダンスもしたんですっけ
エリスの母が彼を嫌ってたのは、息子二人を養子として取り上げられていた為でした
そこに他所の子供が来たので嫌ってた
権力闘争の一環ですが生きてるのかね
略『(…よし!うまくいってる!!)』
こっそり指輪を取り出すフィッツ
先のナナホシ同様、魔法の発動体だったんでしょうか
天候を操作し雨雲を発生
なんだか日本昔話みたいな作画演出でした
シルフィ『(ヤバい!)』
ルーデウスが有能過ぎてヤバい
シルフィの遭難作戦
しかし彼の力なら、そもそも遭難なんかしようがないんですね
さらっと天候を操る男!
『(それを冷やして…、落とすッ!!)』
なんとか雨を降らせ、遭難させる事に成功
際しルディの杖を媒体へ
この時ルーデウスは、雲を散らそうと集中していたせいか気付かなかったようです
対しフィッツはハアハアハアハアと
やはり荷が重い魔法だったらしい
『(逆に僕の役に立って良かった…)』
ルーデウス『まあ、降ってきたものはしょうがありません
確かこの先に洞窟があったはずです
そこで雨宿りしましょう』
こうして狙い通り遭難、というか避難する事に成功
ルディの杖ホント強力なんですな
アリエルの計算違いはルディのスペック
後で報告したら頭を抱えそう
それとも「なら王位奪還に役立ちそうだ」とニヤリと笑うんでしょうか
Bパート ルーデウス視点
前世の男『俺を雇ったフィッツ先輩の様子はおかしかった……』
『異変もあった』
『雨が降るにしても、雲の動きが早すぎた気がする……』
まさかフィッツがやったとは思ってないルディ
信頼と鈍感が窺えますね
依頼時のおかしさには気付いていた
思えばフィッツは、リニア達の誘拐事件にもあっさり順応してしまったように
割とルーデウスに近い感性なんですものね
或いは全肯定というか
『となれば気付いているな? これぐらいの妨害は想定内という事だろうか』
違うそうじゃない
王女と貴族との争いだ、という話はまるっと信じているルーデウス
他貴族が妨害に雨を降らせた
フィッツも妨害に気付き緊張しているのだと
違うそうじゃない
『さすがにフィッツ先輩の前で脱ぎ去る訳にもいくまいが……』
妙にカッコイイ言い回しで半裸になるルディ
どうも土魔術でハンガーを作り乾燥
便利ですな土魔術
今期は遭難に始まりそして終わるのか
フィッツは脱げない
フィッツ先輩は寒さで真っ青になっていた
彼女は脱いでいなかった
しかしその理由にすぐ気付き、"脱げ"と言うのを止めたのが流石でした
これも王女の策かと思いきや
『"エルフは別の種族に肌を見られる事を禁忌とする"、という話を聞き及んでいます』
フィッツ『えっ……』
どうやらそんな事なかったんでしょうか?
エリナリーゼは特例として
幼い頃、シルフィが恥ずかしがったのを曲解したんですかね?
特に1期3話にそんな台詞はないはず
姫の策にもなかったはず
特にダンまちのリューさんが典型
多分それで納得したらしい
森を焼かれるのと同じくらいよくある話
『その間に魔術を使って服を乾かして下さい………っ』
『………………』
『フィッツ先輩!?』
てっきり脱いでるパターンだと思いきや
振りむくと状況悪化
濡れた服を脱がず震えるフィッツ
唇は紫に
いくら焚火しても、"濡れた服を着たまま"は恐ろしいほど体温を奪うんですね
まして雪中ならなおさら
マジで作れるから困るハイスペック主人公
とまれすぐ外に出ようとします
半裸で
EDのルーデウスなら平気でしょうが…?
このままだと死んじゃう
ルーデウス『…………………風邪、ひきますよ……』
出ようとしたルーデウスの手を掴み止めたまま
訥々と言葉を交わす二人
普通、ここで背中に縋りつくくらいするものだろうと思ってしまうものの
今「脱げない」のと一緒なんでしょうね
とにかく度胸がない
だから一年も進展がなかったんでしょうし
こんな時でも“死への恐怖"を口にするルディ
伊達に二度も死んでない
もう完全に彼の個性ですわ
ドキドキで死んじゃう的な意味でしょうか
すれ違いを感じます
シルフィの羞恥心が最高潮
フィッツ『自分じゃ脱げないんだ…』
『脱がせてよ……』
果たして「策」だったのか
アリエルがこう言えと命じたか
はたまた、自分で脱ぐはずが「ドキドキして脱げない」のでこうなったか
無自覚によりエロく効果的になったのか?
後者なんですかね
反復して“乗っかる"ルーデウス
サラの時と対照的かも
サラとヤる時、彼は「慣れた調子」で淡々とさえ脱がせていってました
対しぎこちない
なんとも初々しいですね
『僕はフィッツ先輩が女だと知ってるんですよ……』
フィッツ『うん…、でも脱がせてくれないと……、僕死んじゃうかもしれないね………』
ギリギリまで確認を取るルーデウス
上ずった声
やがて彼が顎に触れ、フィッツも無言でキス待ちの表情となったものの
なおもそちらには行かないルーデウス
つくづくサラの時と対照的
無言で脱がしていくルーデウス
前世の男『……この赤く染まる耳、どこかで見た事は無かったか?』
『昔、こんなことがあった』
『五歳か、六歳の頃だったか? 確かにあった……』
じっくり時間をかけて脱がし、記憶を刺激されていくルディ
作画的にもじっくりと描写
心境と重なる演出ですね
構図もどことなく「脱がした」1期3話を彷彿
しかし段違いに艶っぽい
とはサングラスのこと
パンツじゃなくて
文字通り、視線が絡み「阻まれている」のが象徴的でした
二人を阻む物理的な壁か
フィッツ先輩の本名は
フィッツ『なに? ルディ……』
ルーデウス『もしかして…、フィッツ先輩の本名は……』
『シルフィエットというのではないでしょうか…?』
シルフィ『うん……………』
『そう、ぼくはシルフィエット…、ブエナ村のシルフィエットです……』
『やっと言えた…!!』
感極まったシルフィが泣きだし「再会」へ
ただ名乗るまでが長かった
長かっただけに万感
サングラスを外した途端、"ルディ"と呼び方が自然に変わるのが素敵ですね
ようやく内面と一致した!
『彼女は相変わらず泣き虫だ』
かつて脱がして、初めて女だと知った時を再現
おかげでより鮮やかに思い出せた
そう王女は計算したのか?
ただ、最後まで自分で脱げずに「ヘタレた」のはシルフィ独自のものだった気がします
それが結果的に良かったのか
『ブエナ村でずっと頑張ってたんだよ…!!』
ルーデウス『うん…、うん……』
たぶん視聴者が思う以上にずっと長い時間
脱がせたのが五、六歳
そしてエリスのところで、転移事件が起きたのが十歳の頃だったのですから
五年も村で待ってるの辛かったでしょうね
『ルディが好きでした……』
『今はもっと好きです、もう離れないでください!』
『ずっと一緒にいたいです!!』
かくてプロポーズしてしまったシルフィ
シルフィが本気出した!!
さすがのルディもパニックに?
世界観的には適齢期?
ルーデウス側も前回で、すっかりベタ惚れしていると明言していますし
エリスにも「フられた」と自認してます
二人の学生結婚エンド……?
次回、第12話「伝えたい」
これで、参列者に剣持ったエリスが混ざってたら血の雨エンドですが…?
第0話はシルフィエット・フィッツと併記
五話大学編からフィッツ
今回からシルフィエットに変化したのか
回に応じ変わるのが粋ですね
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