水星の魔女 小説版 2巻 感想[エランの悲劇]ディランザ ラングランズ社仕様!! 機動戦士ガンダム ネタバレ
小説版 機動戦士ガンダム 水星の魔女 2巻 感想
公式あらすじより引用
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』でSF考証を務める高島雄哉による本格ノベライズ! TVシリーズ本編と、ミオリネの旧花婿が登場するオリジナルストーリー、読んだら二つ手に入る!! MSアーカイブも収録!
著者:高島雄哉氏(アニメSF考証スタッフ)
ガンダムエース8月号、連載中の
ノベライズ『水星の魔女』(作・高島雄哉さん)
にてオリジナルエピソードとなる
「ディランザ ラングランズ社カラー」
が登場しております。
かっこいいエンブレムはおなじみ永井智大さんで
僕はカラーリング担当です。
GAは電子版も展開開始!#水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/vWhxnXG3No— 形部一平 (@ippeigyoubu) June 27, 2023
強化人士四号エラン編収録、エアリアルvsガンダム・ファラクト!!
黒いガンダムと白いディランザ登場の二巻
脛の分割で微妙に再現困難
懐かしい四号エラン様が切ない
また四話はアーシアン・テロの原因を痛感
ミオリネは対話しましたが、それまで「対話」すらロクになかったんですね
スペーシアンは経済・立法を掌握
アーシアンがデモしようと暴力で鎮圧
19話、アーシアン代表が「対話は無駄」のスタンスだったのも改めて納得です
またチュチュの心理も地の文で描写
本編そのままに解像度が上がるのが面白い
オリジナル「ミオリネ元花婿」編
自称元花婿という少女にしてCTO、ラングラン社技術顧問ユーシュラーのエピソード
同社オリジナルMS未登場が残念…!!
前巻で引っ張って、今巻にも出ないとは酷い
同社はMS事業参加を狙っている段階
そこで今巻は、事業提携しているジェターク社のディランザが登場しました
白と金のカラーがイメージにぴったり
MS用の耐ビームコーティング塗料を開発・製造し急成長したメーカー
ベネリットの品質を支える会社か
ディランザなどの防御力の一因なんですな
問題は「ユーシュラー双子の兄」のCEO
野心家のようですが昔は優しかった
何が彼を変えたのか
彼女に婚約者がいたこと、兄から逃げ回っていたことが発覚
すると婚約を嫌がってのこと?
仮にそうならまんまミオリネ
ただ婚約者さん、キャラは伏せてますが優しく愛情深く運動神経も抜群のようです
スレッタの反応からすると初対面のようですが
一体どんな人なのか
第4話「みえない地雷」
スレッタが地球寮に迎えられる回
そして彼女達の夢に言及
またグエル二連敗により、ジェターク社は出資者に詰められ立場を危うくしています
しかしヴィムは業績を伸ばし続けた男だと
ちゃんと経営の柱だったのね
死後、社が潰れかけたのも納得です
この辺で、ダリルバルデ敗北=AI型後継機としてシュバルゼッテに着手したんでしょうか
特にプロスペラと組んだ様子はなし
ブリオン社デミシリーズ
デミギャリソン
デミシリーズの戦闘特化仕様。フロント管理社では警備モビルスーツとして正式運用されている。
型式番号:MSJ-OP122
頭頂高:16.5m
重量:65.9t公式サイトより引用
デミは操縦性と安定性の両立、整備性が特徴
換装前提でマルチツールシステムが存在
小説版では「デミギャリソンの他に軍用機体」とあり、より本格的な軍事仕様があるとも示唆
ギャリソンは公式では実戦仕様に読めるも
実戦仕様と戦闘特化は別なのか
デミに理解が深まる回ですな
スレッタはMSで地雷原を突破する実習に参加も、規定のスポッター要員がいないので落第に
あくまで自分で揃えよと促す学習方針が厳しい
いわば貴族学校ですがスパルタ!!
スパルタクス!!
そこでニカの好意で地球寮に案内へ
またこの時、ニカ主観から好意と描写
彼女はあくまで通信中継が担当、スパイとしての活動はしていなかったようです
スパイ活動は七話以降か
ニカの好意で、地球寮生が実習サポートを引き受けてくれそうだったものの
スペーシアン嫌いのチュチュ登場で断念
エランに誘われるもミオリネが阻止
彼女がサポート要員を担当へ
五話の台詞上、エランが誘ったのはペイル社CEOたちの指示が大きな理由だったらしい
当時CEOはスレッタを探るように指示
でも寮に来るよう促したのはエランのアドリブっぽいですね
興味・好意があったのもホントですから
アーシアンデモ、スペーシアンの弾圧
特に13話以降で重要なテーマ
宇宙民=スペーシアンが地球を経済的に搾取、地球民アーシアンはデモするもMSで鎮圧
この状況が一世紀も続いているとの事
対し地球独立運動が起こるも、取締法が議論
つまり「言葉・政治ではスペーシアンに対抗できない」状況を描いているんですね
テロが起こるのも当然な状況か
彼らがGUND、生命倫理問題を押してでもガンダムに懸けたのも解る気がしますね
まともな手段では技術・経済的に勝てない
その一発逆転を懸けたのか
故郷・地球を豊かにすること
チュチュは地球の貧しい環境で、大人たち皆の子供として育てられたらしい
だから嫌いなスペーシアン学校にだろうと行く
学んで故郷を豊かにする為に!!
本当に立派な子なんスよね…
ケンカっぱやすぎ退学になりそうでヒヤヒヤしますけれども…
スレッタの夢
故郷・水星に学校を作る事
パーメット粒子は当初は水星で採掘され、それなりに儲かっていたようです
しかし月で大量発見されて一気に凋落
スレッタは故郷の為に頑張ります
対しミオリネは「重い」「自分の為に生きればいいじゃん」と促すものの
皆の為に頑張るスレッタ
その根幹はずっとブレないんですね
地の文『スレッタとミオリネの会話には、チュチュも感じるところがあった
味方も敵も
スペーシアンもアーシアンも関係ない』
スペーシアン生徒に妨害され、スレッタは苦戦
機体の目を潰されてしまいました
スレッタは泣き出し動けなくなるも、怒ったチュチュが犯人と乱闘を始めてしまいます
この事件でチュチュが軟化
以降大きく物語に関わる変化となるんですな
スレッタが特に違和感を感じる描写は無し
彼女はあくまで手動
エアリアルは「動かそう」とする意思に応え、勝手に補正してる感じか
続く五話の描写上GUND制御なのは確か
こんなにきたなくてきれいな日は、見たことがない。"マクベス"より
ケンカでボッコボコになるも、おかげで和解できたことを示しているのか
また汚いといえばミオリネの部屋
スレッタ主観で、倉庫かと思ったなどとも述懐
本編では箸とカップ麺も転がっており、ミオリネの顔とミスマッチ過ぎて笑えます
また地球寮はホントに倉庫を改修したもの
それで実用一点張りなんですな
第5話「氷の瞳に映るのは」
エランvsダイゴウ寮三人組の決闘
この決闘は、"強化人士四号"エランの生体データを観測する目的だったようです
結果はすべて正常
際しエラン、通常操縦で神業
おそらくグエルやシャディク、五号と伍するだけの達人なのでしょうね
御三家製MSの精強さも改めて実感
ザウォート圧勝でした
ガンダム・エアリアル
地球寮参加により、ようやくエアリアルの整備が行えました
曰く機体、プログラム共に超一級
後から思えばデリングの力か
彼がクワイエット・ゼロ要として、青天井の予算で改修したんでしょうね
その凄さを理解したニカも凄い
スレッタは父がなく、母が大きく、12姉妹
ビットとエアリアルで12
以降ずっと視聴者の疑問を抱かせ、18話でようやく明言されました
アリヤの占い神業すぎる
またスレッタは母を大切に思っている
それが「大きい」という事か
『重心の軌道グラフが姿勢制御パターンのどれとも一致しない
反応性も
駆動システムのそれに比べて、有機的すぎる…』
エラン略・『彼女の事を調べろと言ったのはあんた達だろ』
スレッタはGUNDでエアリアルを動かしてる
本来MSは、プログラムされた"動きのパターンを再現している"だけなんですね
その組み合わせで、パイロットの指示を再現
あくまで機械なのですから
しかしGUNDは、パイロットが思った動きをそのまま再現し「パターン」というものがない
それがGUNDの強み、特徴なんですね
文字通り自由自在に動くのだと
無線で情報の仲介をするパーメット粒子
情報量が増えると、粒子が人体に大量に流れ込んで廃人にしてしまう
それがあの痣なんですな
情報量で死ぬというか、仲介する粒子の流入で死ぬという事でしょうか
この辺のくだりは本編と完全に一緒
ロミジュリったら許さない!
エランにデートを申し込まれるスレッタ
しかしその実態は、ペイル社CEO達による「ガンダムか調べる」調査でした
でも当のエランは本当にスレッタに好意
また彼が読む本は、ロミオとジュリエットを元にした「哲学書」だったそうな
本当にロミジュリだったのね
西暦1800年頃に書かれた哲学書
この世界は最悪、生きるのは苦しみと定義
エランはなぜか分からないけれど、この本に惹かれているのだと描写
彼の実感とマッチしてたからなのか
それを実感できないほど、自分や世の中をどうでもいいと感じていたんでしょうか
全てを他人事だと感じていた的な
ガンダムに操縦桿は要らない
略『スレッタ・マーキュリー…、君は僕とは違う!!』
エランはGUNDによってエアリアルを操縦
その負荷をエリィが肩代わりすると知らず、彼は「負荷の無いシステム」だと絶望
スレッタは楽々とこの機体を操っていた
GUNDで苦しむ自分とは違うと絶望
スレッタに感じ始めた親近感が、そのまま怒りに転化してしまった瞬間でした
実はスレッタも辛い境遇だったものの
当時は知る由もない
これも「すれ違い」ですね
エラン生身の動きを、そのままエアリアルがトレースするシーンがあります
思うに操縦者のイメージを拾ってるのか
スレッタは操縦桿で動かしてるけど「✖✖みたいに動かしたい」イメージを脳内に浮かべてる
それをエアリアルがGUNDで勝手に反映?
操縦桿+イメージ
両方をGUNDが上手く反映してるのでしょうね
怒りのグエル、エランvsグエル勃発
突然の憎悪に困惑、泣きだしたスレッタに代わってグエルが決闘!!
決闘グエル!!
しかしペイル社はガンダム・ファラクトを投入
舞台は疑似・月面戦
ミオリネ曰く、本来ジェタークとペイル両社の機体性能は拮抗しているのだそうな
しかし結果はグエル敗北
これが伝説のガンダム史上最速三連敗…!!
敗因は、ディランザの関節に導電性の粉塵が詰まって動作不良を起こした事
グエルは煙幕代わりに粉塵を巻き上げた
導電性なのでセンサーを阻害
ですがエランは、自分のビットが"荷電ビーム"である事を利用しました
電磁麻痺ビットの電力で粉塵を帯電
グエル機に動作不良を起こさせたのです
ですが武器の特性を利用したのはエラン
また初見の武器だったので、グエルが対応できなかったのも当然というべきか
エランの冷静な立ち回りが光る戦い
一対三の決闘といい、この冷静さが彼の強みなのでしょうね
それでもだいぶ感情的でしたが
私のたったひとつの愛が、私のたったひとつの憎しみから生まれるなんて! “ロミオとジュリエット"より
エランのスレッタへの想いでしょうか
グエルもかもですが
エランは強化人士である事に苦しみ、スレッタを同類だと思った
だから無自覚に肩入れしたようです
エランが憎む境遇が、彼に心を取り戻させるきっかけを生んだ
なんとも因果なチョイスですわ
第6話「鬱陶しい歌」
エランはエアリアルを賭けスレッタに決闘要請
しかし舞台は広大な宇宙
直線推力が物を言う、ファラクトの独壇場!!!
遮るものがないぶん狙撃し放題か
そこでエアリアルはベネリットグループ・ミラソウル社の中古パーツで改修へ
放送時、見た目が武器っぽかった部品群
やっぱりちゃんと推進器らしい
ニカは再整備、外装を整えたんですな
強化人士四号エランを本物が慰問
言葉通りなら、根はいい人なのかもしれません
ペイル社はエランを次期CEOに選出
戦闘力がなく経営能力が優秀
そこで「決闘」に対応する為、代理パイロットとして「強化人士」を用意・整形
四号が勝てば本物のエランがミオリネと結婚
四号は顔を戻し市民権を貰える
つまり、市民権さえない底辺居住者なのだと
家の様子からしてアーシアン?
エランに拒絶されたスレッタは、ミオリネに背を押され話し合いに向かいます
エランは自分には誕生日がないと卑屈
スレッタはなら今日を誕生日にしようと提案
食い下がるも不発に終わりました
失敗しましたが“話し合おうとすること"、それが大切なんだと幾重にも描いていきますね
また、スレッタのバースデーソングは独特
これはプロスペラの愛情ゆえか
彼女だけでなく皆を祝う為なんでしょうね
ガンダム対決 エアリアルvsファラクト
エラン『僕の事を教えてくれ…?
僕はガンダムの為に作られた使い捨ての駒だ!!
そう答えれば君は満足なのか!?』
『意外と意地が悪いじゃないか!! スレッタ・マーキュリー!!』
激情に駆られたエランのファラクトが優勢
広い宇宙は純粋な推力が物を言う
両者、GUNDで自由自在に機体制御できる事もあって戦いは高機動戦となりました
超スピードもGUNDなら制御できる
ただGUNDの持続力はスレッタが遥かに上
グエル戦のように罠に嵌めていればまた違ったのでしょうね
もっとも推力差を活かすには最善の戦術
スレッタの技量ゆえの長期戦か
エラン『……ベルメリア・ウィンストン、あんたの見立ては間違ってたよ』
ベルはエランがあと一戦は耐えられると診察
しかしスコア4乱用で限界へ
ですが戦いは、エアリアルの放った光によってビットが無効化
スレッタの勝利へ
この現象は後のクワイエットゼロと同じ、データストーム空間に捕えて制御を奪ったか
DS空間なのでカヴンの子達が見えた
これが初めての描写でしたね
スレッタ『エランさんに何もないなんてこと、絶対にないです!』
パーメット関係なくたまたま記憶が戻った様子
エランは自分も母に愛されてたと理解
スレッタとも和解へ
18話を思うと、スレッタが「過去はどうあれ今は私がいる」と励ますのは因果ですね
でもこの経験が後に活きたのでしょうか
空っぽなんかじゃない
そう励ましたのが、後に自分に返ったのか
表紙に使われたのは「母が誕生日を祝ってくれた」イメージか
誕生日のろうそくの炎
エランにとってかけがえない炎を意味する絵か
でも直後「焼かれる」とは……
地の文『発光は極限に達し』
『調整室には高密度の光と熱がみちあふれ――次の瞬間、エランの歌声が途絶えた。』
人間性を取り戻したエラン四号
しかし戦いで、GUND廃人ギリギリにまでなってしまいました
もうガンダムには乗れない
それではホルダーになる役割を果たせない
ペイル社CEOはエランを処分、地の文で「高熱処理された」と明確化したか
視聴者に生存を願う声も長くあったものの
やはり焼却処理……
グエル、五話の敗北で父に退寮を命じられキャンプ生活スタート
直後に総集編を挟んだ事もあり
以降グエキャンと大いに話題になりました
何がバズるかわからないもの
また学園は決闘が全て、訓練用デミトレで立身出世していくのかと思ったものの
地球寮に来るという予想も強かったですね
ひとつの悲しみはそれぞれの実体が二十の影を持っている。"リチャードII世"より
エランの悲しみが様々な事態を招いた事?
悲しみが新たな事態を連鎖させる的な?
エランは自分に何もないと思った
それゆえスレッタに激情をぶつけたし、最後は分かり合う事も出来ました
でも、もし生きようと願う気持ちが強ければ
また違っていたのでしょうか
四号は、もうGUNDが使えない体になった為に切り捨てられました
強化人士はGUNDの為の存在
ペイル社にとってGUNDが使えねば意味がない
もっとも五号もGUNDを拒否して本気を出さず、処分されそうになった
どっちに転んでも辛いですね
第7話「シャル・ウィ・ガンダム?」
ミオリネ『勝手に干渉して、勝手に心配して、一体何が楽しいんだか』
後の16話、最後の決闘を思うと因果
消息を絶ったエランを探し、事実上の社交パーティー・インキュベーションへ
新規事業立ち上げ支援イベント
際しミオリネの経営能力が描写
学業トップであり、実際に経営をやっているシャディクと対等に渡り合う能力があるのだと
しかしシャディクは本当に多忙ですね
これでMSも強いとか化け物か
ミオリネが、他人の為に動く姿を見ての一言
本来はもっと利己的で、そんなミオリネだから共感していたんでしょうか
シャディクも他の孤児を押しのけた男
とはいえシャディクの動機は地球の為
つまるところ他人の為、お人よし同士なのは似た者同士なんでしょうね
あと単純に嫉妬の台詞か
後の23話を思えば因果な一言
ミオリネとプロスペラ初対面
プロスペラは憎い仇の娘に、感情を見せたり皮肉をかましたり大活躍
またミオリネの無自覚さもその通り
ミオリネは父を憎みながら、父の用意した環境に甘えているんですから
そんな不甲斐ない状況を理解してなかった
これも「親子関係」ですね
プロスペラはエリィの為にデリングと共闘
憎い相手の力を借りる
その境遇はミオリネと相通じるのか
だから余計に煽ったんですかね
劇団ペイル社による魔女裁判
御三家が共謀、エアリアルはガンダムと告発へ
ペイル社は本気で潰すつもりだったらしい
ヴィムもエアリアル潰し
唯一サリウスだけ考えが違った
サリウスの生真面目さゆえか
単に外に連れ出す為の話だったとの事
ヴィム曰く今度こそガンダムを否定したかった
するとGUNDの話じゃないらしい
ですがこの後、風向きが変わったので「GUND技術供与」の取引をしたんでしょうか
シュバルゼッテ開発がここから始まるのか
株式会社ガンダム
ミオリネ『守るわよ…、私があんたを!!』
御三家がエアリアル潰しに共謀
しかしミオリネが阻止
ガンダムを、“安全に扱う"新事業を作ると主張してエアリアルを守ろうとします
ですが学生の虚言だと会場は冷ややか
この点、ちゃんと実績を出し続けたシャディクとの差なんでしょうね
視聴者目線ではミオリネはとても鮮やかでした
でも大人たちにはただの子供だと
デリングの言うように「力ない者」に残酷
しかしミオリネは父の信用を借りてクリア
あれだけ嫌ってた父に頭を下げた
投資家に、デリングが投資するなら実現性があるのだろうと思わせたんですね
ちなみに72億も出したそうな
ホント娘大好き
第一話以来、娘の安全を願っての行動って感じでしたものね
『お前が考えてる以上に、ガンダムの呪いは重い』
当時ミオリネは解りませんでした
でもつくづく重い
乗ったパイロットが死ぬのに、兵器として有効すぎるからどの組織も使おうとする
兵器として暴れた時の被害も甚大
対抗して兵器開発も加速
果てはクワイエットゼロもガンダム前提
ガンダムの存在を許せば、世の中にどれだけ混乱が待ち散らかされるかって話でしょうか
それを背負う覚悟があるか?って事ね
ゴルネリCEO『風向き、変わりそうね』
小説版はペイル社の本心が明記
本気でファラクト部門を廃棄する気だったので、高く売れて愉快だったとの事
本気だったんかい!
てっきりこっそり続ける肚かと
最初から、デリングがガンダムを認めると推測
その確認の為に御三家で組んだ
この人だけ視点が違ったと
後から思えば裏はなく、危険な技術だから葬ろうという善意だったようです
ガンダムの呪いを知る世代ゆえの危険視か
スレッタ『ん゛か』
豚みたいな声だったそうな
こうして公認され、エアリアルへの扱いは変化
またガンダムは兵器として有用だと、エアリアルを通じて世間に再提示されました
当然出資者はそこに期待したはずですけれども
次巻八話は予想外の理由で拒否
兵器化は頓挫へ
また続くオリジナル回は、その点に言及するものとなっていました
フツーそうですよねフツー
正義を追い求めても、私たちは誰ひとり救われないだろう。"ヴェニスの商人"より引用
ミオリネがデリングに頭を下げた件か
彼女は彼女なりの「正しさ」で父を憎むも、スレッタの為に折れた
正しいだけじゃ救えないって話ね
また、ペイル社たちの行いだって正しくはありません
でも彼女達も社員に責任がある訳で
社会って大変ですね…
オリジナル第2話「双線のラングランズ」
愛が意味を持つのは、愛の語らいの中。"夏の夜の夢"より
舞台は八話後、ミオリネ視点から
GUNDを医療に使うと決めたも、ペイル社・出資者が納得せず上手くいきません
みんな兵器として期待してるのですから
特にペイルは技術を渡せと要求
幸いプロスペラが、技術が欲しけりゃそっちも見せろと黙らせてくれました
ミオリネは知らないんですものね
ミオリネはファラクトの危険性を知らない
また、強化人士という手段でクリアしている事を知りません
プロスペラは知ってるので交渉に利用
突かれたペイル社はひとまず沈黙
以降、エアリアルを直接手に入れようと暗躍に移るようです
そうしてエラン五号の出番ってワケ!!
GUND搭載機エアリアルは「トップメーカー」の機体を次々と撃破
ガンドフォーマットの凄さが周知
誰もが商品化を期待したはず
ところが投資後、兵器ではなく医療に使うと言い出した
そりゃ投資家は裏切られた思いでしょうね
一つは独立系の研究所、GUNDの視力強化を通じた「宇宙望遠鏡」実験を提案
もう一つはラングランズ社
ミオリネの幼馴染
前回登場した元許嫁ユーシュラの双子の兄
それでサブタイに繋がる訳か
親を亡くして会社を継いだ双子の兄妹
兄がCEOとして会社を継ぎ、MS開発に踏み切ろうとしています
妹はCTO、技術部門トップで活躍
二人で会社を急成長
つまり超有能なハズが、幼い頃にデリングが「彼らと付き合うな」と関係を断ってるんです
あの我が子ファーストのデリングが?
どんな問題が?
二人で社を急成長させた兄妹
ミオリネ視点では兄ユーシェタスは優しく印象の薄い人間だったらしい
しかし今は軍事に舵を切ろうと躍起
思考がマッチョ
最強の機体を自社開発するんだと野望に燃えているようです
なんでそんなに変わったんでしょ
彼女の会社が保有するフロント、宇宙居住区にニカ&チュチュと招かれていました
それこそ「魔法使い」のような子
しかし前回、スレッタに決闘を要請
彼女の自社開発機をお披露目に
果たしてどんな機体か、ワクワクさせたところで終わっています
が、どっこい今巻も登場せず!
失望した!
実際はユーシェラーが兄から逃げ回っており、兄が捕まえに来ただけでした!!
とんだお家騒動だよ!
際し兄はディランザで登場
白と金の自社カラーで塗装しているとの事
曰くジェターク社と提携してるそうな
元々艦船用塗料を製造、しかし耐ビームの磁気流体塗料を開発して急成長
すると大手MSは装甲自体に耐ビーム性が
大手製が強力である一因なのね
何故か出奔していたユーシュラー
ミオリネの元花婿を自認する少女ユーシュラー
彼女は病弱、おそらくそれが理由でデリングは引き離したんでしょうか
友達を亡くし傷付かないように?
とまれ兄による襲撃中に倒れてしまいます
すごく短命そうで心配…
彼らにハックされ、試作MSのコンテナは停止
お披露目できず
おそらく白と金、磁気流体金属を活かしたモビルスーツと思われますが…?
でも兄はディランザ
単に試作段階だから?
それとも兄とは方向性が違うのか?
彼女に「花婿」が駆けつけ幕
いや誰!?
スレッタが困惑してる為、彼女の知り合いではないらしい
しかし最後まで描写を伏せたのは?
視聴者が知ってる人物なのか?
『……私の……、花婿……………』
実が兄の友人が婚約者だった
ミオリネの元許嫁の婚約者!?
するとユーシュラーは、それが納得いかずに逃げ回っていたんでしょうか?
それでミオリネを取り戻すべく接触?
しかし結局ラングランズ社のMSも謎のまま
謎ばかりですね…
市ノ瀬加那さんインタビュー
小説作者さんと市ノ瀬さんの対談
水星の魔女では、演者にも物語的な情報を伏せて演技して貰った事などに言及
グエラジ2でも言ってましたね
でもだから困惑の幅が大きいのね
制作側もコミカルな演技を求めていたとの事
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