水星の魔女 小説版 1巻 感想[ユーシュラー]ミオリネ元花婿!? 機動戦士ガンダム ネタバレ

2023年7月4日

アニメ12話まで視聴後の記事です

小説版 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1巻 感想

公式あらすじより引用

TVアニメーション公式スタッフによる『水星の魔女』正統ノベライズ誕生!

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』でSF考証を務める高島雄哉による本格ノベライズ! アニメにはない描写や小説ならではの細やかな表現など見所満載! 新キャラクターも登場する小説版オリジナルエピソード収録!

著者:高島雄哉氏(アニメSF考証スタッフ)

公式サイト公式ツイッター公式用語集(外部)

第3話までを本編忠実、端々を掘り下げノベライズ!!

スレッタが初対面時ミオリネに見惚れていた

ミオリネがスレッタの言葉を信じられる

などなど本編で「描写」だけの部分が、明文化され理解が深まるノベライズ!!

まだ3話目なのはちょっとスローペースですな

ダリルバルデの高性能さも印象的

オリジナルキャラは外伝エピソード扱い

アニメ二期に数カットくらい出るパターン?

ミオリネの元花婿ユーシュラー・ミルザハニ

オリジナルのヒロイン・ユーシュラーが登場

花婿ですが、決闘・学園とは無関係なのね

どうも学園生徒ではない

ミオリネと幼馴染で、幼い頃に自分達の意志で婚約してそのままらしい

所属は本作初出のラングランズ

二話の台詞を踏まえたキャラ?

モチーフは「魔法使い」?

先端技術で「魔法のような技術」を多数披露!!

ニカ姉大喜びッスよ!!

たぶん魔女がモチーフなのか

スレッタ以上に、誰もが思い浮かべる「女魔法使い」そのものなイメージ

本作にぴったりなコンセプト!!

ミオリネ曰く「友達も勝手に決められた」事件の人物?

二話曰く、ミオリネは父に何もかも決められた

その一環で「引き離された友達」か?

それで疎遠、生徒じゃないので本編には出ていないという位置づけなんですかね

下手するとこのまま死にそう…?

ラングランズ社開発中の試作機とは?

社名がどことなくサイバスター

ユーシュラとスレッタが、ミオリネを賭け同社製の最新鋭機で決闘する場面で「続く」!!

果たしてどんな機体なのか?

同社は磁気流体技術で有名らしい

いいとこで終わったなあ!!

第0話 PROLOGUE

そなたの光はどこにある?「リア王」より

配信当時の感想記事はこちら

本編以前、ガンダム開発現場が襲撃され壊滅した事件が描写

本来は“宇宙探索用の身体"を開発する技術

それが研究予算獲得へGUND-ARM、ガンダムとして軍事転用された事で世論に非難され壊滅

ガンダム開発は途絶えてしまいました

ですが、いつか障害をはねのけ宇宙開発技術として完成させられるか?

それが本作「ゴール」?

GUND-ARMの問題点

ガンダムは搭乗者が負荷で死ぬのが問題

その非人道性で非難

技術は「通信能力を持つ元素パーメット」を、人体と機械両方に投与するのが肝

すると人の意思で機械を直接制御できる

ですが義肢ならともかく、18mもの巨大ロボットを制御するにはデータ量が多過ぎる

人間側が耐えられず壊れる

この膨大なデータが「データストーム」らしい

GUNDの「パーメット・スコア」

人と機械の結びつきは、スコアで数値化

スコアを上げる事に強く結びつき、どんどん負荷が大きくなります

劇中はスコア4で廃人

アニメ12話は克服技術も出始めた様子

異様な機体ルブリス、異様な少女エリクト

しかしカルド博士の作った「オリジナルのガンダムルブリス」は特別

まず何故か起動しません

やがて何故かエリクトに生体認証して起動も、何故かエリクトに負荷をかけません

GUND研究の最先端だったカルド博士

果たして何をやった?

彼女が殺されたのは本当に惜しい

スコア4で起きた「強制通信」

エリクトの父ナディムは、スコア4で特攻

際し周囲へ強制通信が起きました

例え通信回線を開いてなくても、強引に割り込んでしまったようです

GUNDは人と機械をリンクする技術

高める事で「周囲の機械と強制リンク」を起こすのか?

6話9話の現象はこれの発展形?

第1話「魔女と花嫁」

覚悟がすべて「ハムレット」より

放送当時の感想記事はこちら

A.S.122年スレッタ・マーキュリーが学園編入

MSの決闘が全てを決める学園で、現トップのグエルを倒してしまった

スレッタは決闘一位=ホルダーに昇格

特典「グループ総帥の娘ミオリネの花婿」権を得てしまうのでした

本編に忠実なノベライズですね

スレッタは見惚れていた

スレッタはミオリネと初対面時、彼女に見惚れていたと明記

実際スレッタは人見知りでキョドりがち

ですがアニメ一話、ミオリネの顔は呆けたように見つめていました

また周囲を寄せ付けないミオリネ

彼女もスレッタの言葉は何故かすんなり信じられてしまうしまうと84Pで描写

実際、最初からシャディク達への態度と違った

最初から特別だったのね

戦いにかけて異質感を見せるスレッタ

グエル温室事件でもスレッタキョドってた!!

ですがいざ「戦い」となると異様な自信、落ち着きがある事が印象的

文章になると改めて異質でした

12話ラストに繋がる部分なのかね

フィックス・リリース

漢字で決心フィックス解放リリース」と書くと判明

決闘への心構え的な?

戦って決する事は、決心をもって行う事だと位置付けているのか

戦い、殺し合いを軽蔑し特別視するデリング

彼らしい合言葉なのかも

ディランザ、エアリアルの性能特性

エアリアルの初見殺し、ディランザのパワー!!

ディランザは白兵戦に持ち込めばパワーで優位

エアリアルのビットの無慈悲さ

これらの強調が印象的

11のビームの包囲攻撃、その一つ一つが装甲を貫通するパワーを秘めている!!

極端な話、MS11機の包囲攻撃にも等しい

改めて無茶苦茶ですわ

第2話「呪いのモビルスーツ」

強い理由が強い行動をつくりだす。「ジョン王」より

放送時の感想記事はこちら

引用はミオリネ、デリング、プロスペラを指した言葉?

デリング総裁はエアリアルをガンダムと断定、魔女裁判を開き廃棄を迫りました

プロスペラは抗弁も押し切られてしまった

ミオリネも一度は諦めた

しかしスレッタの「進めば二つ」に鼓舞、父デリングから「廃棄は決闘で決める」と勝ち取ります

以降デリングは手出しをやめた

この時のミオリネを尊重したのか?

アニメ12話、プロスペラとの共謀が明かされたデリング

ですが改めて、この頃はそうは見えません

デリングはガンダムを危険視し、強引な廃棄を迫っていました

とても八百長って雰囲気じゃない

結託はこの後?

ニカの「エアリアル」への想い

エアリアルの性能に感動していたニカ

彼女は当時は何も知らず、ただ「水星で作れたなら地球でも作れる」と感動したとの事

純粋に技術者、地球民としての感動か

ディランザの高性能も強調

破ったエアリアルは相当に異質なのね

2話スレッタの「身体検査」

人造人間説がささやかれるスレッタ

実際ガンドでMSを操れるなら、"人間サイズのロボット"を操る事も可能なはず

実はエアリアルが「本体」

スレッタが「端末」という線も?

それなら色々辻褄合います

ただ、相当検査しても「GUND施術された肉体か?」さえ解らなかったらしい

つくづくスレッタとは一体…?

脳の中身だけ「義肢」?

或いは単にクローン人間なんですかね

グエルとミオリネは理解しあっていた

第一話でミオリネを罵倒・挑発したグエル

あのトロフィー発言は、そう言えばミオリネが怒ると熟知していた為だと明言

思った以上に「仲良し」なんですな

シャディク同様に幼馴染?

彼が頭が回る事も明言してました

第3話「グエルのプライド」

私は自分をかくすことができない。「空騒ぎ」より

放送時の感想記事はこちら

グエルが自分を隠せなかった告白回!!

決闘へジェターク社CEOヴィムは、最新実験機ダリルバルデと汚い罠を用いた

絶望したグエルは父ヴィムに反発

決闘はミオリネの協力でスレッタが勝利

決闘後、グエルは父達が「自分の実力を信じなかった」事に絶望していた

しかしスレッタは「あなたは強い」と認めた

感動したグエルは反射的に告白

元々彼女にモヤモヤしてたが、認めてくれた事に後押しされ爆発してしまったらしい

本作屈指の人気シーンでひとまず幕!!

P169 誰がエアリアルを作った?

水星の技術・インフラでは、建造など不可能

何らかの技術・製造面の協力者がいる

前回を見るに、プロスペラは「デリング以外の何者かと組んで」エアリアルを作ったらしい

単にルブリスを水星で改修した?

でもそれだと21年分の技術差が致命的なはず

フェンの政府機関と組んだのか?

ダリルバルデの意思拡張AI

AIはまだβ版で発展の余地がある

純粋なMS操縦自体はグエルより上らしい

彼より機敏に操縦し、特に複数ドローンによる連携戦はAIでなくば実現できない

反面、戦況を読む力はグエルに劣る

土壇場の圧力もグエルが勝る

思うに、ドローンや予測をAIに任せて分担するのが大事なのか?

操縦者の意思をサポートさせると強力?

描写的にAIとグエルは一長一短らしい

P154、AIは敵の射線を予測できる

P162、AIはβ版だが未来を予測して戦える

P186~188、AI操縦はグエルより鋭く、ドローンの連携戦はAIでなくば不可能

P196、AIは簡単な囮に引っかかった

戦局を読む力はグエルの方が上らしい

オリジナル第1話「ユーシュラーの遊園地」

これはクレシダであってクレシダではない!「トロイアスとクレシダ」より

冒頭はスレッタ・ミオリネが組んでの実習

遭難した想定での対応力を試す試験!!

基本は四話と同じで、二人がバディとして「共同作業」するのがちょっと新鮮でした

四話のような非常事態じゃない純粋な演習

学園モノらしい回でしたわ

結果はP223にて

当初は上位1%に食い込む大活躍!

しかし終わってみると平均以下

やや極端ですが、コミュニケーション不足だと大減点喰らってしまったらしい

二人らしいっちゃらしいものの

意外な低さがびっくり

ユーシュラー・ミルザハニ

中盤ミオリネ幼馴染の少女、ユーシュラー登場

なんと自称・元花婿!?

若くして企業の技術部門を担う優秀な人材

どうも学生ではない様子

モチーフは魔法使いらしく、ケープをまとい「魔法のハロステッキ」を持っています

もちろん魔法でなく科学の産物

進んだ科学は魔法となんとやらって奴ですな

SF考証らしいキャラ

ニカ、チュチュと共にユーシュラーのペースに巻き込まれて…?

気が付けばMSで決闘する事になり次巻へ続く!!

搭乗する“最新鋭機"は謎

いいところで続いた!!

彼女は「ミオリネを取り戻したい」と口では言ってますが…?

元・花婿 ユーシュラー

といっても幼い頃にミオリネと約束した

学園ルールと無関係

どうもミオリネと引き離され、学園にも入学できなかったんでしょうか?

2話曰くミオリネは友達を勝手に決められた

あの台詞を回収する人物?

ユーシュラーは病弱

体が弱く、重力下では動くのが辛いほどらしい

それでデリングが引き離したのか?

ミオリネは命を狙われやすい立場

咄嗟に助けられないし、むしろ巻き込まれて死んでしまいそうな人間だから?

デリングなりの善意なのかね?

魔法使いユーシュラーの遊園地

ユーシュラーは大金持ちで、先端技術を扱う優秀な企業

本編との整合性も楽しみですね

基本、学園にいないし「ミオリネにとって過去の人」だから本編に無関係的な?

病気でそのまま死にそうな雰囲気も

近年「外伝キャラ」の扱い

ガンダムビルドダイバーズ、同Re:RISEでは「外伝」キャラが本編にチラッと登場

決戦に混ざってたりメッセンジャーしたり等

ユーシュラーもそういう立ち位置?

ノベライズは本編SF考証が担当

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