ダンまち4期 16話 感想[最後のお告げ 夢の始まり]ネタバレ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 深章 厄災篇

2023年3月17日

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇 第16話「始高(ヴェルフ・クロッゾ)」感想

公式あらすじは火曜0時頃公開

ABEMA ANIME 木曜23時配信 翌金曜25時35分より最新話一週間無料

公式サイト公式ツイッター(外部)

何の為に剣を打つ? ヴェルフ自答、ダンジョン内の鍛冶!!

完成!折れない魔剣「始高」!!

チートにも程がある!!

本作の魔剣は広範囲攻撃の切り札、いずれ砕ける残弾制の決戦兵器

またヴェルフが魔剣を嫌うのは「壊れる」から

克服は大きなテーマでした

克服は「魔剣を越えた魔剣」と呼ぶに相応しい

相応しいけどチート過ぎない!?

カサンドラの夢のお告げ、その答え

お告げの前半は、25層からの脱出方法でした

後半の日輪とはヴェルフの魔剣の事か

意外に有益な予知

またカサンドラには夢で見た予知の終わり

ヴェルフには鍛冶師としての夢の始まりなのね

終わりで始まりとは因果

オメガでありアルファじゃったか

折れない魔剣「始高」

使い手の魔力に依存する魔剣

なので魔力切れで壊れる事がないらしい

ヴェルフが考える「使い手と共にある」スタイルを反映しているんですね

使い手の魔力量で威力が変化

その点がヘスティアナイフに似てるのか

ヘファイストスが邪道と考えた短剣を、理想と捉えて再構築した的な

神の至高、高みを目指す始まり

縮め「始高」なのね

ヴェルフの自問自答、なぜ剣を打つのか?

友の為、ベルやヘファイストス様の隣に並び追い抜く為と動機を再確認

アリーゼ達も「正義」を再確認

ベル達も、故人に脱出する事を誓約

久々のヘスティア様も、借金を払うのは「覚悟の為」だと再確認

皆の動機を確認する回だったんですね

後ボールスさん頑張った!!

次回、第17話「白の迷宮(ホワイトパレス)」

故人から装備、地図を頂き脱出へ始動

狙いは上の36層へ上がる

ただそれだけと思いきや、37層はオラリオ並みに広いそうな

ダンジョンすげーな!?

まずその為に正規ルートへ出る事

希望が見えた回だった!!

まあジャガーノートが徘徊中ですが

冒頭 正義の定義?

アリーゼ『さあ! 今日は皆で正義について語り合いましょう!

開口一番、宗教みたいな事を言いだすアリーゼ

実際「正義の女神」のファミリア

回想・イヴィルスとの戦いが佳境な時期

だからこそ動機の再確認か

ライラ『そんなこと言われてもな~』

幸い団員のメンタルは普通

正義を妄信するヤバいファミリアなのかと思いましたわ

むしろ妄信しない為の行いなのね

『まずは正義についての定義だけど、皆どう思う?』

獣人ネーゼ『無償に基づく善行がすなわち正義だ

 っていうのが、一番簡単だけど……

ノイン『でも

 目的のない善行なんて

 ただの自己満足と変わらなくない?

リャーナ『いいえ、目的があるならそれは打算になるわ

『真なる正義とは程遠い

なんか古代ローマ討論っぽい

定義をし出すと難しいのが「正義」

時に自己満足、打算になる

自分の為、自分の利益の為に行うものは「正義」でしょうか?

それは違うと言いたいものの

アスタ『正義に真なるとか、真じゃないとか持ち出したらキリがないと思うんだけど……』

いわゆる偽善でしょうか

偽善は駄目だ、とか言い出したら救われない人間がどれだけ増えるか

真なる正義じゃないとダメ

と言い出したらキリがない

それじゃ動けなくなりかねないか

リュー『いや。私達が誓う正義の剣と翼は、もっと崇高な……』

イスカ『出たァ~♪ リオンの頭でっかち♪

リュー『な!?

中でもリューさんは「正義」追求

より正しくあろうと潔癖な人か

ですが理念ばかりでは、現実に即さなくなる

即ち頭でっかちなんですね

いやー困った困った

輝夜『そうですねえ~』

『結局のところ、正義など都合の良い道具でしかない……

『大義名分を得る為の武器

 暴力を正統化する色のない旗だ

そも正義自体を疑問視する輝夜

リューさんと反対なリアリスト

それで仲悪い、というかリューさんが一方的にからかわれてるのか

そしてこれも「正しい」のね

アリーゼ『……うん!やっぱりやめましょう!この話題!!』

略・一同『はあ?

…わかった この話はやめよう

ハイ!! やめやめ

しばしニコニコ顔で眺め、ぶっちゃける団長

何やってんだよ団長!

何せ神々が実在する本作、神々でさえ答えを教えてくれない問題

答えなんざ出るわけないのね

アリーゼ『正義って誰でも語れるし』

『逆にその名を騙る事だって出来るでしょ?

『だから私達は、正解を探すのではなく偽物の正義をやっつけましょう!

なるほどなと思ったら脳筋…!!

破壊こそパワー

曰く偽りの正義を倒せば、調和と秩序と笑顔が生まれるのだと

ですが何が「偽」なのか?

そこんとこは?

アリーゼ『正義は背負うものじゃない』

『いつか押しつぶされてしまうから

『ましてや振りかざすものでもない

 そんなもの、悪意の押し売りと一緒だもの♪

正義を背負う、つまり自らに強いては駄目

それは自分に負荷をかけてしまう

振りかざし他人に強いるのはもっと駄目

的な感じでしょうか?

だから「偽の正義を討て」と言ってるのか

考えるより行動だ

でも何が偽りか定義するなら、正義を振りかざすのと変わらない気もします

何せ正義の定義自体が不明瞭

なら真偽の判定とは…

正義とは……

『正義は…、秘めるものよ』

正義の形は人により違う

口に出せば、どちらの正義が正しいかぶつかり合いかねない

秘める事は尊重なんですかね

口に出さずに有言実行!!

ライラ『こいつ自分で焚きつけて、最後勝手に納得したぞ~……』

輝夜『殴りたいわ~、あの笑顔~

アリーゼ『えへ~♪

ただ思うに、大事な事なんだと思います

正義の形は人により違う

だから何が自分の正義かを自問自答

彼女達は正義の女神のファミリア、常に「何が正義か」考えるのが大切

考え時に意見交換する

でないと独りよがりまっしぐら

道化となり、頭の体操をさせてくれたのかね

いい超団長じゃないですか

Aパート 現在・深層37階

リュー『ノア・ヒール……

ベル『良かった…

ニッコニコなベル君から本編スタート

一休みで魔力が微回復

ベルが強く主張し、リューさんの骨折回復に使用しました

骨折治るっていいなあ……

歯も治らないかなあ…

ベル『リューさんが一人で歩けた方が結果的に僕の負担も軽くなるって!』

主張し、リューさんが折れた恰好

リューさんが折れて骨折を治癒

また回想、表情が豊かだったと痛感しますね

真顔なのも個性的で美人ですけども

リュー『改めて現状の確認をします』

略『ここが37階層

 ホワイト・パレスである事は間違いないようです……

ですが37層のどの位置かはわからない

また一切の荷物がない

改めて詰んでますね

ただ幸い武器、特にベル君は愛刀を二本とも持ってきていたようです

リューさんは愛用の木刀を折られ失った

短刀二本を装備中

ベル『救助を待つのが良いんでしょうか?』

リュー『……あまり期待できません

 ここが「正規ルート」から外れているのは確かです

たびたび聞く正規ルート

先人が踏破した階層は、始点から終点までルート公開されている的な?

だからその外に行く奴はいない

ばったり冒険者がやってくる可能性は低い

来るとしたらそいつらも迷子

ここで待つのは論外

リュー『仮にクラネルさんの仲間が……』

略『彼らだけでここに来ることは不可能だ

仲間をばっさり切り捨てられ頷くベル君

辛いが頷かざるを得ない

言われとるぞヴェルフ!!

リリ達なら「ベルを探す」目的で、正規ルートを外れてやってくる可能性がある

ですが力量不足ゆえ不可

ここで待つのは論外なんですな

リュー『27階層の混乱が収まらない内は、捜索クエストが出ても誰も引き受けはしないでしょう』

『ここにいても、いずれ彼らのようになるだけです

と、屍を指すリューさん

つまり遠征、探索している冒険者がここに来る可能性は低い

しかし二人を助けに来る者もいない

自力脱出一択って事なのね

魔剣を作る二つの問題点

リリ『何があっても

 ヴェルフ様にモンスターを近づけさせない!

 いいですねっ!!

ヴェルフ『始めるぞ…!!

ボールス『ダンジョンで武器を打つなんて…

 馬鹿げてやがる

他方、リューの予想を裏切りベル救出隊が下降

ヴェルフが魔剣制作に着手

残った魔剣も使い切ってしまいました

ボールスさんは常識の壁

いかに前代未聞かって話なんですな

余談。この「燃料」は

着火剤に最後の魔剣を使用

以後燃え続けてるのは、階層主アンフィス・バエナの肝なんだそうな

道理でよく燃える訳だよ!

リリ泣いてない!?

ボールス『この状況で魔剣一本作ったところで! どうなるワケでも……』

まず作る事自体がまともじゃない

第二に、魔剣だろうと一発逆転は出来ないって話なのか

隙を生じぬ二段構え!

桜花『どうにかなるッ!!

『あいつが命懸けで作る魔剣なら、この状況を打破できるッ!!

しかし真っ先に信じたのが桜花

一番ケンカしてたのにな大男!!

そういやヴェルフと桜花、いまだに名前で呼び合っていないんですっけ

旅を終えた後で呼び合うんでしょうか

ボールス『白兎の脚ラビット・フットの仲間はどいつもこいつも!!』

これまで常識的に否定するのはダフネの役割

今回はより常識的なボールスが担当

ありがとう常識的なオッサン!

どんだけ変なことをしてるか伝わる反論!!

ボールス『来やがった!?』

アイシャ『ヘル・カイオス!!

ボールス『もうどうにでもなりやがれっ!!

騒ぎ過ぎたのか、魔剣を打つ前に敵に見つかってしまったリリ一行

もうどうにでもなーれ!!

ですが意外に要になってるのがボールス

この人「大楯」ポジションなんですね

本来は両手斧の攻撃手でしたが、逃げる際に仲間の盾を拾ってきたらしい

おかげで良き前衛役になってます

さすがLv3冒険者!

ヴェルフ『…………!!』

いよいよ鎚を振るい始めたヴェルフ

この音に引き寄せられたか、或いは一度発見されてしまった為か

以降モンスターが千客万来

行列のできる鍛冶師!

アイシャ『仕留めなくてもいい! 足を断ちな!!』

ダフネ『狙う余裕もないわよ!!

二人が出入り口を塞ぎ、隙間から後衛が攻撃

よくあの隙間から狙えるもの

数体が抜けダフネちゃん達が撃破

支援向きな千草&カサンドラも大活躍

命&春姫は、まだダメージが残ってるのか動きがみられません

レベルブーストは色んな意味で不可か

ヴェルフ『(ちくしょう…!! これがアダマンタイト!? ふざけろ!?)』

『(俺の腕じゃ足りないってのか!?)

意外というか一番の問題は素材

幾ら打っても形さえ変わらず

既に敵が押し寄せる中、鉱石の形すら変えられていないって絶望的なのでは

最高級素材は伊達じゃなかった!!

初挑戦なんだそうな

リュー『現状の認識を踏まえて』

『ここを出て我々が目指すのは、36階層を目指す連絡路です

下るなら39層がセーフティポイント

ですが一層上ると、深層から下層

下層は水・果物・木の実がある

逆に言えば、深層はそれすら当面ないんですね

回復以前に体力が尽きそう

『下層はまだ我々に優しい、という事です』

珍しく微笑むリューさん

下層はまだ冒険者に優しい

今期、下層突入だけで大仕事のように言われてたのが懐かしいですね

当初25層だけで帰るはずでしたし

ベル『ルートははっきりわからないんですよね?』

曰くリューさんは深層に何度も来てる

すげえなリューさん

ですが正規ルート外となると、さっぱりわからないらしい

下に行く為の最短路を通るのがセオリー

当たり前の事なんですな

リュー『ここからは行動の選択一つ一つが生死を分けます』

略『……彼らの装備を剥ぐ

ベル『!? リューさんどういう事ですか!?

全滅したパーティーの装備品を剥ぐ

視聴者視点では「やはり」

ですが真面目なベル君には、想像もしない事だったか

まだ冒険始めて数カ月ですし

『ダンジョンに敗れた先人を利用する…、手段など選んでる場合ではない』

露悪的な言い方をするのがリューさんらしい

またそれでも「女の死体は自分が」

敬意を払ってるのが優しい

ベル『(…………当たり前だ)』

『(リューさんが

 潔癖なエルフが、平気なこんな事できる訳がない!)

『(生き残る為に…)』

『(僕の為に……!!)

冒頭のやりとりがまんま繋がるんですね

真の正義と謳う理想主義者

種族自体が潔癖

そんな人が率先してやってる以上ベル君もブルってる暇はない!

そういや隻腕になったエルフ・ルヴィス

あの人も生真面目でしたもんな

ベルのモノローグ『今からする覚悟はただの詭弁だ』

『でも…、せめて言わせて欲しい

『僕らはあなた達の分まで生きる!

 許してくださいとは言えない!!

 だけどあなた達の力を借りて、僕らは絶対にこの深層から脱出する!

『必ず…、地上に戻りますから…!!

亡骸に詫び、誓いながら装備を剥ぐベル君たち

死体に腕を組ませるのも優しい

非正規ルートは誰も通らない

こんな遺体が方々にあるんでしょうね

際しコインを持ってましたが、あの世へ「アケローンの渡し賃」なんでしょうか

日本で言う六文銭的な

※トップに戻る

Bパート ベル達の収穫

リュー『これで一通りですね……

思った以上に豊富

デイパックに水筒・外套・パンに羽ペン?

短剣三本、ポーション四つ

日本刀に魔法の杖?

リューさん、愛用の木刀を失っている為これは大きな収穫ですね

メイン武装を得られたのか

『一番の収穫は…、これでしょう』

なんだか野盗みたいな言い回し

手書きの地図

近辺を現在地のルームに至るまでマッピング

ただし正規ルートではない

正規を外れた後マッピングしたんですかね

リュー『彼らの無念を推し量る事も出来ないが……』

地図はいくつもバツ印が書いてあります

何度も行き止まりにつき当り、同じ轍を踏まないようマッピングしたんですね

それでも脱出できなかったのか

ベル『階層のどのあたりなのか解りますか?』

リュー『いえ、37階層は広すぎる…

『その規模はオラリオとほぼ同等です

いやいや地上の街並みに広いんですか37階層!?

たった一層上るどころじゃない

ただ救いでもあるのか

だから未だ、ジャガーノートと再遭遇してないんですね

そんなに広いからだったのか

リュー『深層には何度も足を踏み入れている』

地図には正規ルートは書いてません

ですが正規まで行ければ、後はなんとでもなるはずだ!と

やってみせろよリューさん!

リュー『指針が見えましたね!』

ベル『はいっ!!

ようやく上がり調子になってきたベルリュー組

ひとまず装備を整理して準備へ

また前回、ベル君が「脅して」撤退させたモンスターは現れませんでした

正直、仲間を連れてくるかなと思いましたが

あれで正解なんだ……

ベル『!』

ベルは荷物の整理、半裸だったリューさんは遺品を装備へ

ここで そうびして いくかい?

際しサラシを巻く姿に、目を背ける場面も

いちゃいちゃしてる!!

上でリリ達が必死なのに浮気してる!!!

リュー『? どうかしましたか?』

ベル『いえ、食料がまだ残ってたのにどうして全滅したのかなって思って……

略・リュー『モンスターから毒を受けたのかもしれません

もちろんパンは喰えそうにないものの

いろいろ残ってたのも納得

まだ戦える装備を残し、全滅したのは「毒」のせいだったのか

するとこの先、毒持ちが…?

改めて深層は怖い

ベル『最後の一人も深層の闇と孤独に耐え切れなくなって……』

毒を受け籠城、しかし解毒薬切れで二人絶命

残った一人は自害したのか

それで胸に短剣

今期ベル君、リューさんが味わった以上の絶望感だったんでしょうね

傍に仲間の遺体があるならなおさら

ベル『ファミリアの団旗!?』

リュー『はい、もう判別も出来ませんが

彼らはマッピングする紙の代わりにしたらしい

際し目を背けていたリューさん

団旗はリューさんに仲間の墓にも

旗を見て、アストレアファミリアを思い出したんでしょうか

どこも大事にしてるのね

それに書くほど切羽詰まってたと

ベル『何か書いてます!』

『もうしわけ手、ありま…、レ、さま…?

『ごめん、母さん、帰れなくて……

『……リューさん

 この旗は絶対に地上に届けましょう

 この人たちも一緒に帰らないと!!

改めてやるせない表情になるリュー

改めて「帰る」決意をするベル

冒頭で、アストレアファミリアが「正義」について考えていたように

ベルの「動機」となるのね

ベル君たちは死者に一礼して旅を再開

迷宮の過酷さを象徴する事件か

自問自答、ヴェルフ・クロッゾ

『(何をやってるんだ俺は!?)』

『(時間がねえのに!! ここで魔剣を仕上げなきゃならないってのに!?)

依然激戦が続くリリ一行、焦るヴェルフ

全然作業が進まないから

多少は横長くなったも、アダマンタイトの形はさほど変わっていません

ですが道具でなく腕不足らしい

『(やっぱり…、無謀な賭けだったのか?)』

略『(出来もしない事を言って、仲間に命を預けさせたのか俺は!?)

焦りがかえって没入させ、雑音が聴こえなくなっていくヴェルフ

前回、命を預けろと叫んだ

ですが、あれは自分に酔ってただけじゃないかと迷ってしまいます

前例のない事への挑戦

その「冒険」に酔ってただけなのか?

回想・へファイストス『もう一度聞くわ』

『あなたの炎は燃えている?

ヴェルフ『燃えているさ!

 こんなにも燃えているのに!!

『力も! 技も! 職人の誇りも! 全て注いでる!! なのに!?

前回、燃えていればできると思った

不冷の二つ名通りの不退転!!

おかげで始める事は出来たが、出来るかどうかはまた別問題だったんですね

始めの一歩は大切な事ですけれども

自問自答『本当か?』

実家クロッゾの連中は言ってたぜ?

 鉄の声を聞け

 鉄の響きに耳を貸せ

 鎚に想いを乗せろってな

ヴェルフ『黙れ!

 クロッゾがなんだ

 俺は今ここで魔剣を打たなきゃならないんだ!

足りないのは反発心のせいなのか?

彼は実家クロッゾ家に反発

その反骨心が彼を強くしたんでしょうか

ですが反発するあまり、有益な教えまでも否定してしまっているのか?

本来のスペックを出せていない?

自問自答『なんでだ?』

『なんでお前は槌を振るう

ヴェルフ『武器を打つためだ!

自問自答『じゃあどうして武器を打つ?

ヴェルフ『生き残る為だ!

自問自答『違う!

 お前が聞きたいのは…

 俺お前に必要なのは…

 そんな答えなんかじゃない

『『『お前は、誰の為に武器を打っている?』』』

言われて初めて、打ち始めて初めて「仲間」を見たヴェルフ

今まで集中して武器に向き合って

常識的には正しい

ですがヴェルフ的にはそれじゃ駄目だったんですね

仲間を見る事が必要だったのか

ヴェルフ『お前ら…!!』

周りが必死に戦っているのが見えた

自分を信じ、命を預けてくれているのが見えた

自分を疑ったヴェルフにとって、その事が一番の力になったんでしょうか

鉱石が冷えるぞヴェルフ!

回想・ヘファイストス『最後に聞くわ』

『あなたがそうまでするのは…

 何の為?

懐かしい!二期三話か!!

以前ヴェルフはヘファイストスファミリア所属

なのに「改宗」した

それも大ピンチ、大手に摺りつぶされる寸前だった弱小ヘスティア一家に改宗した

際し神さまに言ったんですっけ

ヴェルフ『友の…、為……!!』

『そうだ!

 なんで忘れてた!? こんな当たり前のことを!

 俺が武器を打つのは…!

『ベルとあいつらの為にだ!

原点回帰、なぜ武器を作るのか自問自答

結果見違えるような槌音に!!

そもそも魔剣嫌いだった彼が、魔剣を作るようになったのも「友の為」でした

前回でもそう再認識してました

そこから更に原点へ立ち返ったんですね

動機の再確認は大切!

ダフネ『イケる! これならッ!!』

ボールス『くそ! なんでか解らねえがまだ戦えちまうッ!!

激しい音、敵をおびき寄せるかと思いましたが

が、むしろ士気アップだったんですね

特にオッサンが顕著!!

ホントいい味してるぜボールスの旦那!

見る間に「鉱石」から「板」

驚きの作業力!!

ヴェルフ『ああ、解ってる!』

『どれだけ威力があっても、今までと同じ魔剣じゃダメだ!

問題その一、魔剣が作れるか?がクリア

その二、作ってどうする?

前回は数えきれない程、二層分のモンスターが押し寄せていました

だから従来の剣じゃダメなんですな

『魔剣は必ず壊れる!』

『魔剣とはいつか別れが来る!!

第一期、だからヴェルフは魔剣が嫌いでした

使い手を置いて先に壊れる

それでは武器失格だ、職人として造りたくないと魔剣を嫌っていました

ですが仲間の為に作る様になった

それが一期でしたが…?

『だったら今ここで…!』

『魔剣を越える魔剣を打つ!!

『絶対に壊れない魔剣を!!

そんなんチートじゃないですか!?

ですがそれがヴェルフの理想

魔剣が嫌いなら、魔剣を越えたものを作れれば好きになる事が出来る

鍛冶師としての理想なんですね

地上 ヘファイストス居室

ヘファイストス『まあ、状況が状況だものそれに関しては理解したわ

『私が止めたって椿はいくでしょうし…

とは団長・椿が勝手に出撃してしまった主神

こうしてみると置いてかれてばかり

鍛冶神、技術者としても尊敬されている神様

ですが職人は頑固ですものね

仕方ないね

ヘファイストス『で? もう一つの要件は?』

久々登場ヘスティア

ちなみにキャスト欄も上から三番目でした

嫁の座をリューさんに奪われた主神!!

本作、神はダンジョンに入ってはいけないというルールがあるので仕方ないですね

一期は入ったため大騒ぎになりました

OVAで温泉にも行きました

現在各所で配信中

ヘスティア『遠征で物入りなんだ~』

『ベル君のナイフの借金、今月分は勘弁してくれ♡

ヘファイストス『駄目よ

紐神様『ヒェェェ!?

てっきり金貸してって話かと思いきや

控えめだったし断られた

ちくしょうあざとい!!

久々の出番、"媚びを売る"話なのであざといですねえヘスティア様!

そんな事だから嫁にいけないのさ!!

『あのナイフのおかげであの子は何度も命拾いしているはずよ』

『あなたにとって、あの子の命はそんなに軽いの?

略『だったら払いなさい!!

『あなたの覚悟と意志を、変わらず示す為に!!

なるほど金銭の問題じゃあないのか

ヘファ様は金が欲しいんじゃない

誓約を果たさせ意志表示させる為、きっちり払って欲しいんですね

これも「動機」の話

ヘスティア様も戦ってるって話なんですな

主にコロッケ屋のバイトで

ヘスティア『むむむ~~~…』

並行、ベルはヘスティアナイフで敵を撃破

倒したのは前回の奴でしょうか

またこのナイフが、ヴェルフの鍛冶師としての目標でもあるのか

あれは使い手と共に成長する

ヘファ様は、鍛冶師の手を離れ勝手に成長するのが気に入らないらしい

ですがヴェルフには理想だと?

ヴェルフ『目指すべきは神の刃!!』

『あの人が!

 神が打った至高へと至る武器!!

その念が、魔剣をどんどん形

公式曰く、彼の血が染みこんでいったらしい

血に宿る精霊の力が染みこんでいくのか

ヴェルフの理想は、剣が壊れず使い手と最後まで共にある

使い手と共に成長する神の刃が理想

対し今回は魔剣なので…?

ヴェルフ『待ってろベル!』

『俺はお前を独りになんかしない!

 絶対に隣を歩く!!

『いや…、俺はお前だってヘファイストス様だって追い抜いてやるッ!!

『だから…、俺は!!!

まるで彼が目指す剣の形そのものですね

剣が使い手と共にあるように

彼はベルを孤独にしない

またベルだけ飛躍的に強くなりすぎ、置いてかれ気味だったのも痛感

だから追いついて「やりたい」

追い抜きたいとは快い!!

『おわ!?』

そんな時、文字通り盾が破られ防御が崩壊

文字通り破られたよ!

ボールスさん頑張った!!

ありがとう仲間の冒険者が残した盾!

桜花『!? 鍛冶師…、お前…!?』

しかし炎が一瞬で魔物の群れを駆逐

また際し、倒れた桜花を気遣い千草殿が飛んでいきました

狙撃支援すべきでしょうにまあ健気な

ヴェルフ『……待たせたな!!』

黒い刀身に、赤い模様が走る大ぶりな魔剣

模様がついてる!?

あれだ刃文って奴ですね多分!!

また鉱石は、びっくりするほど長く大きく叩きのばされていました

すげえな鍛冶師!

ボールス『お、おいどうすんだコレ!?』

親方!奥から更にものすごい数の大群が!!

ボールスさんお気の毒!!

ですが前回曰く一本道、そのまま焼き尽くすのかと思いきや

これは使い手の魔力に依存する魔剣

そこが肝なのか

ヴェルフ『俺の魔力だけじゃ足りない』

『手伝ってくれないか?

カサンドラ『ヒェ?! は、はい!?

仰天するカサンドラさん可愛いな!

二人で柄を持ち使用

刀身は、敵に向けるのでなく地面に突き刺して用いました

こういう使い方は初めてですな

ヴェルフ『始高…、煌月!!

地に刺し、地走りの炎が突入した敵を殲滅

圧倒的火力のデビュー戦!!

従来の魔剣は、貯蔵魔力を使う消耗品

対し使い手の魔力に依存させ、回数制限のない魔剣として完成させたのか

使い手あってこそ機能する

使い手が強くなるほど強い

ヘスティアナイフと似た剣なんですね

リリ『ヴェルフ様………』

際し皆、壁際に退避して無事

春姫はボールスさんがお姫様抱っこして退避

大活躍だなオッサン!

『この魔剣は砕けない…』

『使い手と共に歩み、最後まで運命を共にする!

カサンドラ『ああ…、これが夢の最後のお告げ!!

『"日輪の灯"!?

あの予知夢、魔剣完成まで予知してたんかい!!

予知前半は14話にて描写

前半は25層で囚われる

中盤は25層からの脱出

意外に希望を示す予知夢だったんですね

世の為ベルの為作ったヴェルフ!!

この日輪の輝きを恐れぬのなら掛かって来い!!

ヴェルフ『これが始まりだッ!!』

『俺の高みに上り詰める挑戦の

 第一歩だ!

『預かったお前らの命

 返すぜ!

 行くぞ!ベルを探しになッ!!

一同『おうッ!

最後ボールスさんの声のトーンが強い!?

とまれだから「始高」

折れない魔剣第一作、ここからさらに高みを目指す始まりとしての剣なんですね

カサンドラの夢のお告げの終わり

ヴェルフの夢の始まり

オメガにしてアルファだった!

公式 16話豆知識より

モンスターに囲まれる下層で始まった前代未聞の「迷宮での鍛冶」。

 炉には燃料材の代わりに先程入手したドロップアイテム『アンフィス・バエナの竜肝』が使われています。焼夷蒼炎を吐くための特殊なガソリンを生成する器官なのでよく燃えます

公式より引用

そもそも火力がもたないのでは?

と思ったら、リリが大喜びしたドロップアイテムが使われてたの!?

ブルー・ナパーム(長時間燃焼する焼夷弾)の肝だったのか

なんとまあ贅沢な燃料だった訳だ

後でリリに怒られそう

16話豆知識②

リヴィラの顔役ボールス・エルダーは、実はLv.3!!

このパーティの中でステイタス上はアイシャに次ぐ実力者なんです

公式より引用

どっかで聞いた気がしましたがボールスLv3

前期で27層にリューを探しにいく隊は、高レベル者が選抜参加

ボールスも相応に実力者なんですな

本来は両手斧の攻撃的スタイル

今回は仲間が残した奴か、槍と盾でバランスよく武装していた模様

前回ではダブルシールドでしたな

16話豆知識③

ヴェルフがこれまでに扱ったことがあるのは人工的に軽量化された『加工超硬金属(ディル・アダマンタイト)』。ベルの兎鎧の素材がこれです。

純度の高い『超硬金属(アダマンタイト)』はそれとは比べ物にならないくらい硬く、上級鍛冶師でもその鍛錬は苛烈を極めます。

公式より引用

大苦戦していたアダマンタイト

やはり硬度が高いと加工も大変なんですね

驚きだったのは、見た目立派なベル君の四期アーマーも関係素材だった事

張り込んだなあヴェルフ

また前期の人工迷宮もアダマンタイト加工

アレ改めて狂気の沙汰ですな

16話豆知識④

手の皮が破れる程の鍛錬の中でヴェルフの血は蒸発する事なく槌を通り素材へと染み込んでいく。

かの英雄譚『アルゴノゥト』によると始祖クロッゾは精霊を助けた際にその血を体に宿す事になったそうです。今日でもクロッゾの魔剣には精霊の力が受け継がれていると言われています

公式より引用

加工中に描かれていた謎のエフェクト

観念的なものでなく、血が素材にしみこんでいく演出だったのか

それで赤い文様が?

ヴェルフは実家嫌いですが「血」が要なのね

確か没落してるそうですけど

16話豆知識⑤

持ち主を置いて砕けることのない、『魔剣』を超える『魔剣』を打つためにヴェルフがイメージの参考にしたのは師である鍛冶神の作『ヘスティア・ナイフ』。

「神の至高にいつか届く」という決意を込めて、完成した魔剣は《始高・煌月》と名付けられました

公式より引用

劇中の通りヘスティアナイフを参考にした魔剣

当のヘファイストス様自身は、あれを邪道だかなんだか言ってたと思うと因果

を目指す始まりの一歩「始高」!!

カッコいいですしダジャレ

ヴェルフらしいネーミングですな

次回、第17話「白の迷宮(ホワイトパレス)

ED曰く、制作協力スタジオパストラル

グロス制作、外注回

それでも作画が良かった辺りさすがですね

あとキャスト欄、ヘスティアさまはベル・リューに続く三番手でした

リューさん編だものね!

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2022年7月 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇 感想

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