葬送のフリーレン 第26話 感想[80年振り]やったぜフェルン!! ユーベルの精神性 二次試験編に幕 ネタバレ

2024年3月15日

葬送のフリーレン 第26話「魔法の高み」感想

公式あらすじより引用

零落の王墓に住まう神話の時代の魔物シュピーゲルが作った、王墓に入った者の複製体たち。シュピーゲルを倒すため、フリーレンとフェルンはフリーレンの複製体と戦うが苦戦する。一方、デンケンやラヴィーネたちも複製体と戦うが、試験官である一級魔法使いゼンゼの複製体の魔法が猛威を振るう。

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一級試験編9、かつてない大規模戦闘と"切り札"!! vsコピー決着

葬送のフリーレン 第26話 感想

全力フリーレン、戦闘規模ハンパなかった!!

でもユーベルが切ろうと思えば切れるように、魔法とは"イメージ"が大事

魔法攻撃と思えねば、防御魔法でも防げない

魔法攻撃と認識させない攻撃魔法

それがフリーレン奥の手

何とも静かで重い一撃なのがフリーレンらしい

前が八十年前って事は対魔王技だった?

使わせたって事は、フェルンは全力で殺すべき相手とフリーレンに認識された・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んですね

やったぜフェルン!!

複製体を倒して迷宮編に幕

その結末は例によってミミック

やっぱり視聴者のイメージ通りの結末だった!!

遅いよミミックがよォ!!

そんな二次試験のオチは

前々回で脱落したエーデル二級魔法使いがオチ

もうあの人、合格あげていいのでは?

今回一番のドヤ顔だった!!

ユーベルvs.ゼンゼ、彼女の異常性

葬送のフリーレン 26話 感想

ユーベルは切ろう思えば切れる

頭がおかしいレベルで「思える」のか

ゼンゼの髪、誰が見ても「突破不可能と認識できるもの」でも切れる

だって髪だからだと

でもそれより脆い防御魔法は切れない

だって切れる気がしないから

ユーベルは「そう思う」だけで実現を左右する

共感だけで魔法を習得できるように、まさに「感覚」の天才なんですね

ゼンゼ曰く人としておかしいレベルだと

とかく「おかしな奴」ユーベル

彼女の場合、おかしいことが魔法使いとしての強さなんですね

理論派眼鏡のラントくんと対照的

色んな強さがある訳ですわ

零落の王墓が攻略不可能だった理由

実は複製体、倒れても際限なく復活すると判明

最後の理由が最悪だよ!!

それも迷宮を脱出しても、付近にいれば再複製してしまうらしい

消耗戦になれば絶対に勝てない!!

幸い一度に二体現れないだけマシか

フリーレン複製体への決定打

作戦はフリーレン自身が隙を見せ、敵の隙を誘う作戦でした

複製体は隙を晒してでもフリーレンを狙う

だってフェルンを舐めてるから

しかし倒しきれなかった

結果コピーレンは、フェルンを全力で殺そうとしてフリーレンに倒されました

フェルンは殺すべき相手と認められたんですね

フリーレン検定合格だった!!

二次試験合格者・脱落者

18人中12人合格

脱落者はリヒターとラヴィーネ

エーデルと禿頭のブライ。一人で行ったトーンと最初に脱落したレンゲが脱落

後は最後の三次試験!! どんな大無茶振りやら

冒頭 ゼーリエの予言

ゼーリエ『お前を殺す者がいるとすれば、それは魔王か、人間の魔法使いだ

フランメの施策が、千年後に人間の時代を招く

その時フリーレンは敗れると予測した大師匠

もっとも現実には魔王が倒れた事で、魔法使いは減少の一途にあるとの事

魔法は需要を失ってしまったからだと

しかし予測外れかというとそうでもない?

魔王死後三十年頃、ゼーリエ台頭

彼女が魔法使いの「質」維持を始めました

なぜ人間を鍛え始めたんでしょうか

ゼーリエの狙いはどこにあるのか?

周囲、特に政争家であるデンケン辺りは無益なことだと評しているも

事実ゼーリエ台頭後にヒンメルが死去

残党軍が活動再開してます

ゼーリエが表に出なければ、人類はもっと悲惨になっていたのではないでしょうか

彼女なりに人類を守ってるのかね?

Aパート フリーレン殺しの一撃

前回ラスト、フェルンの不意打ちが複製体を貫いたかに見えたも

しかし防がれたんでしょうか?

複製体はピンピンしてました

殺してないの…?

手のひらに"球体"を生む複製体

果たして何が起きていたんでしょうか?

複製体が「球体」を発生

ブラックホール?

いや爆発魔法?

対しフリーレンは、瓦礫を集めて抑え込むことで被害を最小限に抑えたらしい

なんだかわからんがすごい!!

フリーレン、がれきを集めゴーレム化

熾烈な紫電の魔法の撃ち合いへ

戦闘規模が違う

一次試験でこれやったら参加者全員死んでいたでしょうね

フリーレンによる「物理現象」魔法

現代の防御魔法は、対ゾルトラーク必須なので「魔力耐性」高めにチューニング

物理現象の方が突破しやすい

そこで現代は「物理現象を操る魔法」で攻撃するのがセオリーに

普段フリーレンはゾルトラーク縛

魔族殺しに特化したアレンジ版

しかし本気で現代魔法戦すれば、こういう大規模物理現象になるんですね

戦闘規模がダンチなんだよ!!

フェルン、隙を突きゾルトラーク

フリーレン同士なら互角

互いに手を抜けないので、フェルン接近に気付けない隙が生じるはずでした

生じるはずだったんですが

フェルン『………防がれた』

フリーレン『想定の範囲内だねっ

ぜんぜん決着ついてなかった!!

フェルンは致命的な隙をつけば、自分がフリーレンを殺せると思ったものの

突いても倒せなかった

デンケン達がやらなくて良かったですわ

他メンバーなら死者続出スよ

フリーレン『ここから先は消耗戦だ』

実は想定内だった

結局フリーレンの隙を突くのは、フェルンでさえ無理だったという事か

ある意味「安心材料」ではあるんですね

フリーレンが強いって事だから

苦手な相手を教え合った事で

リヒター『足を引っ張るなよ

ラヴィーネ『こっちの台詞だ……

他方、複製体カンネ&ラヴィーネと開戦へ

なんだかんだでこのコンビ

後日リヒターとしれッと結婚してそう

回想 最深層到達組の作戦会議

デンケン『話し合い連携できるのが儂らの利点だ

前回、苦手な相手を告白させたデンケン

苦手な組み合わせでぶつける作戦

前々回ヴィアベル達が、自分達のコピー相手にやった「相性作戦」と一緒なんですね

ユーベルの分析曰くコピーはしゃべれない

その優位点を突くのか

複製体の位置は魔力探知

メトーデの魔力探知により、どこに誰のコピーがいるのか把握可能

二次試験編はメトーデ無双ですね

一次で目立たなかった女性

これは二次試験本来の試験課題

第24話曰く、こうやって協力して立ち向かえるよう用意したのが二次試験

ゼンゼの狙い通りなんですね

それは我の強い魔法使いたちには難しかったも

遂に最適解に辿り着いたのか

ラオフェン『面白いほど楽に戦える』

自分達のコピーを一瞬で凍らせたラヴィーネ

こんな芸当も出来たのか

相性が顕著なのが彼女達、複製カンネ達はリヒターの魔法であっさり吹っ飛びます

一次試験とまんま同じ展開ですわ

あのときは「殺すな」と言われていたものの

本気なら秒殺だった……

しかし意外な組み合わせも

非武闘派の髭ドゥンスト、彼はそのリヒターの攻撃をも防ぐ超強力防御魔法の使い手

防御に特化した達人だったんでしょうか

またラオフェンがメトーデを圧倒

メトーデはデンケンに次ぐ実力者で、あらゆることをハイレベルにこなす女性

ラオフェンに苦戦するとは意外でした

魔法使いは「相性」

ラオフェのスピードは、メトーデにとって弱点だったらしいですね

メトーデはなんでもこなせる

その分、一点突破に弱いんでしょうか

ゼンゼがこの場にいる理由

再び作戦会議の回想

メトーデ『ゼンゼさんの複製体の反応が見つかりません

略・フリーレン『最悪(わたしたち)二人とも死ぬかも

そして浮上した致命的な問題

フェルン・デンケン・ゼンゼが見つからない

実力者だから魔力を消すのが上手い

なんて迷惑な理屈でしょうか

メトーデ『近距離探知で探すしかありませんね』

探せるんかいメトーデ

つくづくフェルンは暗殺向き

さすがフリーレンの弟子

生来の長所ですが

リヒター『ゼンゼおまえがこの場に居なければ』

イヤミに余念がないリヒター

そんなんだからおっさん呼ばわりなのである

ゼンゼ『一級魔法使いは』

『理不尽なほどの状況でも、覆せるような存在でなければならない

だから当然の試験だと主張するゼンゼ

最初から難易度を上げる為か

実際その通り

みな「自分は一級のつもり」で試験に訪れているのですから

たった一人増えようが倒せねば話にならない

たとえ特権を得た凄腕だとしてもか

ラヴィーネ組vs.複製体

ラヴィーネ『倒した…、…でも良い気分じゃねえな

言った直後、致命傷を受けるラヴィーネ

ゼンゼ複製体の奇襲

ラヴィーネとリヒターは、無事カンネとラヴィーネの複製体を撃破したものの

直後二人共ゼンゼ複製体により撃沈

実力がある上に隠密行動可能って最悪ですわ

まるでフェルンですね

リヒター『化け物が…!!』

『魔力探知を怠った覚えはないんだがな…!!

ちゃんと全周囲警戒してたのに不意打ちされた

隠密性能が桁違いに高い

目立つ見た目なのに

またそのパワーは、リヒターの岩魔法防御すら易々貫くほどのパワーでした

散々ラヴィーネの攻撃を弾いた無敵の岩防御

あれが全く通じないのか

ちなみに防御魔法でも無理

ゼンゼは、前々回でドゥンストとブライ達の防御魔法を15秒かけずに貫通

髪という「物理現象」を使った攻撃

防御魔法では防ぎにくいらしい

リヒター『引き際がわからねえほどガキじゃないだろ!』

もしリヒターがいなけりゃ死んでたんでしょうね

ラヴィーネはまだ未練があった

しかし促され撤退

なんだかんだで命の恩人ですわリヒター

リヒター『試験は三年後もある!』

ラヴィーネ『くそ……!!

こうして仇敵コンビは仲良く失格撤退へ

リヒターあんなに強いのに

正直正面対決なら、上位に入る実力者だと思うも相手が悪すぎたのか

これも「特権」の賜物なんですかね

デンケン『(だが儂が加勢したところで結果は同じだっただろう)』

いやどんだけ強いのゼンゼ

駆けつけたデンケンは分析して嘆息

一次試験官ゲナウ曰く、一級魔法使いと遜色ない凄腕魔法使いがデンケン

その彼でさえ勝てるイメージがないのか

ユーベル『もしかしてアレと戦うつもり?』

『勝てないと思うよ

しれっと合流するユーベル&ラント組

この迷宮は、複数の入り口が同じゴールへと繋がっている仕様

デンケン達の最深部一番乗りからほぼ一日弱

そこにユーベルたちが遅れて合流

険しい道だったのが窺えますね

ユーベル『これってダンジョン攻略に必要なことなの?』

デンケン『今フリーレンが

ユーベル『説明はいい

なら倒すよと言い切るユーベル

話が早い

魔法を感覚的に使うユーベルらしい言いぐさでした

必要なのはイエスかノー

二次大戦の山下奉文中将みたいですな

まったくの余談ですが「イエスかノーか」

二次大戦後シンガポール攻略戦の有名な逸話

ですが新聞などの脚色で、当の山下氏は「思い上がりのように書かれて残念」と発言されています

作られた武勇伝なんですね

ラント『何を言っているんだ』

『この中で一番強いのはデンケンだ、第一お前はヴィアベルにも勝てなかっただろう?

意外や総合的な強さではそこそこ

ゼンゼ>デンケン>ヴィアベル>ユーベル

でもそういう話じゃないんですね

ユーベル『確かに私は未熟な三級魔法使いだ』

『デンケンやヴィアベルより遥かに弱い

謙遜でなく歴然とした差らしい

先のヴィアベル戦、いい勝負だと思ったも客観的にはそうでもないのね

実際ユーベルは「感覚」で魔法を使用

汎用性はかなり低そう

ユーベル『私の得意魔法はこれ』

『"だいたいなんでも切る魔法"』

『レイルザイデン

『私が切れると思ったものはなんでも切れるし、切れないと思ったものはまったく切れない

略・ラント『防御魔法で簡単に防げる魔法だ

ヴィアベル戦で使用していた独自魔法

ネーミングもざっくり

切断魔法だけに

理論派のラントが苛立ちそうな魔法ですわ

ユーベル『まぁ…、防御魔法って"魔法を防ぐためのもの"だからね?』

『切れるイメージ、あんまりないんだよね~

略・ラント『あの髪には

『観測できるだけでも"防御魔法に匹敵するほどの魔法"が何重にもかけられている

だから切れるはずがない

また髪の話をしてる…

あのは、防御魔法上位互換だから

たぶん分身使いラントには、ゼンゼが一番やりあいたくないタイプなんでしょうか?

不意を突いても倒せない

全方位を完全にカバーしている難敵だと

執拗に止めるラント

ラントは自分のせいで死なれたくない

過去何かあったらしい

なので必死に止めたみたいですが……

ユーベル『だからそんな理屈はどうでもいいんだよ』

『これはイメージの話なんだから

無造作に前進し、ラントを慌てさせるユーベル

対する複製はまるで妖怪

当然ソルガニールは無効

髪のせいでシルエットが大きすぎ、"視界に入ってくれない"んですね

ヴィアベルの天敵じゃないスか!!

ゼンゼ『勝敗はすでに解っている、おそらく戦いにすらならない』

そのままスムーズに回想に突入する「本物」

本物も魔力探知によって状況把握

ゼンゼは奇麗なお姉さんのメトーデのように、魔力だけで把握しているんでしょうね

あの魔力なら戦っているのはユーベルだろうと

つくづく万能型

ユーベルの精神性、一級殺害事件の真相

二年前・二級魔法使い選抜試験

ゼンゼ『"不動の外套"

『彼が魔法で作り出す外套は、あらゆる攻撃魔法を通さないほどの防御術式が組み込まれていた

が、そのブルグがユーベルに殺された

第18話曰く一級魔法使い殺人事件

ユーベルがブルグを殺したのは「彼を攻撃し、下がらせたら勝ち」という試験だったから

その試験で一刀両断してしまったんだと

ゼンゼ『攻撃魔法を放ち一歩でも下がらせたら合格』

いかにも貴族然とした受験者がいくら撃っても通じず

二級試験でもこれほど基準が高い

エーデルたちは相当優秀なんですな

ゼンゼ『あー…、切りすぎちゃった』

落下音があまりに惨い

防御に関しブルグ>ゼンゼ>防御魔法

ブルグは、おそらく「特権」で防御系魔法を貰った防御特化型だったらしい

しかしユーベルはあっさり切断

なのに防御魔法は今でも切れないんですね

失格となりゼンゼに呼び出されたユーベル

ゼンゼ『"不動の外套"をどうやって打ち破った?

ユーベル『………ええっと…、ゼンゼさんって裁縫をしたことある?

わざわざ聞くレベルの異常事態

まったく無関係そうな話に困惑するゼンゼ

まあユーベル喋る喋る

戦闘中でも喋るというのは本当らしい

そらラントも辟易しますわ

ユーベル『姉貴がよく裁縫をしているのを見ていた』

『布を裁断するときってさ? ハサミを入れてこうシャーって切るんだよね

 とても良い音がするんだぁ…♪

『私はあの音が好きだった……

わかる

ここ「音」がいいですねえ!!

演出も生理的に怖い

当時ユーべルは、姉の膝の上でそれを聴いてたそうな

年の離れた姉だったのね

過去形ですが今どうしてるんでしょ

ゼンゼ『話が見えない』

なんだか亡くしたように聞こえて不穏

一瞬、ハサミに幼い日のユーベルが反射

やべえ幼女

この感覚が「なんでも切れる魔法」の原点にあたるんでしょうか

なんでも切れる!すごい!みたいな

ユーベル『イメージの話だよ』

『布っていうのはさ? “切れるもの"なんだよ。切れて当たり前のものだ

葬送のフリーレン 26話 感想

ゼンゼ『(こいつはイカれている)』

これまたざっくり、ユーベルを評価するゼンゼ

本作はイメージした事が魔法になる

イメージできなければ出来ない

でも事は簡単じゃないのね

ゼンゼ『(完璧にイメージできないものは魔法では実現できない)』

略『(あの外套が

 いかなる攻撃魔法も通さない事は

 "魔法使いなら一目見れば解かる"からだ)』

だから、不動の外套は誰も破れなかった

魔法使いなら魔力探知で理解できる

もちろん、魔力が見えない人間ならただの外套にしか見えないでしょう

でもそんな魔法使いは存在しない

だから魔法では破れない

相手に「防げないと思い込ませる

それが強い防御魔法なのね

繰り返しますが「あらゆる攻撃魔法を通さない」外套

戦士なら物理的に破れるかもですが

作中は、あくまで攻撃魔法では破れないという事が説明されています

なのにユーベルは切れた

ゼンゼ『"これは切れないものだ"と』

『知性では解っていながら、感覚のまま"不動の外套を切り裂くイメージを構築した

『もはや人として成立している精神状態とは思えない

 これは才覚の領域だ

ある種の精神異常者

アリが竜を踏みつぶすさまをイメージできてしまうようなものだと

共感することで他人の魔法を習得できるように

常識では測れないイメージができる

魔法の天才なんですな

ゼンゼ『もしかしたら』

『私はあの時点でもう負けていたのかもしれないな、ユーベルには勝てるイメージがわかない

『相性が悪すぎる

ゼンゼ複製体を両断するユーベル

ユーベル『みんな頭をつかいすぎなんだよ、"髪は切るもの"でしょ?

勝てないのはゼンゼの方だった

ユーベルは複製を瞬殺

勝負にならないとは、ユーベルには勝てる気がしないという諦めだったんですね

二年前にそうユーベルに叩き込まれていた

回想のゼンゼ『髪の手入れ? 地獄だよ、考えたくもない』

現在のユーベル『ふふ…、切ったらいいのに

すなわちイメージしたくもない

勝敗を分けたのはイメージ

ユーベルにとってボーナスステージだったか

普通に魔法戦をやると、防御魔法で防げるためさほど脅威にはならない

実際ヴィアベルには効かなかったものの

一部の物理応用魔法に天敵か

ユーベルvs.ゼンゼ複製に幕

無論、ゼンゼが普通に防御魔法を使えば対抗できたかもしれません

魔力探知でユーベルを避ける事も出来たはず

でも苦手意識を強く刻み込まれた

勝てないと思った

その事自体が敗因となった感じですね

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Bパート 魔法使いとはジャンケン

メトーデ『魔法使い同士の戦いはジャンケンのようなものですからね

『ただし手数が無数にあり

 極めて複雑で難解なジャンケンです

特に顕著なのはアウラ戦

彼女にとってフリーレンは天敵だった

ともあれ「手数を増やす」べく、ヴィアベルたち三人も共闘へ

更にユーベル勝利をメトーデが探知

やはり探知が一頭抜けてる

メトーデどんな仕事してる人なんでしょ

ヴィアベル『俺は他人を信じるようなタチじゃねえが』

なので最初は共闘を蹴ったも

勝利が見えた今、乗ってやるというヴィアベル

さすが傭兵隊長だけに実戦的

メトーデ『デンケンさんの複製体の位置は把握しました』

ヴィアベル達の担当はデンケン複製

無敵の初見殺し・ソルガニールの出番ですな

このパーティーも強すぎますわ

メトーデ『フェルンさんの複製体に関しては私に任せてください』

略・エーレ『本当に独りでなんとかなるの?

とはフェルンにボッコボコにされたエーレ

彼女も「正面からならヴィアベルを圧倒できる」と称される魔法学校主席

やだもう人外しかいない

メトーデ『私は多才なので足止めだけは得意なのです』

実際、今まさにシャルフに治癒魔法

治癒は聖典を持つ神官の分野

これも魔法使いでやれるのは珍しいみたいです

エーレたちは出来ないみたい

フリーレンは鍋敷きにしてましたが

メトーデ『拘束魔法が通じる事は』

『本人の身体を使って確かめましたから

フリーレンに続き本人許可の上でのテスト

あのフェルンを拘束

やだかわいい

薄い本で大活躍しそう

あくまで足止めと称するあたり、かなり控えめな人物みたいですね

最初に脱落したトーンさんと対照的

他方 デンケン&ユーベル組

ユーベル『私の複製体が復活してる

ここにきて更にとんでもない事態が発覚

ラヴィーネも言ってなかった

つまり先遣隊は、こうなる前に壊滅してしまったという「奥の手」案件か

彼女の兄が知って黙ってるとは考えにくい

ユーベル『消耗戦だ』

敵はユーベルとラントの複製体

ソルガニールをラントに発動

この三人中で、ユーベルが一番危険に思うのがラントというあたりが彼女らしい

底が知れないからでしょうか

或いは「反対側」のせいか

 反対側からはラヴィーネ、カンネ、ラオフェン複製体女子セットが襲来

 こちらはデンケン独りで迎え撃つ羽目に

 大丈夫?お孫さんと戦える?

※ただの戦友です

ユーベル『楽しくなってきたねぇ♪』

デンケン『……まったくだ………

ラント『もう引き際でしょコレ……

ラントくんに同意

なるほど零落の王墓が未踏破だったのも納得しかない

それも撤退したラヴィーネ複製体復活

一度離れてもしばらくは復活するか

或いは遺跡外でも複製か

ゼンゼが再来したらマジで死者でますわ

激化する複製戦

未だリヒター複製に苦戦中のラヴィーネ達

メトーデ複製体の、"防御魔法の転用"にピンチに陥るラオフェン

メトーデ強すぎる

前に見た時は攻撃を防御魔法で受けながら、防御を攻撃に転化する使い方でした

対し今回、防御で受けた敵の魔法を支配

ラオフェンの杖魔法を乗っ取ったらしい

フェルンと戦える実力も納得ですね

奇襲するフェルン複製体

気付くメトーデ

強い

そしてデンケン複製vsヴィアベル組

更にヴィアベル達の複製が復活、最初に入ったトーンがゴーレムで脱出へ

彼、ちゃんとゴーレム持ってたんですな

てっきり落としたのかと

トーンのファインプレイ

特にヴィアベルのソルガニールは致命的

ですが彼らの複製体を、トーンが引き付けた事で戦局が好転したようです

ありがとうパニック映画っぽい人…

フリーレンはフェルンをどう思ってるか

フリーレンvs複製体 佳境

フリーレン『(この隙も駄目だな、今のフェルンじゃ気付けない)』

とてつもない大火力魔法で攻めるコピーフリーレン

おそらく隙も大きい

でも気付けない

フリーレンはフェルンが思う以上に、自分自身の隙を理解して戦ってるんですね

むしろ敵の攻撃を誘う罠としても使う

しかし次元が高すぎるのか

回想 作戦会議の続き

フェルン『もっと大きな隙があれば勝てるのですが……

フリーレン『勝てるんだね? なら隙を作ろう

略『フェルンが勝てると思っているのなら勝てる

魔法はイメージの世界だから

イメージできるところまで隙を作るよというフリーレン

曰く自分が隙を見せればいい

自分を囮にする

ヒンメル達という、信頼できる仲間を得たからこその戦い方か

ある意味ヒンメルの遺産

フリーレン視点での語り掛け

フェルン『なぜそう言い切れるのですか?

フリーレン『だって私は、フェルンのことを舐めているから

印象的なのは、この直前が「フリーレン視点」だったこと

フェルンを見下ろす視点

フェルンは心細そう

フリーレンにとっては今も見下ろし、守るべき弱い子だという象徴でしょうか

それは「舐めている」という事だと

フェルン『!! …………それは良かったです』

『なら十分勝機はありますね

フェルンめちゃくちゃキレてません?

背景が真っ黒!!

これもしや、フリーレンなりの意趣返しでもあったんでしょうか?

私なら殺せると言われた意趣返しか

“舐める"のも仕方ない攻防

もはや何がどうなってるかというレベル

戦闘規模が違いすぎる

たぶんここまで、互いに「ジャンケン」をしまくっていたんでしょうね

魔法戦はジャンケン

とれる「手」が多いフリーレンは強い!!

「闇」を放ち防御魔法を打ち破るコピー

遠距離魔法で防御を貫通し、直後に「本人」が追い打ちをかける必勝戦術

二段構えの一人時間差でした

が、これが仇になった

フリーレンを倒そうと隙が生じたらしい

フェルンのゾルトラークが今度こそ直撃

どころか撃ちまくるフェルン

弾幕厚いよ容赦がないよ!!

これ絶対「舐めてる」ことへの意趣返しが混ざってた気がします

エーレに撃ちまくった時よりヒデえ!!

八十年振りの「魔法の高み」

フェルン『(まだ立っている……、でも致命傷だ……、とどめを)』

葬送のフリーレン 第26話 感想

壁に叩きつけられるフェルン

フェルン『(何が起こった!? 攻撃された!?

 魔力を全く感じない……!?)』

『(この攻撃を、私は魔法として認識できていない…!?)』

『すごいですフリーレン様……

『これが魔法の高みなんですね

今度は敢えて「フェルン主観」で描写

まさに圧倒的

コピーレンの奥の手がフェルンに炸裂

攻撃されてると思わせない事で、防御するイメージをさせないという攻撃魔法

人間離れした精神を持つフリーレンならではか

思えば魔族が人間以上に強い一因

彼らの精神性が人と違うからなのでしょうね

フェルン『でも、らしくないです……』

隙だらけです!

本物がコピーを撃破し勝利

普段から本当に隙がないんですねフリーレン

特にこの戦闘で実感した

魔法探知が途切れようが、まったく隙を生じない「殺せない」のがフリーレンだと

格の違いを改めて知ったのか

フリーレン『よくやったフェルン』

『あれを見せるほど追いつめられたのは八十年振りかな?

魔王戦振りじゃないですか多分!!

奥の手を使うべき相手と認識した

舐めてたけれど見直したよ

ある意味、この戦いこそ「フェルンにとっての試験」となったんでしょうね

フリーレン検定で殺すべき相手と認識!!

殺りたいことリスト入り決定!!

やったぜフェルン!

フリーレン『それじゃ、さっさと終わらせようか』

無事ガンダム・シュピーゲルを破壊

各所で複製体が消え勝利

どこも満身創痍

ラオフェン、結局複製メトーデから逃げ回ったらしい

逃げまわりゃ死にはしない

というか、どこも今の今まで複製体と戦い続けてたとかつくづくギリギリでした

復活してきたのかもしれませんが

メトーデ『……終わりましたか』

満身創痍のメトーデ

壁がボコボコ

かな?

おいおいフェルン相手に生き残ったよ、この人…………

シュタルクが聞いたら腰抜かしそう

エーレ『もう動けない……』

シャルフ『ヴィアベル、おんぶしてくれ……

ヴィアベル『お前らいつも倒れてんなっ

つまりデンケン独りで、この三人が足腰立たなくなるレベルの強さ……ってコト!?

いやいや爺さん強すぎる(復活かも)

ソルガニールもなんとかしたらしい

もうヴィアベル、エーレと結婚すべきでは?

でも幼馴染がいるんだよね…

二次試験終了

ゼンゼ『君達は零落の王墓を攻略した』

『一級魔法使いにじゅうぶん匹敵する、歴史に名を残すほどの偉業だ

という訳で18人中12人が合格

珍しくゼンゼがにっこり

ようやく合格者が出たんですね

本当に良かった……

脱落はラヴィーネ、リヒター、エーデル、ブライ、レンゲ、トーンの六名

エーデルとリヒターは惜しい

歴史に残すくらいの偉業を成してこそ一級

数百年生きる魔族と戦うのでしょうし

カンネ辺りは力量不足な気が

デンケン『一番の功労者はどこへ行った?』

ゼンゼ『…………ン…

フリーレン『暗いよー!? 怖いよー!? あぁ~ん………

絶賛ミミックにかかっていたフリーレン

それも最低三体目

到着時間的に、おそらく三個どころじゃなく開けまくって食われまくったらしい

本作世界の魔法は「イメージ」が大切

イメージ通りの結末だった

デンケン『ン………』

ラオフェン『まあ気持ちはわかるかな………

ゼンゼ『はぁ……

『それでは、第二次試験を終了とする

散々付き合ったゼンゼさんお疲れ様です

カンネの目も死んでる……

お孫さんラオフェン優しい……

彼女、デンケンじいさんだけじゃなくフリーレンばあさんにも優しいとかまさに孫ですわ

じいさんばあさん優しいのだ

地上 零落の王墓入り口

エーデル『なんと回復魔法まで使えるのじゃ! どうじゃ? すごいじゃろ♪

リヒター『…………あー…、誰なのお前?

リヒター、そういう風にデリカシーないからおっさん扱いされるんやぞ

ちょうどトーンも回収され一件落着

まるで失格者部屋ですな

エーデル、今回一番のドヤ顔でした

もう合格でいいんじゃないかな!!

次回、第27話「人間の時代」

後2話だとのこと

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葬送のフリーレン 第11話「北側諸国の冬」
葬送のフリーレン 第12話「本物の勇者」
葬送のフリーレン 第13話「同族嫌悪」
葬送のフリーレン 第14話「若者の特権」
葬送のフリーレン 第15話「厄介事の匂い」
葬送のフリーレン 第16話「長寿友達」

葬送のフリーレン 第17話「じゃあ元気で」
葬送のフリーレン 第18話「一級魔法使い選抜試験」
葬送のフリーレン 第19話「入念な計画」
葬送のフリーレン 第20話「必要な殺し」
葬送のフリーレン 第21話「魔法の世界」
葬送のフリーレン 第22話「次からは敵同士」
葬送のフリーレン 第23話「迷宮攻略」
葬送のフリーレン 第24話「完璧な複製体」
葬送のフリーレン 第25話「致命的な隙」
葬送のフリーレン 第26話「魔法の高み」

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