葬送のフリーレン 第27話 感想[一級魔法使い試験結果]フェルンへゼーリエの誘いネタバレ

2024年3月23日

葬送のフリーレン 第27話「人間の時代」感想

公式あらすじより引用

零落の王墓を攻略し、フリーレンやフェルンをはじめとする12名が第二次試験に合格した。その二次試験で粉々になってしまったフェルンの杖を直そうとフリーレンはある場所を訪ねる…。そして一級魔法使い選抜試験の最終試験、その合否のカギは、フランメの師匠で大陸魔法協会の創始者であるゼーリエが握っていた。

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一級試験編10、合否発表!! フェルンへ大師匠ゼーリエの誘い

葬送のフリーレン 第27話 感想

即答!! フェルン、弟子になれというゼーリエの誘いを一発拒否

常識的に考え、拒否すれば不合格に決まってる

心臓にミミックでも生えてるの…!?

そして無事合格

きっとフリーレンの言葉を信じていたからか

試され光る師弟の絆

ヒンメルとの馴れ初めといい原点回帰回でした

それでも実らなかったヒンメルの想い

本当ヒンメル不器用だから……

人間の時代、フェルンの才能

フェルンはゼーリエが隠してる魔力を看破

彼女に五十年従い、フリーレンの魔力をも見抜いた天才レルネンですら見破れなかった

ゼーリエが待ち望んだ次世代魔法使いの資質

それがサブタイ「人間の時代」

アウラよりすごいじゃない

もしゼーリエの弟子になったら

史上最高峰の魔法使いに育てると豪語

ゼーリエ以上の高みに行けると?

…と盛り上げるも、フェルンは弟子入りを拒否

師弟揃って野心が皆無

ゼンゼも感嘆したフェルンの人柄か

実は「魔力を隠していた」ゼーリエ

隠している状態でも、フルパワーフリーレンに匹敵するとの事

さすが千年を「あっという間」と呼ぶエルフ

今回、魔力隠蔽は不合理だと強調

散々強調も実はフリーレン以上の隠蔽マスター

さすがフランメの師匠ですわ

それでも魔王と戦わなかった訳は

25話曰く、ゼーリエは魔王を倒しても「平和な時代の自分」をイメージできない

武闘派ゆえに平和を願う心に欠ける

イメージできないから実現できなかったらしい

平和を願ったフリーレンと対照的か

今は何を思い描いてるのでしょうね

レルネンをきっかけに設立?

大陸魔法協会は半世紀前に設立

レルネンと半世紀前に出会い、彼を最初の一級魔法使いにした

彼の才能に希望を抱いたのが発端?

フェルンを育てたいと思ったように

ゼーリエ自らでは辿り着けない「魔法の高みを見てみたい」好奇心が動機なんでしょうか?

タイミングが意味深ですね

勇者ヒンメルとフリーレンの出会い

葬送のフリーレン 27話 感想

実はヒンメルが幼い頃に助け、怖がる彼に花畑の魔法を見せていたと判明

こんなの初恋じゃん……

師匠フランメが好きだった魔法が繋いだ縁

ヒンメル一途さの原点か

なのに五十年もほっとくとか冷たいよねえ

次回も出番はあるよねえ…?

魔王を倒した魔法使いとフェルンの喧嘩

葬送のフリーレン27話 感想

前回ブチ壊された杖、ハイターの遺品である杖なのに捨てろとフリーレンが発言

さすがフリーレン心がない

彼女は情緒が薄い

でも生前のハイター曰く、わからないからこそ「解ろう」と努力してくれる

一途にフェルンを解ろうとしてくれる

そこが最高の師匠だと

今回もまさにそう。きっとだからフェルンはフリーレンが大好きなんですね

いい最終回直前回だった……

ヒンメル、ハイターのイケメン回

他方シュタルク、謎のCVチョーさんにまたも武の真髄を諭される事案が発生

ごめんね爺さん謎の人だから

改めてアイゼンが恋しい

今も誰かと文通しているんでしょうか

他人を解ろうとする事

葬送のフリーレン第27話 感想

今回、フリーレンはフェルンの悩みに必死に寄り添おうと奔走

思えばデンケンそっくりなんですね

デンケンもまた、落第したリヒターをなんとか激励しようと彼の店に立ち寄ったらしい

だのに口喧嘩になるのが不器用と言うか

ヒンメルといい老人がイケメン

合否発表、最後の三次試験試験官は

なんと大陸魔法協会総裁ゼーリエ自ら担当

試験は面接

フェルンは合格・フリーレン落第へ

落第魔法使いフリーレン

曰く二次はフリーレンのせいで合格者多数

三次試験をやれば、実力不足で死者続出になるだろうからと面接へ

また死者を出す話をしてる…

だから三次は平和的にやったのだそうな

まあ落とすこと落とすこと

まるで鳥山明氏にボツを出す鳥嶋編集

フリーレンもフツーに落ちるのが本作らしい

現状、三次試験は不合格続出

カンネ、ドゥンスト、ラオフェン

シャルフ、エーレ

そしてフリーレンが脱落

ホント水と油と時々師匠ですね

ゼーリエは「一級になった自分をイメージできないもの」を次々足切り

強烈な魔力を見せ、圧迫し選別している

不動の外套と同じか

魔力を見せつける事で、相手のイメージを崩しているんですね

フリーレン落第はもちろん別問題ですが

12名中7名判定、残り5名

残りはデンケン、ヴィアベル、ユーベル、ラント、メトーデ

ヤバい奴ばっかやんけ!!

合否怪しいのは眼鏡のラント君くらい?

いや彼も底知れないですね

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冒頭 武のお爺さん再び

武のお爺さん『確かに武の道に果てはない、極意へとまた一歩近づいたなあ……

『お主に教える事はもう何もない

と、毎日言われていたシュタルク再び

先日武の真髄を見たと言われたも

果ては無いと気付いた

道半ばだと気付く事、いわば無知の知こそが極意への道だという事でしょうか

或いは呆けているのか

CVチョーさん…

入れ違いに現れるフェルン

シュタルク『ブチギレてる!? なんでぇ!? こわぃ……

確かに武の道は遠かった

キレたフェルンと比べればフリーレン様とアウラみたいなもの

いけない、怒りに丸さが増している……

Aパート フリーレン様と喧嘩しました

シュタルク『またなのぉ…、最近そういうの多くない?

久々のシュタルク、口調の女子力高くない?

静かな湖畔の森の陰の二人

場所は北部最大の魔法都市オイサースト

ヒンメルの死後29年目

今期ずっと29年目ですな

フェルン『今回ばかりは酷すぎます』

略『古い杖は捨てて、新しい杖を買った方がいいと………

前回、王墓の複製体フリーレンに杖を破壊

フリーレンに捨てろと言われケンカに

コピーレンに壊され本物に捨てろと言われた

嫌なコンボですね……

シュタルク『もう直せないって言ってたぜ』

正直、前回はコピーレンを倒しただけで大金星

被害まで考えていませんでした

だが犠牲は大きかった

フェルン『それでもあれはハイター様から貰った杖です』

幼い頃から共に過ごした相棒

ハイターの遺品だと

そして今も使えるほど強力

ハイターは入門用ではなく、ちゃんと逸品を贈っていたんでしょうね

フェルンが物を大事にする子だからか

シュタルク『フリーレンだぜ?』

だってよ、フリーレンなんだぜ?

幾度もフリーレンを擁護するシュタルク

優しい

フェルンをあんなに怖がってるのに

フェルン『少なくとも私には』

『捨てるだなんて発想はありませんでした……

言ってふさぎ込んでしまうフェルン

作画もまた美しい

フリーレンが解ってくれない、気持ちが通じていない事自体が辛いんですね

冷たいよねえ

勇者ヒンメルと話が合いそう

黄昏る不合格者たち

同じく街中で黄昏るラヴィーネ

カンネ『三年は長いよね

ラヴィーネ『いつもみたいに馬鹿にしろよ

こっちはケンカにならない

ラヴィーネはコピーゼンゼにやられて落第

気を使うカンネ

いつも喧嘩してツインテール取られそうになってるのに優しい……

ツインテールは別腹

カンネ『なでなでしてあげよっか?』

敢えてケンカしようと挑発したカンネ

ケンカすれば元気になるはずだと

ヘイトを高める最弱タンク

ラヴィーネ『……早くしろ』

カンネ『こりゃ重症だ………

怒るどころか撫でられ待ちラヴィーネ

大人しく撫でられます

へそが眩しい

まるで異世界でもふもふなでなでするためにがんばっているかのような展開

いつもならプロレスになるのに…

カンネが敗けるのに……

カンネ『? 何その袋』

幸いフリーレンが通りかかり会話終了

フリーレン、壊れた杖を持って街をさまよっていたらしい

袋に入る程ボッキボキとは悲惨……

リヒターの魔道具屋

リヒター『商売の邪魔だから帰れ

デンケン『儂は今、客としてここにいる

同じくコピーゼンゼに敗れ落第したリヒター

彼の店を訪れたデンケン

お金持ちで上客なのも間違いないか

彼は宮廷魔法使い

魔法使いの最高峰なんですものね

ラオフェン『……あげる』

リヒター『いらん

ラオフェンが優しい!!

22話と同じように、デンケンが買ってくれたドーナッツを持っているも

あの時は「あげないよ」と拒否

今回は「あげる」と

どっちにしろ要らないんですが

デンケン『今回は運が悪かったな』

慰めるデンケン

あの場で最強のデンケンでも勝てなかった

落第は運の問題だ

ユーベルが勝ったのはつくづく相性問題か

彼女もまだまだ強くなれますが

リヒター『負けは負けだ』

略『だがその話は二度とするな

あくまで冷静を装っているだけで

今は最悪の気分だと

魔法使いはプライドが高い

先日デンケンが殴り合いしたのも、相手のプライドを理解しての事でした

最悪な気分と一番解かるのがデンケンか

デンケン『それでも店はやるんだな……』

リヒター『…デンケン? お前は知らないだろうが

『どんな最悪な気分でも、人は食っていくために働かなければならん

お貴族様のデンケンは知る由もないだろうがと

稼がなきゃ生活できない

それが庶民だ

皮肉をかましていくリヒター

リヒター『まあ落ちたのが俺で良かったんじゃないか?』

略『お前みたいな老いぼれには三年後は無いかもしれないからな

デンケン『そうかもな

リヒター『言い返せ

デンケン『………

さっきのラヴィーネ同様に凹んでいる

似た者同士

でもラヴィーネは喧嘩する気力をなくし

きっとリヒターは喧嘩したい

むしゃくしゃしてケンカ売ってんだ、ケンカを買えと怒ってるのか

殴り合いじゃぁぁぁ!!

ごめんね? じいさん不器用なんだ…

デンケン『お前は本当に生意気な若造だ』

『権威を馬鹿にし、目的の為なら弱者を足蹴にする事も厭わない

 とても褒められたような人間ではない

『なのに儂はお前に何の嫌悪も抱いていない

『きっと昔、儂がそういう生意気な若造だったからだ

言って瓶に「老いた自分」が反射するデンケン

リヒターが昔の自分のように見えた

だから気にかけてたのか

巷には「冷酷漢」として通っているデンケン

彼が昔リヒターのように、周りすべてに噛みつくような若者だったからでしょうか

しかし一次試験で「殺すな」とこだわった

一次試験、一級の為に人を殺す価値はないと言い切ったデンケン

あれはカンネ達だけでなく

リヒターの事も気遣ってたのかね

そんな風に焦らなくていい、と言ってやりたかったんでしょうか?

自身が後悔しているから?

デンケン『そんな儂が、今は宮廷魔法使いの地位にいる』

リヒター『何が言いたい

デンケン『そう悲観するなという事だ

自分みたいなろくでなしでも出世できた

お前みたいなろくでなしも大丈夫

そう励ましに来たのか

なんてろくでなしブルース

『三年後のお前は、今よりずっと強くなっている』

言って振り向かず去っていくデンケン

カンネ曰く三年は長い

長いからこそ強くなれる

年寄りにとっては命取りの時間でも

若者には希望なんだと

ラオフェン『ごめんね? じいさん不器用なんだ…』

おっさんリヒター『お前はデンケンのなんなんだよ……

まったくだよ!!

ウソみたいだろ?試験で会ったばかりなんだぜ?

完全に「孫」

そしてリヒターは「息子」だったか

もうこれファミリーじゃん……

リヒター『老いぼれが……』

『結局、何も買ってかないのかよっ

葬送のフリーレン第27話 感想

台無しだよ!!

買ってけ!魔法道具!!

ただデンケンは、積み重ねろと言いたかったんでしょうね

棚から出した本など「積み上げた」ように

悲嘆せず努力を積み重ねていけ

お前は大丈夫だと

リヒター『今日は厄日か何かなのか?』

それもとびきりアンラッキーデイ

来店のフリーレン

フェルンの杖を直して欲しいと

曰く、街の人たちに「どんなに壊れても直してくれる」と聞き込みして回ったらしい

あの婆ちゃんたちの口コミか

リヒターの日々の積み重ねなんですね

リヒター『こんなゴミを寄越されても困る!』

フリーレン『ゴミじゃないよっ

『……たぶん

自分も「捨てろ」と言ったフリーレンであった

リヒター深い溜息

実際、こんな壊れっぷりじゃ直せるとは思えませんが……?

まるで旧ノーチラス号のような壊れ方

リヒター『お前のせいで最悪な気分に逆戻りだ』

最悪ではなくなっていた

デンケンの真心は通じていたらしい

ごめんねおっさん不器用だから…

リヒター『俺にだって仕事を選ぶ権利はある』

仕事しなきゃ食っていけない

でも選ぶ権利はある

全国の労働者は団結すべきなんですね(拡大解釈)

リヒター『この杖は諦めろ』

フリーレン『…そ、出来ないならいいや

リヒター『フリーレン、お前は本当に癇に障る奴だ

『俺がいつ出来ない・・・・とまで言った?

出来らぁ!!

と言う訳で直してくれるリヒター

プライド>面倒さ

本当、魔法使いってプライド高い奴多いですわ

あの殴り合い事件といい

フリーレン『今日中に出来そう?』

無茶言うなというリヒター

小さな破片一つ一つを、魔法によって繋ぎ復元していく「修復」の魔法

道具屋ならではの魔法なのか

大した技量ですわ

リヒター『……ゴミだなんて言って、悪かった』

『手入れの行き届いた良い杖だ

 さぞかし大事にされていたんだろう……

道具屋だからこそ解かる事か

プロであるリヒターも、一目見ただけでは解らなかった

フリーレンは解らなかった

事件を通じ“フェルンを知った”のね

フリーレンの弟子か?

町の屋台

シュタルク『フェルン~、もう帰ろうぜ

やけ食いしていたフェルン

既に最低九本食べ、串をシュタルクに押し付けているらしい

まだキレてるじゃん……

フェルン得意の二刀流食べじゃん……

フェルン『フリーレン様は私の事をまるで解ってません』

シュタルク『そんなの俺だってわかんねぇよ

墓穴を掘って八つ当たりされるシュタルク

ぽかぽかフェルンかわいい

多分シュタルクには、魔族に斧で全力で切りつけられるより痛いんでしょうね

もう付き合っちゃえよ!!

シュタルク『……だからさ、わかろうとするのが大事だと思うんだよ』

『フリーレンは頑張ってると思うぜ?

解らないシュタルクだから大変さが解かる

解ろうとしてるフリーレンは凄い

今回、ラオフェンが「爺さん不器用だから」と言ったのと同じなんでしょうね

ラオフェンと気が合いそう

リヒターの店を通りすがる二人

リヒター『弟子…、か? ……ン?違ったか?

シュタルク『ああ、いや、そうだよ

リヒター『ま、どっちでもいいが…

『二次試験が終わったばかりだって言うのに、今日はお前の師匠のおかげで散々だった!

『いっそのこと新調してくれた方がこっちも儲かるってのにな?

『大事にしろよ?

話が飲み込めない、ピンとこないフェルン

リヒターの口調が晴れやか

たぶん内心、いい仕事したなぁ!といい気分になっていたんじゃないでしょうか

憎まれ口もセットでいかがですか?

宿に戻って理解するフェルン

フェルン『私の杖……

ベッドの上に無造作に置かれていた杖

オープニングはこれか

またてっきり、フリーレンは「寝てるふりして待ってる」かと思いましたが

どっこい高いびきをかいてた様子

ホント“無神経”

ハイターの言葉、師匠としてのフリーレン

回想 末期のハイター

ハイター『フリーレンは感情や感性に乏しい

 それが原因で

 困難や行き違いが起こる事もあるでしょう

たぶんフェルンが一人前になったあと

共に過ごした最期の数か月

当初ハイターは、死ぬ姿を見せて悲しませたくないと二人に出発を勧めました

しかしフリーレンが反対し末期も一緒に

そのワンシーンでしょうか

ハイター『でも一つだけ良い事もあります』

『その分だけきっと、フリーレンはあなたのために思い悩んでくれる

『彼女以上の師はなかなかいませんよ

葬送のフリーレン27話 感想

これが良い師匠ですか……?

回想終了、本当にだらしない

本当素敵な師匠

不器用だからこそ心を尽くし、それだけ時間をかけてくれる人なんだと

行き違いがあるからこそ深く思ってくれる

さすが元仲間ですわ

フリーレン『う~ん…、くらいよ………』

ミミックに食われる夢を見てるフリーレン

布団をかけてやり微笑むフェルン

ハイターは、この事を言ってくれていたんだと

あの日の養父の心を知った

人の心を知る

フェルンもフリーレンと似てるんですね

不器用だからこそ思いやる

デンケンがリヒターに向けた気持ちと一緒か

ごめんねフリーレンばあさん不器用だから…

じいさんばあさん頑張ったよ…

一級魔法使い 最終 三次試験

翌日 協会支部に集まった合格者たち

総勢12名

メトーデ、カンネ、ドゥンスト

ヴィアベル、エーレ、シャルフ

デンケン、ラオフェン

ユーベル、ラント

フリーレン、フェルン

もはや見慣れた面子となりましたわ

フェルン『昨日は………』

フリーレン『何?

フェルン『……いえ、やっぱりなんでもありません……

フリーレン『そう?

本気でなんとも思ってない様子のフリーレン

そういう人だと改めて知るフェルン

でもそれは、冷たいと言う訳じゃないんだとハイターを通じて知ったのでしょうか

でも冷たいよねえ

ヒンメルもそうだそうだと言ってます

一級魔法使いファルシュ『それでは、これより第三次試験を始めます』

久々の眼鏡さんが案内役

皆様、“試験”の時間です

常識的には最大の難易度、しかし今回含めてあと二話しか尺がないんですよね

てっきり炎竜レッドドラゴン退治みたいな大ごとかと

でも竜はシュタルクがワンターンキルだし…?

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Bパート そいつら全員死ぬ事になる

ゼーリエ『なぜ私がここまで出向いたか、理由は解かるな? ゼンゼ

ゼンゼ『…………

ゼーリエ『だんまりか、都合が悪い時はいつもそうだな?

何気に部下、弟子を把握してるゼーリエ

彼女の情の深さですわ

とまれ普段ここにはいない

そもそもオイサーストは、魔法協会北部「支部」であって本部じゃないですしね

まあいつもいるのはあの居城でしょうが

ゼーリエ『異例の合格者数だ、多すぎる』

なお共闘型自体は評価するとの事

やさしい

二次は同スペックの喋れない複製に、喋り連携できる強みを活かして対抗する試験

その意図をちゃんと理解してるのね

ゼーリエ『今の一級魔法使いには協調性がないからな』

今の一級魔法使いファルシュ『面目ありません

君らのせいだったか

実際、一次のゲナウは殺し合わせる試験

現在一級は45名

皆こういうノリなんですね

一級魔法使いレルネン『フリーレン様、ですね』

ゼーリエ『おかげで実力に見合わない者まで大勢合格した

 従来通りの三次試験では

 そいつらは全員死ぬことになる

略『すべてフリーレンが悪い

もう空が青いのも魔王が倒されたのもフリーレンが悪いと言いたげ

本来三次は一番過酷

ふるいに分けていくのですから当然か

うんうんそれはフリーレンが悪いね

“実用的でない技術”、魔力制限

ゼーリエ『異例には異例を、第三次試験は私が担当する』

本来はレルネンが担当予定

過酷、人死に必至ですがあのゴーレムの製作者

人柄的には優しい人なんでしょうね

いかにも熟練の老魔法使い

レルネン『ゼーリエ様のわがままは今に始まった事ではありませんから』

『それに私はフリーレン様を試すような器ではありません

彼は聖杖の証を知っていた人物

証を見分け、特例参加をかけあってくれた人

同時にもっとすごい事も見分けていた

あの時「見た」のか

レルネン『一目見てわかりました』

『彼女は魔力を制限しています

 絶大な魔力です。ゼーリエ様に匹敵するほどの

フリーレンが隠していた魔力に気付いた

本気ならゼーリエに匹敵する

逆に言えば、ゼーリエは魔王を倒したフリーレン並みに強いと言う事か

併せて「魔力量」が視聴者にも目視

確かに比肩します

一目で尋常ではない魔力量だと気付いたよ

一級魔法使いファルシュ『あの魔力は制限されたものとは思えません』

『制限特有の魔力の揺らぎもなかった

『この揺らぎは、魔力を持った生物である限り・・・・・・・・・・・・・消せるものではありません

それくらい非現実的なんですね

試験でみな魔力を消した

魔力隠蔽は現代ではありふれた技術

しかし同時に、隠蔽など「見れば」簡単に見分けられる技術でもある

見分けられないなんてありえない

アウラもそう言ってたじゃない

いやマジで

ゼーリエ『その実用的でない技術にフリーレンは生涯を捧げた』

『魔族を欺く為に

『魔族は私たち人類よりもはるかに魔力に敏感だ

『生まれ持った才覚でもなければ

 百年や二百年

 修業したところで欺けるものじゃない

つまりフェルンとフランメは才覚

本来は隠蔽不可能

普通は見抜けるからみな油断してしまう

千年前フランメより強いのに、実力を読めずに不意打ちされ死んでしまった将軍たち

フェルンの魔力を読めなかったリュグナー

見抜けるから見抜けなかったんですね

ゼーリエ『まさに時間の無駄だ』

『その時間を別の鍛錬に使えば、何倍も強くなれる

ばっさり言ってのけるゼーリエ

普通に修行すれば、フリーレンは数倍強くなれたはずだった

だから普通やらない

だから隙を突けるのか

フリーレンの魔力を見破った者

ゼーリエ『だがその非効率が相手の隙を生み出す事もある』

『熟練の魔法使いの戦いに於いては

 相手の魔力を見誤るというのは

 死に直結しかねない

『現にフリーレンは歳の割に技術の甘い魔法使いだが、そうやって魔族を打倒して来た

葬送のフリーレン 9話 感想

『それほどまでに

 あの子の魔力制限は洗練されている

『私の知る限り、それをたった一目で見破ったのは魔王だけ・・・・・・・・・・・・・・・・

どうも魔王戦も観戦していたらしい

肝心の魔王に見破られていた

つくづく魔王は別格

フリーレン、ヒンメル達に出会えなければ負けていただろうという事か

またアウラは見抜けず敗北したものの

それも無理からぬことか

ゼーリエ『今この瞬間まではなレルネン』

レルネンも魔王クラスだった

フリーレンの魔力を見抜けたのは魔王とレルネンだけ!!!!

とんでもない天才か

レルネン『偶然です』

ヤバいこと言ったと遅れて気付くレルネン

只者ではない

あのゴーレムを作れるのも納得か

ゼーリエ『実に謙虚で堅実だ』

『お前が最初の一級魔法使いになってから半世紀が過ぎた

『お前は臆病な坊やのままだな

お茶を入れたり細々とした事をする弟子

しかして人類初の一級

歴史に残る偉人そのものだったのか

ゼーリエ『それだけに残念でならん』

『これだけの境地に立っておきながら老い先はもう短い

『フリーレンと戦う事はこの先一生ないだろう、それがたとえ勝てる戦いであっても

『やはり人間の弟子はとるものではないな

『本当に残念だ……

併せて無情にも閉ざされていく

もうこの先は無い

象徴的ですね

言われたレルネンは、失望させた事に初めてはっきり感情を見せていました

心から悔しげ、人類の限界か

ゼーリエ『(結局…、レルネンあの子にも見えなかったか)』

『(私の魔力の揺らぎが……)』

だが実は、ゼーリエ自身も魔力を隠していた

それもフリーレン以上に高度に

つまり本来、フリーレンをも遥かに超える絶大な魔力を隠し持っているのか

さすが永遠の寿命を自負する魔法使い

今回「無駄な技術」と散々けなしたも

あれもブラフの一種か

大陸魔法協会は設立半世紀の組織

レルネンを見出した頃に設立された

レルネンを見て、人間の魔法使いに希望を見出したんでしょうか?

魔法衰退を食い止め発展させる為?

最高の魔法使いを見てみたいだけ?

三次試験 ゼーリエの面接

別室で説明を受けるフリーレン達12名

フリーレン『私とフェルンを受からせる気はないね

フェルン『お知り合いなんですか?

フリーレン『昔のね

大師匠であることを隠すフリーレン

ですがさすが解って

そして信頼しているのか

フリーレン『ゼーリエの直感はいつも正しい』

『現に私は、未だにゼーリエが望むほどの魔法使いになれていない

ゼーリエの試験とは正しい直感

そしてゼーリエが望む魔法使いとは?

これら全てフリなのね

試験を受けるカンネ

オープニングの空中庭園

協会最上部、全面ガラス張りの豪奢な作り

カンネはオドオドと入室

部屋の規模に圧倒されたようですが…?

ゼーリエ『不合格だ、帰れ』

カンネ『………理由を聞いてもいい?

ロクに見もせず開口一番言い放つゼーリエ

カンネもタメ口とは度胸が

フリーレンと過ごしたからでしょうか

ゼーリエ『お前は私の魔力に恐怖を感じている』

『自分の身の丈がよく解っているんだ

『一級魔法使いになった自分の姿がイメージできないだろう?

『魔法の世界ではイメージできないものは実現できない

まさに今期テーマそのもので落第へ

魔力を見せて威圧するゼーリエ

魔力が見えるから威圧される

ユーベルが一刀両断した「不動の外套」を、誰も破れなかったのと同じ理屈なんですね

あの子のような精神性が必要なのか

ゼーリエ『不合格』

『不合格』『不合格』『不合格』『不合格だ

以後立て続けにドゥンスト、ラオフェン

シャルフエーレ

12名中5人が不合格

まるで鳥山明先生にボツを出すマシリトのよう

弱さを自認するドゥンストとラオフェン、おんぶされてるシャルフでは妥当か

エーレは学校主席のエリートなので少し意外も

常識的すぎる・・・・・・精神ゆえか

合否、ヒンメルとの馴れ初め

ゼーリエ『フリーレン』

略『お前は私が合格を出すとは微塵も思っていない

フリーレン『事実でしょ

なかよしかな?

ちょっと目を背けるゼーリエ

実際、この千年でどう変わったか興味があるんでしょうか

というか淡泊ですねマジで

千年振りだよね?

ゼーリエ『好きな魔法を言って見ろ』

フリーレン『“花畑を出す魔法”

葬送のフリーレン 第27話 感想

ゼーリエ『フランメから教わった魔法か……、実にくだらない

実際に花畑を見下ろしながら唾棄するゼーリエ

フランメが好きだった魔法

彼女が世界を変えた原点

フリーレンが今も変わらない事、フランメの志を受け継いでいる証とも言えるのか

フランメ曰くゼーリエは戦いの時代にしか生きられない

そんな彼女の思想と正反対

『不合格だ』

主人公自ら落第

二次は彼女がいたから勝てた

ゼーリエからすれば、試験を台無しにした諸悪の根源

もうミミックに食わせましょうぜ

ゼーリエ『愚弄されたのに食い下がりすらしないのか』

まるでデンケンにケンカ売ったリヒターみたい

ゼーリエはケンカを売った

なのにフリーレンが怒らないのでイライラが募る

ゼーリエはもっと覇気を持って欲しい

フリーレンを認めているからか

ゼーリエ『お前のような魔法使いが魔王を倒したとは到底信じられん』

フリーレン『私ひとりの力じゃないよ

 ヒンメル、アイゼン、ハイター、私、一人でも欠けていたら倒せなかった

ゼーリエ『仲間に恵まれたか

 運が良かったな

フリーレン『そうだよ、運が良かった

回想 ヒンメルと語り合うフリーレン

フリーレン『どうして私を仲間にしたの?

略『なんで?

ヒンメル『フリーレン、君は覚えていないだろうけれども

 昔、僕は一度だけ

 君と会った事がある

フリーレン『うん、全然覚えていない

ヒンメル『だろうね?

冷たいよねえ

実は幼い頃、森で迷子になりフリーレンに救われた

でも当時フリーレンは何も言わなかった

無言で指さしただけ

もうこれ新手のホラーですわ

ヒンメル『子供心になんて冷たい人だと思ったよ』

大人は励ましてくれるのが普通

これが初めての孤独

ヒンメルは、温かい大人に囲まれ真っ直ぐに育ったのでしょうね

それだけに冷たく感じたらしい

『そんな不安を感じ取ったのか、それともただの気まぐれだったのか』

葬送のフリーレン 27話 感想

『君は“花畑を出す魔法”を見せてくれた

『奇麗だと思ったんだ

『生まれて初めて、魔法が奇麗だと思った

回想終了 現在のフリーレン

フリーレン『きっとこれはただの偶然に過ぎない事だけれど

『ヒンメル達と出会わせてくれたのは

 先生が教えてくれた

 くだらない魔法だよ

花畑の魔法が世界を救った

第二話でヒンメル像に使ったのが初登場

フランメが魔法を好きになり、人類に魔法を普及する動機となった魔法

そしてヒンメル達と引き合わせた魔法

つくづく未来は予想できない

ゼーリエは結果を重視し、戦いに役立たない花畑の魔法を下らないと言うも

戦争終結の要因でもあったのね

ヒンメルとフリーレンの出会い

ヒンメル、魔法が奇麗だと言ったも

回想での少年は、花畑から「視線を上げて」フリーレンを見てたようみえました

きっと初恋の始まりだったのでしょうね

罪な女性ですわ

フリーレン『フェルンも同じように不合格にするつもりだろうけれども』

『多分それは出来ないよ

『あの子はゼーリエの想像を越えるよ

『人間の時代がやってきたんだ

フェルン入室

ゼーリエ『(何が想像を越えるだ、私の魔力を見て立ちすくんでいる……

 他の受験者となんら変わらん)』

ゼーリエ『……待て

『お前なにが見えている?・・・・・・・・・

フェルン『揺らいでいる…?

ゼーリエが魔力を隠していると気付いた

萎縮でなく困惑していた

フリーレンの魔力を見抜けるレルネンが、五十年も見破れなかった偽装を看破

フェルンは魔王クラス

フリーレンから身を隠し、ゼーリエの魔力を見抜く

フェルンどんだけ天才なの…?

ゼーリエ『お前、私の弟子になれ』

フェルン『え、嫌です

歴史的即答

が、ゼーリエは好条件を並べて食い下がります

際し花を撫でていくゼーリエ

彼女からすれば、人間も花みたいなものだったのでしょうか

奇麗だけどもすぐ消える

こんな風に人を愛でてきたのでしょうか

ゼーリエ『私ならお前をより高みへと連れていける』

『未だかつて、魔法使いが辿り着いたことのない程の高みへ

それはゼーリエをも越えるという事?

途端ギラギラした眼に

純粋な興味でしょうか?

以前人間の時代到来を、人に追い抜かれるとネガティブに表現していたも

フランメにもレルネンにも失望していたも

最高の魔法使いを見てみたい?

そんな純粋さが突き動かしているんでしょうか

フェルン『それは合否と関係あるのですか?』

気にしたのはそこ

とことん無欲

二次試験、ゼンゼも指摘したフェルンの無欲さ

一話以来変わりませんね

フェルン『ゼーリエ様』

回想 三次試験前 フリーレンの忠告

フリーレン『フェルン、ゼーリエが色々言ってくると思うけれども

 要求を呑む必要はないよ

『私がゼーリエに何を言っても不合格になる様に

 フェルンは何を言っても合格になる

『だってゼーリエの直感はいつも正しいからっ

回想終了

フェルン『……私は、フリーレン様の弟子です!!

フリーレンの言葉を信じて要求を拒絶

彼女への信頼

リヒターに聞かれた時は、咄嗟に返せなかった「フリーレンの弟子だ」という言葉

杖の事件、ハイターの言葉を思い出した事で

改めて絆が深まったのか

ゼーリエ『フリーレンの入れ知恵だな?』

『私は有望な魔法使いを見逃すほど馬鹿じゃない

『………合格だ

フリーレンの言葉通り合格

人間の命は短い

彼女は前のフリーレンと違いそれを良く解かっている

だから意地を曲げてでも認めたんでしょうか

ゼーリエ『次!!

強い声が悔しそうにも聞こえます

いつもフリーレン、フランメにはしてやられる

小憎らしい弟子ですね

一級魔法使いフェルン誕生へ

これで北部高原が通行可能

高額な船に乗らずに済みます

それが目的でしたが、特権「好きな魔法を一つプレゼント」という余禄も

果たしてフェルンが欲しがる魔法とは?

デザート出し放題の魔法かな?

次回、 第28話「また会ったときはずかしいからね【最終回】」

最終回のヒンメルもイケメンだろう?

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葬送のフリーレン 感想 2023年10月

葬送のフリーレン 第1話「旅立ちの章(全4話)」
葬送のフリーレン 第1話「冒険の終わり」
葬送のフリーレン 第2話「別に魔法じゃなくたって…」
葬送のフリーレン 第3話「人を殺す魔法」
葬送のフリーレン 第4話「魂の眠る地」
葬送のフリーレン 第5話「死者の幻影」
葬送のフリーレン 第6話「村の英雄」
葬送のフリーレン 第7話「おとぎ話のようなもの」
葬送のフリーレン 第8話「葬送のフリーレン」
葬送のフリーレン 第9話「断頭台のアウラ」
葬送のフリーレン 第10話「強い魔法使い」
葬送のフリーレン 第11話「北側諸国の冬」
葬送のフリーレン 第12話「本物の勇者」
葬送のフリーレン 第13話「同族嫌悪」
葬送のフリーレン 第14話「若者の特権」
葬送のフリーレン 第15話「厄介事の匂い」
葬送のフリーレン 第16話「長寿友達」

葬送のフリーレン 第17話「じゃあ元気で」
葬送のフリーレン 第18話「一級魔法使い選抜試験」
葬送のフリーレン 第19話「入念な計画」
葬送のフリーレン 第20話「必要な殺し」
葬送のフリーレン 第21話「魔法の世界」
葬送のフリーレン 第22話「次からは敵同士」
葬送のフリーレン 第23話「迷宮攻略」
葬送のフリーレン 第24話「完璧な複製体」
葬送のフリーレン 第25話「致命的な隙」
葬送のフリーレン 第26話「魔法の高み」
葬送のフリーレン 第27話「人間の時代」

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